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第十七話 判断と責任
翌日。
jp「あっ…」
tt「あ…」
朝、俺とttは靴箱で顔を合わせる。
tt「jp、おは…」
jp「っ…」
俺はつい気まずくなって、ttを無視して教室に向かってしまった。
教室に行くと、svさん、noにい(+yaくん)の姿があった。
jp「おはよっ!」
sv「おお、jpさんおはよ」
no「おはようございます」
2人は挨拶を返してくれる。
すると、
tt「みんな、おはよ」
たっつんもそこにやってくる。
sv「おはよ〜」
no「おはようございます」
jp「…」
しかし俺はやはり挨拶も返さず、ただぷいと視線を逸らしてしまう。
tt「…」
ttはそんな俺を一瞬冷たい瞳で一瞥した後、すぐいつもの明るい笑みを作って2人と話し始める。
…気まずい。
その一言に限る朝だった。
・・・
それから昼休みになり、いつもならみんなでお昼を食べる時間。
しかし今日は、
tt「ごめ〜ん、俺ちょっと用事あるからみんなで食べといて〜!」
sv「おっけ〜!」
no「わかりました」
ttが俺に気を遣ってなのか、それとも単にtt自身も気まずいからなのか、そう言って教室から出て行ってしまった。
俺たちは3人でお昼を食べる。
すると、唐突にnoにいから、
no「…ttさんと喧嘩してます?」
と尋ねられた。
jp「っ!」
やばい…バレてた。
sv「正直俺も思った。なんか2人、今日ぎこちないっていうか…お互いちょっと避けてる雰囲気あったよね」
jp「そう、かな…」
no「…ttさんと何かありました?」
jp「…」
正直誰かに相談したい気持ちはあった。
けど…ゆーれいのことについて知らないsvさんがいる以上、ここで話すことはできない。
jp「…いや、大丈夫。気にしないで」
俺はそう返す。
けれど、
jp「…noにい」
俺はnoにいに耳打ちする。
jp「あとでちょっと話いい?」
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蝶姫 🦋⛩
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no「!」
noにいはこくりと頷く。
sv「?」
svさんは不思議そうに俺たちのことを見ていたが、特に触れはしなかった。
その後は3人でいつも通りたわいのない話をして、お昼を過ごすのだった。
・・・
放課後。
no「それで、話ってなんですか?」
俺とnoにいは2人…いや、プラスyaくんもいるため3人で教室に残っていた。
ya「お前らが喧嘩してるのに関係ある話?」
jp「まあそんなとこ」
…当たり前のようにいるyaくんのことは一旦気にしないこととして、俺は話を始める。
jp「実は…ttと昨日ちょっと揉めちゃって」
no「ほお?」
jp「実は忘失川に女の子のゆーれいがいるんだけど…」
俺はこれまでの経緯を話す。
no「なるほど…。それでお二人の考えが対立してしまって今ギクシャクしていると」
jp「うん…」
no「その…話を聞いていて一つ気になったことがあったんですけど…」
jp「ん?」
no「yaくんはなんで悪霊化してないんですかね?」
noにいは隣にいるyaくんを指さしながらそう言う。
ya「え、だって未練ないもん」
するとyaくんがケロッとした顔でそう言った。
jp「え、そうなの?じゃあなんで成仏してないの?」
ya「だって現世の方が楽しいじゃん」
jp「そんな理由!?」
…でも、そっか。
未練がなければこの世に留まってても大丈夫ってことなのか。
jp「…rnのこと、諦めた方がいいのかな?ttの言う通り…未練があったとしても成仏させるべきなのかな…?」
no「…これはあくまで僕の意見なんですけど」
noにいがふと口を開く。
no「理屈ではttさんの方が正しい判断ではありますよね。その方がそのrnさんの悪霊化も防げますし」
noにいの言葉に俺はつい俯いてしまう。
no「でも」
jp「っ…?」
no「人間って、時には理屈じゃ説明つかないような判断をすることだってありますよね。それがうまくいくこともあれば、失敗してしまうこともある」
jp「…」
no「僕、思うんです。たとえうまくいかなかったとしても、自分のその判断にちゃんと責任を持っているのなら、それでいいんじゃないでしょうか。…jpさんは、どうしたいんですか?」
jp「え、俺?」
no「はい、決めるのはあなたです。あなたが自分の判断に責任を持てるなら僕はあなたの判断に反対はしません」
jp「…俺は」
俺は記憶を失ってしまった、rnのあの悲しげな瞳を思い出す。
俺は…!
jp「rnの記憶、取り戻してあげたい!!」
no「…jpさんならそう言うと思ってました(ニコッ)」
noにいはにこりと微笑む。
no「じゃあまずはttさんと仲直りしないとですね。明日ちゃんとttさんと話してみてはどうですか?」
jp「うん!そうする。ありがとね、noにい!」
no「いえいえ!」
jp「それじゃあ!」
そうして俺はnoにいに別れを告げる。
明日ttとちゃんと話そう。
そう心に決めたのだった。
・・・
no「…もう出てきてもいいんじゃないですか?」
jpが教室から出て行ったあと、noはそう言った。
tt「…」
すると廊下から教室内にttが入ってきた。
tt「気づいてたん?」
no「はい。人影が見えてたので」
tt「まじか」
たっつんは苦笑する。
no「…jpさんの言葉、聞きました?」
tt「…」
no「…明日ちゃんと話、聞いてあげてくださいね」
tt「…うん」
続く
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