コメント
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らいむ様の作品を読んで率直な意見を言いますね。 ( '-' )スゥゥゥ↑ 自分もpnrd描きたくなってきた!!ありがとうございました(?)
※注意※
この小説は、純度100%の私の妄想で出来たnmmnです。ご本人様には一切関係ありません。
ご本人様はもちろん、その周辺の方々やnmmnが苦手な方の目にも入らないよう、配慮をお願いします。
私の癖を詰め込んだので、誰かの地雷の上で踊り狂っているかもしれません。それぞれで自衛をするようにしてください。
読後の誹謗中傷等は受け付けておりません。チクチク言葉が届くと泣きます。
その他、BL要素(🍤×🟦🧣)あります。
サラサラの髪の毛、黒縁メガネの向こうで光る青い瞳。そして、顔の半分を覆う真っ黒なマスク。
「……それ、外さないの?」
リアルで会うらっだぁは、いつもマスク姿だ。
俺達が遊ぶときはほとんどネット上でだし、ちゃんと顔を合わせて遊ぶことはかなり少ない。それでも違和感を抱くぐらい、らっだぁは頑なにマスクを外そうとしないのだ。
いつも昼過ぎに集まっては晩飯前に解散するし、ちょっとしたものを食べるときでさえマスクの下に手を入れて咀嚼する。俺はマスクが苦手ですぐ外したくなっちゃうから、何があってもずーっと付けてられるらっだぁが不思議で堪らない。
それに……俺は、もっとらっだぁの笑ってるところ見たいし。マスク無しのらっだぁなんて、絶対可愛いに決まってる。そんな劇物見ちゃったら、もうメロメロに惚れ直しちゃうかも。
等の本人であるらっだぁは、俺に尋ねられてはまたマスクを引き上げて、少し目を泳がせた。
「あー……まぁ、気持ち的に?」
「俺は気にしないよ?お前がとんでもないタラコ唇とかでも」
「はぁー?そんなんじゃ、ねぇし、?」
強がったらっだぁの声は、どんどん尻すぼみになっていく。まぁ、コンプレックスなら別に詮索はしないが……やっぱり俺も人間だから、気になりはするもんで。
「1回外してみてくれない?」
「いーー………や、だ」
「なぁんでよ!減るもんじゃないしさぁ1回ぐらいいいじゃんか」
「イヤったらイヤ!」
「おーねーがーいー!」
駄々をこね続けること、数分。やっとらっだぁが折れて、大きくため息をついた。
「いーけど、絶対笑わないでよ?」
「笑わないって、俺がそんな人間に見える?」
「否定は出来ん」
「え?……まぁ、いいけど。ここじゃ立ち止まれないし、あっちの方行こう」
ここは、どうにも人通りが多い。立ち止まったりしちゃったら、迷惑になるだろう。
らっだぁの手を引いて、通りから少し外れた人気のない場所に移動する。壁と俺でらっだぁを挟み、逃げ場を無くしてしまえば、らっだぁはうざったらしそうに眉を顰めた。
真っ白な指が、マスクの紐にかかる。意外と躊躇うことなく、らっだぁはサッとマスクを外した。
「 ……はい、もう満足?」
不満げな言葉が、薄い桃色の唇から零れ落ちる。真っ白な肌は心なしか紅く染まっていて、さながら白桃のようだ。マスクをしているときは気付かなかったが、こうやって全体を見てみると、目がおっきくて年齢よりずっと幼く見える。
なんだ、可愛い顔じゃないか。確かに周りと比べれば童顔ではあるが……マスクが外せないぐらい気にするほどではない。
「えっ、可愛い!別に隠さなくてもいいんじゃ──」
「あーもう!それだって、それ!!」
励まそうとそう言った俺を、らっだぁが遮った。みるみる内に真っ赤になった顔を隠すように、下げていたマスクを付け直す。
「みんなしてさぁ、俺の顔見て可愛い可愛いってさぁ!んだよ可愛いって、そういうのは女の子に言ってあげてよ……俺だって男だぞ?可愛いより、もっと別のこと言ってくれたらいいのに」
「……可愛いのがヤダとか、その顔で言ってももっと可愛く見えるだけだぞ」
「そういうとこだよ!!」
地団駄を踏みそうな勢いでプリプリ怒るらっだぁ。見れば見るほど仕草が子供っぽくて、こりゃ色んなところで可愛いって言われるもんだと、少し納得する。
同時に、俺以外の人にもそんなこと言われてるんだ、と意味の分からない嫉妬心が芽生えた。少し、気分が沈む。
「もういいでしょ?ほら、行くよ」
「あっ、待って!」
表通りに出ようとするらっだぁの手を引いて、こちらに引き寄せる。急に接近した距離にドギマギしながらも、困惑するらっだぁに向き合った。
俺は、軽く抵抗するらっだぁの手を掻い潜って、半ば無理矢理マスクを外した。
「ン、ちょっと」
「いーじゃん、俺の前では外しててよ」
「……でも、」
「意外とみんな、外見なんて気にしてないし、可愛くていいなーって絶対羨ましがってるよ。凄く綺麗だもん。それに、可愛いって褒め言葉じゃん。たくさん褒められるんなら、外した方がなんか得じゃない?」
「うぅ゙……まぁ、確かに?」
俺の腕を掴む手から、少し力が抜けた。青色の宝石がこちらをチラリと見ては、またそっぽを向く。こういうちょっとした仕草まで可愛いから、ほんとらっだぁはずるい。
「なんでぺいんとは、コレ外してて欲しいの?みんな気にしてないんなら、付けてても一緒じゃんか」
た、確かに。
らっだぁに言えるような、ロクな理由じゃない。好きな子の顔を眺めてたい、という、どう考えても気持ち悪く思われる理由だ。
言いたくない。伝えるにしても、もうちょっと時と場所を変えてからがいい。
「あーー、……、、………それ、今、じゃないと、ダメですか」
「ダメ」
「グッ……」
キッパリそう言われて、喉の奥から変な声が出た。
言いたくないったら言いたくない、だけのこうなったらっだぁは俺から答えが返ってこないと満足しないだろう。
顔が熱い。もはや、火でも付いてんじゃないかってぐらい。急に目を合わせられなくなって、視線がふらふら宙を泳いだ。
は、恥ずかしい。マンガみたいに、今にも発火してしまいそうだ。
そんな俺を射抜くのは、キラリと光る大きな瞳。俺より少し高い位置にあるのに、なんだか子供に見つめられているようで不思議だ。
その目を見ていると、ゆっくりゆっくりだが口が動くようになってきた。何回か空振ってから、俺はやっと声を出す。
「あの、ほんと、好きだから。らっだぁが、笑ってるとこ、もっと、見たく、て」
「ぇエ゙ッ……?」
ガチガチに緊張しながらそう言うと、らっだぁは、ぱしんと自分の口を押さえた。その向こうから、聞いたこともないような声が溢れる。
絵に描いたような、綺麗な絶句。きっと、ドン引きしていることだろう。
「はは、ビックリした?気持ち悪い、よね。うそうそ、冗談だよ。ごめんね」
慌てて取り繕うが、悲しくて恥ずかしくて視界がじんわり滲んでいく。ここで泣くわけにはいかないと、必死に止めようとするが、あえなく決壊した。
溢れた涙が止まらない。頬を伝って顎から落ちて、ぼろぼろ雫になって地面にシミを残す。俺は、 両手で顔を隠して、靴と目が合うぐらい深く俯いた。
あぁ、あぁ、情けない。きっと今の俺、ひっどい顔してる。こんなの、らっだぁには見せられない。
「ね、ぺんちゃん。お顔見せて」
「……、む、り、……、、みせらんない、」
「いいからいいから!ぐちゃぐちゃでもいいよ、俺は気にしないし」
らっだぁは中腰になって、俺の顔を覗き込んだ。顔を覆う手を取って、両手で優しく包み込む。
憐れまれてるのか知らないが、らっだぁがやけに優しい。声も柔らかいし、いつも冷たい手もあたたかい。逆に不安になって、恐る恐る顔を上げた。
俺を見るらっだぁの目は、はっとするほど甘くて、今にもとろけて溶けてしまいそうだった。パチリと視線が交差して、らっだぁの素顔がよく見えた。少し恥ずかしくなって、また俯く。
らっだぁは、俺の手をぎゅっと握って、思い出したように笑い出した。
「ぁ、ははっ、そうかぁ………、好き、かぁ。いいねぇ、青くて」
「……、なに?」
「んー、いや、なんでもない」
らっだぁは、本当になんでもないように口を開いた。
「お前が笑ってるところ、俺も見たいんだけど。ほら、……好き、だから?」
「……、は?」
あまりにも驚いたせいで、涙がピタリと止まる。勢いよく顔を上げると、らっだぁは少し小恥ずかしそうに笑った。
握られた手が、らっだぁの頬に移動する。 俺の手のひらに、ふわふわで触り心地のよい頬が触れた。上目遣いに覗いた瞳が、数回瞬きをしてからゆっくり閉じられる。
「好き、だよ。もっと早く言えばよかったね。泣かせたくなんか、なかったのに」
「え、ッ、えっ?」
「んふふ、かーわいぃ。照れちゃってんだ、先に言ってきたのはぺんちゃんなんだから……俺より、照れないでよ」
みるみる内に紅潮する頬。恥ずかしさからか潤んだ瞳が、クシャリと細められた。
「ははっ、あっつ……あーはずかしっ」
「えええちょっとまって!?ほっ、ほんとなの?」
「本気も本気よ。何回も言わせないで、恥ずか死ぬ」
「へぇえ、、……え、あ、ありがとう 」
「んねー、変なリアクションすんのやめて!」
曖昧な返事にさらに照れは加速して、らっだぁは耳元まで真っ赤になる。もう今すぐハグしてあげたいぐらい可愛いが、そんなことしたららっだぁから火が出てしまいそうだ。
少し残念だが、今はこのぐらいに抑えておこう。俺は、らっだぁの手を取って、手の甲にキスを落とす。
「これで許して、くれる?」
らっだぁは、もう訳がわかんなくなって言葉も出ないらしい。しどろもどろになって、乾いた笑いを零しながら俺から目を逸らした。
はくはく口を動かすらっだぁが可愛くて仕方がない。マスクの下でもいっつもこんな感じだったのかな。 そうだったのなら、隠すなんて本当にもったいない。
だって、こんなに可愛くて、綺麗で、ほんとに素敵な人なんだから。
pnrdもっと増えろー!!自分のやつ読むだけじゃ満足出来ねぇんだー!!
確かに、2人の性格的にパッと見rdpnのほうがありそうなので、そっちの方があるのはしょうがないんですけどね。私は可愛い🍤さんにデレデレされてる🟦🧣さんが見たいんです……。