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広い空間に出ると、そこにはたくさんのポンプに繋がれた大きなタンクがあり、その中には地球から吸いとったと考えられるエネルギーが入っていた。
そして、その大きなタンクの周りにも、小さなタンクがあり、そのタンクの中には目を疑うようなものが入っていた。
それはなんとたくさんの管に繋がれた、人のようなものが入っていたのだった。
私たちがその光景に目を疑っていると、宇宙人らしき者たちの声が聞こえてきた。
「もう少しで完成するな。」
「これが完成したらこの地球は俺たちの物だな。」
「それにしてもカグヤ星人様たちは恐ろしいことを考えられるな。地球人を洗脳し奴隷にしようなどと」
「ああそれに、もし洗脳が解けて地球人に反撃されても、恐怖で支配出来るように人造人間を作り出すとは」
「そして地球人を洗脳する時は、花火?と呼ばれる物に似せてビームを打ち上げるらしい」
「なぜそんな面倒なことをするんだ?」
「なぜってそれは地球人を油断させるためだ、地球人は花火や祭り?と呼ばれるものが好きらしいからな」
「本当にカグヤ星人様は、恐ろしいことを考えられるな。」
私たちはこの会話を聞いて、思わず耳を疑った。
そして、この事実をすぐに伝えないとと思い動こうとした次の瞬間、近くの機械にぶつかってしまい、警報がなってしまった。
私たちは不味いと思い、全力で逃げることにした。
だが、逃げる途中で攻撃を受けてしまい、
快斗と佳奈が怪我をしてしまった。
私はすぐに助けに行こうとしたが、
「来るな!そのまま逃げろ!必ず追い付く!」
「うちらは大丈夫だから!」
と言って怪我をした状態で宇宙人たちを足止めしようとしていた。
私はその姿を見て逃げるのを躊躇してしまった。
すると躊躇している私の姿を琥珀と渚が見て、
「瑠翔!2人に任せて行こう!」
「あいつらならきっと大丈夫だ!」
「仲間ならあいつらを信じろよ!」
と言ってくれた。
それを聞いた私は、腹を括り、
「分かった!絶対に助けに来るから!」
と佳奈と快斗に伝えた。
それを聞いた2人は、私たちに聞こえるように、
「待ってる!」
「これ以上先には行かせない!」
と言ってくれた。
だから、私たちは全力で逃げることにした。
だが、私たちが逃げきった後快斗と佳奈があんなことをされているとは知るよしもなかった。
そして私は後悔をした。