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第2種目…握力
計測のため移動の際に、右手のみ筋繊維の破壊と再生をバレないよう行った。実験は成功した。
「ぐ!…ふっ、ぅ゙…っ!!!」
ただ、破壊は痛いなんてものじゃない。
下を向き、歯を食いしばりながら、
なおかつ、ただ体育館に向かってます…のフリをしながら、僕の右手に再生を施した。
少し距離を開けながら、チラチラ見てくるかっちゃんの顔は心配そのものだった。
第3種目…立ち幅とび
クラスメイトの握力計測を待っている間に両足の筋繊維破壊と再生を始めた。
「ぅ゙ぐ…ぅ゙、ふ…ぅ゙…ぅ゙ぅ゙…」
実際に握力を計測して分かった事だが、
1回程度の筋繊維破壊では個性把握テストの評価にあまり意味がない。
少なくとも複数回、可能なら10回以上が必要だ。
この握力計測で待っている間に4回の筋繊維破壊をした。
小刻みに震えながら、痛みと戦っていた。