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春、涼しい風が飛び回る中には美しい桜が宙を舞っているその下に1人の少女がいた
桜「…」
皆、思っているだろう
と
◯×学校
ここは◯×学校、治安が悪い学校、本当にクズしかいない
××「やーいやーい」
◯◯「やめてよ…」
桜「ちょっと?××やめときなよ」
××「テメェが口出しすんな!オラ!」
桜「痛っ!」
××「ただの弱虫が何言ってんだほんと」
弱虫…その言葉が私を燃やしたと同時に納得もしてしまう自分も嫌になってしまった
けどそんな私の元にいつか、あらわれたんだ
桜「◯◯、大丈夫?」
◯◯「は?話しかけんなよゴミが」
は?と言いたいのはこっちたすけたのになんで私がゴミなんだ
今日も私は1人で桜の木の下で今日のことを思い出していた
思い出すたびに怒りがこみあがり何度も桜の木を叩いていた
???「どうした?」
そこに現れたのは青いバラを身につけている女だった
信用なんてものはその時の私にはなかった
だからこの女も私を見下ろしてるようにしか見えなかった弱肉強食の世の中で信じられるものなんて何もないと思っていた
???「何かあった?」
桜「何も知らない人が話しかけてくるな」
ブルーローズ「まぁいいじゃん♪私はブルーローズ、あなたは?」
本当は最初信頼なんてしていなかった
けれどその人だけは一度冷たくしたら全てが消える気がした
桜「桜、桜井桜」
ブルーローズ「桜ねー!いい名前だね!」
桜「あっそう」
やっぱり信用したりなんてできないから冷たい態度をとっていた
ブルーローズ「実は…」
桜「へ〜私もこういうことがあって」
お互いに話し合っているうちにいつも同じ時間に会い、いつもつまらないようなただの会話をしていた
学校
先生「今日は転校生が来ます」
これで私の格下が来ると思って喜んでいた
が
ブルーローズ「どうもブルーローズです!青葉でもブルーでもどんな呼び方でもいいよ〜このクラスに段々と馴染めたらいいと思ってます♪よろしくね!」
格下どころか同じだと思っていた存在が来た
ブルーローズは性格も良いし頭も良さそうだし綺麗だしきっとモテると思っていた
その時はこの学校は治安の悪い学校なのに恋愛ができるようになってると思うとムカついた
××「ブルーローズちゃんだっけ?俺と放課後遊ばない?」
ブルーローズ「何で?」
教室に入って来た時と違う声や視線や圧に私を含め皆驚いた
××「なんでそんな冷たいんだよ〜良いじゃないか?」
ブルーローズ「何の話?あなたと放課後遊んで何のメリットがあるの?少なくとも気が合わないような奴とは喋りたくもないからどこかに行ってよ」
××「そんな悲しいこと…」
桜「ブルーローズちゃんの言う通りだと思うよ…」
私は頑張って声を張り上げた
××「なんだテメェ!!」
××が殴りかかろうとしてきた
私はぐっと目を閉じたが痛みを感じない
目を開けてみると前にはブルーローズがいた
ブルーローズ「その子は関係ないでしょ?何でも暴力で解決しようとするからみんなから嫌われるんだよ」
××「ふざけるな!!」
ブルーローズ「ふざけてるのはそっちでしょ!」
2人が揉み合ってる隙に私は勇気を出して××を蹴り倒した
××「いってぇ!何すんだ!!」
私はそのまま無言を通したそして昇降口まで足で引きずり校庭にぶん投げた
そのまま教室に戻って来たらブルーローズが笑ってこっちを見ていた
ブルーローズ「ありがとう!」
なぜかそれからいろんな奴が私とブルーローズに寄ってくるその度に私は蹴りをかました
5年後の春、いつも通り木の下で話してた
しかし、今日のブルーローズは真剣な顔をしていた
ブルーローズ「実はね、私幻って言われてるんだ、神を超える幻」
桜「そうなの?」
ブルーローズ「そうだよ」
ブルーローズの言うことだけは何がなんだろうと信じられた
ブルーローズ「それでさ…私の前に神の閉丘光っていうところに行かせないボスなどが4人欲しいところであって…桜に任せられないかなって…まぁ流石に無理だよね笑ごめんごめん」
桜「いや…大丈夫!うん」
ブルーローズ「本当に?」
それから私は細木の森を守る神となった
細木の森は静かで良い場所だった
そこに現れたのは幻を見るために来た奴らだった
負けたのが悔しかった
ブルーローズを守れたかは私にはわからない
ただ、自分が負けたのが悔しくて、悲しかった
どうなったかはわからない
どうか生きてて
ブルーローズいや…