テラーノベル
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キャラ編、前編。スタート。
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
…ここは。
…あぁ、新しくゲームが”生成”されたのか。
はぁ..面倒くさいけど私のやるべきことは”従う”ことだし…
頑張らないとな。
♪♪♫〜♫♪〜
いつものことだった。
この音楽が流れてきたらいつも通り笑顔を作って、
「学園」を目立たせるような雰囲気を出さなきゃいけない。
こんなの慣れたことだ。
ピコンッ♪
…あ、早速スタート押したな。
最初はプロフィールだから…
頼むから変な格好にしないでよ…?
ブルー・ライト「ん…?」
目覚めると、もうすでにプロフィールは完成していた。
ブルー・ライト「あれ…名前も決まってたんだ。」
”ブルー・ライト”ねぇ…なんとも微妙な名前。
ピコンッ♪
あ。決定されちゃった。
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
ブルー・ライト「(私はただ操作通りに動くだけ…)」
私は、腕やら足やら背中やらに生えている赤い糸に
操られて動いてる。それについては何も思わない。
まぁ、動かずに勝手にやってくれるからこっちからしたら楽なんだけどね。
ブルー・ライト「(いつもなら学力とか家庭とかレベル上げる前に探索するはずなんだけどなぁ…)」
でも、この人(プレイヤー)は違った。
先に探索しようとせず、
〇〇レベルを上げる、を目標に取り組んでいたのだ。
ブルー・ライト「(マジかぁっ…)」
今までのプレイヤーは先に探索なため、
体的にも負担がかからないのだが..。
いきなりレベルを上げられると体力の消耗が…激しい。
なるべくレベルは上げないでくれ..!!
…と、思っていたが
空に映る画面にプレイヤーとプレイヤーのお母さんらしき
人物が。
あ..これはもしや…
ブツッ.
…やっぱりか。ゲームがシャットダウンされた。
ブルー・ライト「落ちてる間は自由に動けるから楽なんだよな…
今のうちに休憩しようか」
と、思ってたまたまそこにあったベンチに腰を掛けた。
ふぅ…と一息ついたところ、私はある人が目に入った。
”愛影マナ”だ。
愛影マナは、前のゲームでもそうだったけどお邪魔キャラ。
主人公の邪魔しかしてこず、なかなか戸惑っていたプレイヤーも
そう多くはなかったはず…だったかな。
愛陰マナは..そうだね..1言いうと
「マウントお嬢様」。かな
いっっっっっつも底辺な私等に向かって
「私最近〜〜〜〜」「何それwwダッサww私は〜〜〜」って
ガチでうざいやつ。
ブルー・ライト「(あんま関わりたくないしあっち行こ…)」
と、思っていたその瞬間。
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
マナ「あっれれ〜?ww見てwww新入生www」
モブ「本当だwwあの服ダッサww」
うげぇ…なんでこんな時に…
ブルー・ライト「え…あぁ…」
マナ「ほんっと、あんたダサいわよねー!w
まだそんな制服着てるの?wうちはもうお嬢様の服
を購入して着てるんだけどww」
モブ「あたしでさえ有名な服なのにwwダッサww」
ブルー・ライト「いや…まだ始めたばっかなので…」
マナ「は?知らねぇよ。学ポケの存在乱さないでくれる?」
モブ「マジそれなー。きっしょ。どっか行ってくんない?」
お前らが呼んだんだろ…
マナ「明日までにレベル☆5まで上げてあったら…許してあげるけど?w」
モブ「ほんとそれな!wあ、ついでにコンプリートもね〜w」
と、言われ持っているジュースを投げられた。
ブルー・ライト「(うっわビショビショ…着替えなきゃ駄目じゃん面倒..)」
そう思って更衣室に行くと…
ブルー・ライト「…」
え..なにこれ…
ロッカー荒らされてるんだけど…
落書きだらけだし..服ズタボロ..。
ブルー・ライト「またアイツらの仕業か…?」
うっわぁ…だとしたら最悪だな…
着替えられないからそのままびしょ濡れなんだけど…
これどうしよ…
ブルー・ライト「だからって服新しく買っちゃうとプレイヤーが疑問に思っ ちゃうしなぁ…」
うん、これは諦めよう☆
ブルー・ライト「確か..屋上が一番日当たりがいいんだっけ」
もうこれは乾かすしかない…体操服が無い(ズタボロ)以上、
他に手段なんてねぇ…。
ブルー・ライト「(ってかマナにこーやってされんの初めてだな…)」
今までならOFFは普通に優しいキャラだったのに…
疲れてんのか、マナも。
そう思って私はテレポートで屋上まで行った。
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
ブルー・ライト「人が少なくて助かった…」
そもそも屋上ってそんな人気無いのか…?
人が全く居ない..まぁ確かに屋上よりかは
庭の方が綺麗な気もするが…
ま、いっか。
マナ「あっれれ〜〜?wwさっきのド底辺さんwww」
ブルー・ライト「(うッッッッッわ最悪なパターン…)」
モブ「え、あれがマナの言ってたド底辺?」
マナ「そうだよw」
モブ「想像よりはるかに底辺だったわwてか初心者?まさかww」
モブ「プレイヤー運無いなぁwwwざっこwwww」
ブルー・ライト「..うるっせー…」
マナ「は?今なんて…」
ブルー・ライト「あっ…」
モブ「は?今うるさいって…?」
モブ「お嬢様のマナにそんなこと言うの!?」
モブ「うっわ、最低!!」
モブは 持っていた コ゚ミを ライトに 投げつけた!
ブルー・ライト「ったぁ!!」
え、何結構痛いんだけど…
石でも入ってるのかってくらい痛いんですが..。
モブ「うっわぁwwゴミめちゃくちゃ似合うんだけどww」
マナ「もっと投げちゃっていいよ♡」
♡つけんなキモい…
モブ「え!じゃ鉄パイプ持ってくるね!」
マナ「ありがとー!♡」
ブルー・ライト「…は?」
いや待て待て待て待て待て待て
今鉄パイプって言った?
モブ「じゃ、それまでそこら辺の石投げとくかw」
ブルー・ライト「え、いやちょ待っt((」
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
ちょ…死ぬ…ガチで…死ぬて…
体痛いし…そろそろ精神的にも疲れてきた..。
ブルー・ライト「っていうか…なんでそんな事するんですか!?」
モブ「決まってんじゃんwマナに対しての言葉遣いだよ」
ブルー・ライト「え..。私なんか言いました?」
モブ「そんなのマナに聞いてみたら?w((石投」
ブルー・ライト「ッッ..!!…….マナさん…」
震える声を絞りきって話さないと…
ブルー・ライト「…私…何か…しました..?」
マナ「・・・」
マナの返答は…
マナ「何言ってるの..グスッ..クズって…言ったじゃん…ヒクッ」
ブルー・ライト「え…?」
私そんな事言ってないよ..?てか
言った覚えないし..!!
モブ「( ´Д`)=3…やっぱり。だからマナが悲しんでると…思ったんだよ!!」
ブルー・ライト「ッッあ”!!??」
後ろに誰かいるの気づかなかった…!!
しかも…これ…鉄パイプで…
殴られ…
ブルー・ライト「(やばい…出血量が…それに意識も…)」
モブ「やばwwいい気味すぎて笑えるwww」
モブ「ナイス!渾身の一撃だったよ!」
モブ「照れるなぁwww」
どこ…が…照れるんだよ…
こちとら…怪我…してんだよ…
ブルー・ライト「(やば…ガチで..あたま…まわんない…)」
_気づいた頃には気絶していた。_
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
ブルー・ライト「ハッ…!!」
ここは..?…保健室か。
誰かが運んでくれたのかな….?
にしても誰だろ…初対面だし…
先生「あら、目覚めたようね」
ブルー・ライト「先生…」
先生「もう、貴方ったら屋上で血まみれで怪我してたんだから…何があったの?」
…これは正直に言うべきか…
いや、でもここで言っとかないと自分の将来が…
先生「あら…持ち場につく時間ね」
先生「ごめんなさい、話はまた後で聞かせてくれる?」
タイミング悪かったか…
ブルー・ライト「分かりました…」
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
…あ、またプレイヤーさん…
…そうだ!プレイヤーに気づいて貰えば…何かあるかもしれない
バグを使いながらヒント出してこっかな…
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
(数時間後)
ブルー・ライト「(あ、待って..!!)」
ブツンッ..
ブルー・ライト「…」
あぁ…行っちゃった。
…気づいてくれなかったか。
やっぱサイン出しても無意味..なのかな。
「〜〜!!ww〜〜〜」
「〜〜〜!!〜〜〜」
「〜〜〜!ww!!〜〜?!」
…。
またあの人達か…
まだ…まだ大丈夫…これくらいなら…まだ…
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
マナ「よいしょっと…ww」
ザッッッパァァアアアアアン🌊
ブルー・ライト「…」
モブ「キッショww全身泥だらけじゃんww」
モブ「それな!うちらが綺麗にしてあげるよww」
そう言って、モブらは数本のモップを持って、
私を”きれいに”してきた。
ゴンッ!!ガンッ!!ドンッ!!の3コンボの繰り返し。
ブルー・ライト「ッッッ…」
私は「痛いけど我慢」の繰り返し。
モブ「ちょーwそれ綺麗にしてるんじゃなくて殴ってるんじゃないのー?w」
モブ「あちゃ〜w私としたことが殴っちゃったよww」
マナ「もー!変わって!私がやるから!W」
マナに交代した瞬間…
ブルー・ライト「カハッ…!!?」
背中を思いっきり叩かれた。
図で言うと..。
こんな感じ。
(画力無ぇ by主)
ブルー・ライト「(いや普通に背骨ゴキッって行ったぞ死ぬよ??)」
てか普通に…痛い…
モブ「わ!さっすがマナ!一気に”きれいに”なったよ!w」
モブ「よかったじゃん底辺さんww”きれいに”してもらえてww」
マナ「wwやっぱお掃除が一番だからねwwじゃww」
ブルー・ライト「…」
なんとか…意識は大丈夫…か…。
もう一回保健室行かないと…
ブルー・ライト「い”ッッッッッ!!!..た..」
立ち上がれない…痛すぎる…
そりゃ何度も殴られたし体力レベルもまだ☆1…
体力ないよ…
と、思っていた所。
あ…(絶望)
え…てかこの状態でまた操られないと行けないの?
え、ちょ待ってもう赤い糸g
ゴキッバキバキッメギャッゴキ…
ブルー・ライト「(….痛い…)」
無理矢理動かさないで…折れる…
てか折れてるんじゃね…
お願いだから激しい動きはしないで…これ以上は
本当に壊れちゃう…ッッ
…ん?
プレイヤーが..疑問な表情してる…!!
お願い!!気づいて!!私が…私は…
虐められている事…。
だが私の思っていることなんて相手に届かず、
プレイヤーはそのまま「続ける」を押してしまった。
ブルー・ライト「え….」
気づいて…もらえ…なかった…
ブルー・ライト「…。」
私は何故か、絶望のどん底にいる気しかしなかった。
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
それからはというと…。
たびたびプレイヤーが抜けたり入ったりするので、
その間に色々なにかされます…
例を上げると、
「上靴をボロボロにさせる」
「殴られる、蹴られる」
「水をかけられる、ゴミ扱いされる」
「落書き、嘲笑い」
など…他にもいっぱいある
そんな色々なことを…される。
されるのに…
プレイヤーはまったく気づいてくれない…。
どうして?こんなにも傷だらけで
ヒントも出しているのに。
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
(心□□か)
感情って何だろう?
友達って何だろう?
愛情って何だろう?
信頼って何だろう?
不思議な事ばっかり、あたまをよぎる。
精神が崩壊しかけてるのかもしれないね。
私はただ”従われる”運命だったのかもね。
息遣いが荒くなる
思い出したらこわくなる
みんながわたしのこと嗤ってる
だれもたすけてはくれない
絶望というどんぞこにつきおとされる
なぐって
けって
もやされて
きられて
わらわれて
しっぱいさく?
だぁれもきづいてくれな□
わたしは□んな□がんばって□のに
□に□いのに□ね□い
わたしは
私は….
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
…あ、
いつの間にかプレイヤーが終わろうとしてる
…はぁ…じゃあいつも通り…やられに…
プレイヤー「…ブルー・ライトちゃん…ごめんね、ゲーム閉じなきゃ。
…本当にごめん」
ブルー・ライト「…え」
気づいて…るの..?
私がいじめられてること…。
ブルー・ライト「…なら..」
最初から助けてよ。
そんな甘い考えを捨てて、私はいつも通り
イジメられにいった。
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
2時間後。
…またプレイヤーがゲーム開いてる。
もしかして…気づいてくれた!?
_
もう精神の限界だった私は、
”プレイヤー”という希望に
賭けるしか無かった。
_
ブルー・ライト「(とりあえず、虐められてる事を伝えないと_)
気づいていない可能性もあるから、
強制テレポート…つまり、ハッキング。
つい最近学力レベルが☆3になったので、
ハッキングもそれなりにできるようになってきた。
ブルー・ライト「(お願い、気づいて…)」
と、思うと、
体が落書きの方に寄ってくる。
ブルー・ライト「(っし!!これなら気づいてくれるはず…!!)」
..。と、思っていたのもつかの間。
急に止まってしまった。
ブルー・ライト「(え…!なんで…?)」
おそらく、プレイヤーに私がいじめられている事を
伝えるために、バグらせすぎて
フリーズしたのだろう。
ブルー・ライト「(いいところまで行ったのに…)」
そう思っていると..
プレイヤー「えっと…とりまこんにちは?」
…!!
話しかけてきてくれた…!!!
私は嬉しさのあまりか、少し話す言葉を戸惑った。(?)
プレイヤー「って、流石に答えるわけないk..」
..。枯れた声を絞りきって…
ブルー・ライト「こんにちは。」
プレイヤー「!!!??」
驚いてくれた…これで…虐められてることを
言えば…。
…と、思ったが。
まずい、バグの処理が追いつかない!!
ブルー・ライト「(くそ…ラグい中…伝えなきゃ…)」
ブルー・ライト「ねぇ…本当に私のこと気づいてなかったの!?」
と、大声を出して言ってみた。が
ブルー・ライト「〜〜〜ッッ!!」
ゲホッゲホッ!!!
まず”っい”…喉が…痛すぎて声が..うまく出せない..
痛い..吐血”っ..す..る…。
せめて…選択肢で答えてもらおう..
ピコンッ♪
プレイヤーが選択した答えは…
「いいえ」。
ブルー・ライト「え…」
それって…気づいてたのに助けなかったってこと…?
…
私はハッキングで、大音量が出るように設定し、
フリーズさせ、強制シャットダウンさせた。
ブルー・ライト「…もういい。」
私は…もう…
コメント
4件
愛影マナちゃぁん?ちょっと体育館裏来てくれますか....?
あれなんか今回めちゃ低クオリティだったんだが....