「 堕ちるまで__。」
おそ松×チョロ松
⚠️ワンクッション⚠️
BL
原作、「おそ松くん」「おそ松さん」
とは全く関係ございません
全て二次創作です
監禁、 死、 暴力、 ヤンデレ等 の描写はありません
それでも見れる方のみ⬇️
1日目___
「チョロ松ぅ〜」
「なんだよ、ちょっと邪魔なんだけど?」
いつもの変わらない日常。
クズでバカでエロいパチンカスの
松野家長男・おそ松は、就活と書かれてある本を読んでいる僕の膝に、頭を置いて気だるそう名前を呼んだ。
またキョーミのないクソみたいなつまらん話をされるのだろう。
「俺さぁ…」
「お前のこと好きなんだよね」
「…へー。」
くだらない嘘をつかれ、
またもや僕は大きなため息をつく。
好きってなんだよ…。
つくならもっとマシな嘘をつけっての。
「あ、その反応…まさかお前信じてないな?」
そう言いながらおそ松は、
僕の膝から起き上がる。
信じてないだと?
信じるもクソもなくない?
「おれ、お前のこと好き。」
「…いや、どういうことだよ。説明しろっての。」
「だーかーーーーら!!恋愛的な意味でお前のこと好きなの!」
「…」
いや
さすがに、、
と思った。
が、彼の目は嘘をついているようには見えなかった。
「な、チョロ松、」
愛しい物を見るかのような目で、僕に少しずつ近ずいてくる
……ゾワッ…
一瞬、ほんの一瞬だけ寒気がした。
「ちょ、、どういう…」
「…」
戸惑っている僕に構わず、
目の前に居る兄がどんどん近づいてくる
ちゅ…
バンッ
唇が重なった時、
反射的におそ松を強く押してしまった
「な、…ッ、なにしてんのお前…っ」
「ッてぇ…。…えぇ?そこまでする必要なくない?お兄ちゃん悲しいよ?」
…
突然のことに力が抜けて体が動かせなかった。
…正直吐き気がする
「俺さぁ、ほんとに好きなんだよ、チョロ松。…知ってた?俺がお前で抜いてること。」
その言葉を聞いた瞬間、
身体中鳥肌が立つ
「…ッ、…きも…ちわるい…」
正直コイツの言ってることが未だに理解できていない。
吐き気がするのは
兄弟だから?
男同士だから?
僕で抜いてた…から?
「…キモイ、ね。そう言うと思ってた。なはは、やっちゃったー」
ハッとなって、
目の前にいる男の顔を見ると
今にも泣きそうで逃げ出していくような、青白い雰囲気を出していた。
顔は笑ってるけど、笑ってないような。
「…ぁ、」
僕は…
「、ごめん……」
人の好きを否定してしまった。
しかも気持ち悪い、と吐き捨て。
まだおそ松は下を向き、少し暗い顔をしている
「……ほんとに、ごめん…。…でも…兄さんを兄弟としてしか、見れないよ」
今出せる精一杯の力で、
腹から声を出す。
僕の「気持ち悪い」という一言でどれほど彼は傷ついただろうか?
男同士、なにより兄弟というのに
弟の僕を好きになった彼は、すっごく…勇気を出したんだと思う
いつもアホみたいに笑って、なにかあってもなんでもないような顔をする兄さんが、
今はどん底にいるような雰囲気を出している
僕のせいで。
「…謝らなくていいよ、チョロ松。お前のその反応がフツウ。だって男だし、兄弟だぜ?恋愛感情持つ俺がイジョーなだけだから。」
ニコッと笑いかけ、一言、「ごめんな」と言って部屋から出ようとする
…おそ松兄さん…
「まっ、て。」
出ていこうとする袖を引っ張り引き止める
「…ん」
「…100日…。」
「は?」
「100日以内に僕の心を少しでも動かせたら…付き合ってあげる」
「…つまり……チョロ松を落とせと?」
「…うん」
「100日以内に?」
「…そう」
「マジ?」
「マジ。」
返事をすると、おそ松は大きく息を吸って
「ッッ!!」
別人になったかのように
雰囲気が変わった
「おいチョロ松!ぜっってぇどん底まで落としてやるから覚悟しとけよ?」
ビシッと僕に指を刺し、
今までにないくらいキラキラな瞳で見つめる
「…やってみろバーカ」
「はあ?バカじゃねぇし!バカじゃねぇし!!このチョロシコ童貞クソシコシコスキー松!」
「童貞もシコもお前もだろうがっ!!」
くだらない言い争いをした後
「ふふ…」
思わず笑みが零れてしまった
「なんだよ、俺の顔見て何笑ってんだよ」
「おそ松兄さんの笑顔が戻ってよかったなって。」
「、、、」
「だって数分前まで死にそうな顔してたんだもん、僕、兄さんにそんな顔して欲しくなかったからさ。…よかった、ホント。」
少し震える声を抑えながら、
兄さんの目を見つめる
「…ち、チョロ松……」
「なに?」
なぜかかなり動揺しているようだ
「…勃った。」
「?」
「みて、俺のおそまつが、、」
そういわれ、おそ松のお粗末をチラッと見てみた
「…ぇえ、……うゎ…」
「いやいやいやいやなんで引いてんのっ!?お前が急に「おそ松兄ちゃんの笑顔大好き!」とか言ってくるからじゃん!???あと1番好きなやつが目の前にいるんだからタッティしないわけないよねぇ」
「大好きとまでは言ってねぇよ…。ほら、はやくトイレで処理してきて。」
「ええ〜?そこは舐めるとこでしょ。」
ガコッ
「ッきもっちわりぃな!!」
そう言って腹の方を思いっきり殴る。
「ぐぇぇ…
ちぇッ…、わーったよ」
拗ねながらも部屋から出ていった。
「……はああ…」
やっちゃった…
100日以内に落としたら付き合う…?
ありえないから。
兄さんのあんな顔なんて見たくなかったから勢いで言ってしまっただけ。
僕はおそ松兄さんをそういう目で見た事がない。
ただの仲の良い兄弟。
これからもバカやって、ふざけて生きていくのだと思ってた。
『 お前のことが好き 』
…どーせこんな言葉も軽いんだろう。
もう一度深いため息をついてから、
僕は少し昼寝をした。
____おそ松視点
目を開ければ、目の前に下からのアングルのチョロ松がいる。
口は若干への字で、瞳はこれでもかってぐらい小さい。そして眉毛は八の字。
別に顔は可愛くないよ?
でもさ、なぁーんか、、、、
好きになっちゃったんだよなあ
もういっそ言っちゃう?
そんな風船よりも軽い気持ちでチョロ松に自分の気持ちを伝えた。
正直軽蔑されたりキモがられることなんて分かっていた。
分かった上で告ったんだ。
…まあ、さすがにちょっとは傷ついたけど
だって吐きそうな顔で「気持ち悪い」って大好きなやつに言われるんだよ?
そりゃ死にたくなるよねー。
だからこそ、
「100日以内に落とせば付き合う」
というゲームにやる気が出たんだ。
チョロ松なんてチョロいで有名だもんな。
クソ、クソシコスキー。
ライジング童貞短小クソシコシコ松。
…あいつのちんこって何cmなのかな。
トイレットペーパーの芯にすっぽりハマりそう(笑)
「…っん、」
トイレで1人、おっぱじめた後
部屋へと戻る。
「おー、寝てる」
チョロ松にしては珍しい、昼寝。
手を頭の下に起き、横を向きながら寝ているチョロ松。
「…すっげーかわいい…」
いつも思うけど真面目ぶってるくせに馬鹿なんだよなあ。
今さっき告ったやつが目の前に居るのに
そのまま無防備に寝てるんだよ?
「僕を襲って♡おそ松兄さん♡」って言ってるようなものだよ?
「はぁぁぁぁぁあ~……」
でけぇため息をつき、
チョロ松が寝ているソファに腰掛けた。
ジッとチョロ松の顔や足、
腕を舐め回すように見つめる。
自分の手をチョロ松の頭に乗せ、
起きないようにそっと撫でる
サラッとなびく綺麗で整った髪、
白く汚れの1つない肌、
女の子みたいな細い体。
全部…
全部”俺の”だったらいいのに。
心のどこかでそういった黒い感情が舞い、
チョロ松の頬に口付けをする。
「…覚悟しとけよ」
小さな声でボソッと呟き、
部屋から出ていく。
それから俺たちの
「100日以内に落とせば付き合える」
という謎のゲームが始まった。
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