この作品はいかがでしたか?
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今回は『ウルタール・ツアーズ(Urtah Tours)』の紹介です。この本に収録されているものは一九六三年に初版が出版されたものになります。作者はジェイムズ・フレッカーという人で、この人はイギリスの有名な作家の一人です。
まず最初に注意事項を述べておくと、この本の中にはいわゆる「オカルト現象」についての記述が含まれています。しかし、あくまでもそういうものがあるという話であって、実際にあった事ではないということです。そして、こういった話が苦手だという方は先に進まない方が良いかもしれません。
さて、本の中身に入りましょう。
この本の中ではウルタールにまつわる不思議な出来事の数々が記されており、例えば次のようなものがあります。
1ウルタールの町には、今も残っている古い家があります。そこはかつてはウルタシュの家と呼ばれていたものですが、今ではその名前で呼ばれることはありません。なぜならそこに住むものは皆、死んでしまったからです。そして誰もいないはずの家の中から夜になるとすすり泣くような泣き声や悲鳴のような声が聞こえてくることがあるといいます。
2ウルタールの町には大きな井戸があって、そこには魔女が住んでいたとされています。また、彼女は自分の息子に魔法の薬を与える代わりに代償を求めたという話もあるようです。
3ウルタールの町の北にある丘の近くに大きな岩山があるのですが、そこには恐ろしい怪物が住むと言われています。実際に見たという人は一人もおらず、ただそういう噂だけが語り継がれている状態ですね。
4ウルタールの南の森の奥深くには湖があるのですが、そこに棲む水蛇は近づく者を襲うのだと言われています。
5ウルタールの西にある小さな森の中に魔女が住んでいるという伝説が残っていて、そこには絶対に近づかないようにと警告されているはずです。
6ウルタールの東の丘には大きな石像が建っていて、その足下には巨大な穴が空いていると言われています。これは昔から伝わる言い伝えであり、決して確かめてはならないものの一つになっています。
7ウルタールの南西には大きな沼が存在していて、その底には悪魔の城が存在するという噂が流れています。
8ウルタールの南東に位置する崖の上には、奇妙な形をした塔が建っていると言われています。しかしそれを目にしたものはいないため、その存在については疑問視する人も多いようです。
9ウルタールの北西に存在する洞窟の中には魔女がいると言われています。彼女の名前はナグといい、かつては優れた魔女であった彼女は今では堕落してしまい、醜悪な姿へと変貌してしまったそうです。彼女に捕まると恐ろしい目に遭うと言われているため近づかないようにしましょう。
10ウルタールの西にある森の奥深くには妖精たちが住む国があるとされています。そこでは今でも彼らが暮らしているという噂もあるようですが、実際に確かめに行った人は未だにいないとか……。
11ウルタールの南に広がる湖の底にはかつて偉大な王が住んでいましたが、ある日を境に姿を消してしまったそうです。しかし彼が消えた後も王の宮殿だけは残り続け、今もそこに潜んでいるのだと噂されているそうですよ。
12ウルタールの北にある丘の頂上には大きな穴があって、そこには悪魔や悪霊たちが住んでいるという話があります。興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。
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