おはようめらんこにあ。

そして今に至る。

今は6:00。丁度に起きれたのも彼女が誕生日にプレゼントしてくれた目覚ましのお陰だ。初めて使ったが。

そっと隣のベッドを覗けばすぅすぅと寝息を立てて穏やかに眠る彼女が。

控えめに言ってクッッソ可愛い。

早起きは三文の徳とはこのことか。

ひとしきり彼女の寝顔を堪能した後、彼女を揺さぶって起こしてみた。

「おーい。(名前)、起きてーや。」

「んん..ふわぁ、なに..?」

初めて見れた彼女の寝ぼけた可愛い顔。

「(名前)、おはよ。」

いつもの仕返しにつんと彼女の柔い頬を突っついてやった。

「えっ..?シャオちゃん..?」

今日一番に彼女に朝を告げる事が出来た、幸福な朝の日の事であった。

END