声を上げたのは庄左ヱ門だった。
三郎「庄ちゃん!?」
勘右衛門「一体何で!?」
庄左ヱ門「約束通り、来ていただきありがとうございます。」
翔「良いんだよ。依頼主との約束を破る訳にはいかない。」
三郎「無視しないで!」
彦四郎「鉢屋先輩少し黙っててください。」
三郎「彦ちゃん!?」
彦四郎「庄左ヱ門。翔さん達のこと説明しないと。」
庄左ヱ門「そうだね。」
庄左ヱ門が翔に視線を送ると、翔はニッと口端を上げた。
翔「先程話した通り、僕たちひととせは未来からやってまいりました。」
雅彦「改めて名乗らせていただきます。」
翔「一年は組の学級委員長をやっておりました、黒木庄左ヱ門です。」
雅彦「一年い組学級委員長だった今福彦四郎です。」
佐稀「一年い組会計委員会に所属しておりました。任暁佐吉です。」
香杳「一年は組会計委員会所属だった加藤団蔵で〜す!」
椎那「一年ろ組用具委員会でした、下坂部平太です。こっちは一年は組体育委員会だった皆本金吾です。」
弥刀「……。」
奈多「一年い組作法委員会所属してました。黒門伝七です。」
遊叉「同じく作法委員会でした、一年は組所属だった笹山兵太夫です。」
闌香「一年は組生物委員会所属佐武虎若です。」
来依「一年は組、火薬委員会でした。二郭伊助です。」
紫乃「一年い組生物委員会でした上ノ島一平です。」
楼叉「一年は組生物委員会に所属してました。夢前三治郎でーす!」
初雅「同じく生物委員会、一年ろ組所属だった初島孫次郎です。」
都嶌「一年ろ組で図書委員会所属でした、二ノ坪怪士丸です。」
都芹「同じく図書委員会所属、一年は組、摂津きり丸で~す。」
椹斗「一年は組、用具委員会だった福富しんべヱでーす!」
沙爾「同じく一年は組用具委員会だった山村喜三太で~す!」
眞弦「一年ろ組保健委員会でした、鶴町伏木蔵です〜。」
濔羅「保健委員会、一年は組でした。猪名寺乱太郎です。」
翔「以上19名。全員15歳になったこの世界の一年生です。」
先生,先輩「えぇ〜!」
先輩方の驚きの声が校庭に響き渡った。
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