テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
27
#家族
AB🦐
73
なおみだよ
1
180
今日はひいじいちゃんの一周忌だった。
亡くなってからもう1年…
あっという間に過ぎてった
1年前はお葬式を行った。
亡くなったひいじいちゃんの顔を見て
お経を聞いて
火葬をして
収骨をした
ひいじいちゃんのお葬式は親戚だけで行われた
そのため1人ずつ順番に収骨をした
ひいじいちゃんはおばあちゃんのお父さんだった
いつもニコニコしているおばあちゃんが泣いていたことに一番びっくりして
もらい泣きした
お葬式の時にいつも、 人って本当に死ぬんだと思い知らされる。
どれだけ笑いかけても返ってくることはなくて
どれだけ泣いても返事が返ってくることはなくて
相手はもうなにも聞こえないし感じない
辛かった
お葬式は初めてじゃなかった。
お兄ちゃんが習っていたサッカーの先生が亡くなった
その先生はすごく優しかった
男の先生だったけど
親が離婚してお父さんがいなくなった私は
本当にお父さんのように接していた
ちょっかいかけてみたり
たくさん話しかけたり
今考えるとめっちゃ迷惑だなぁ
なんて思うけど
ほんとに楽しかった
亡くなるなんて思ってなかった
まだまだずっと遊んでもらうと思ってた
ずっとなんてなかった
お母さんから伝えられた
サッカーの先生亡くなったんだって
理由を聞いた
階段から落ちたんだって
お酒で酔っていたのかもって…
階段なんてそんな身近なところでいなくなるなんて
思っていなかった
その時にお葬式に行った
どんな感じだったかは覚えていない
残ったのは悲しさと寂しさと罪悪感だけだった
それからしばらく引きずっていたけど
幼かったこともありすぐに立ち直った
それから中学2年生の夏
ひいじいちゃんが亡くなった
そんな時でも私はお葬式に行きたくなかった
理由は本当にあほらしい
お焼香の仕方がわからないとかそれだけ
行かないなんて選択肢はあるわけなく
葬儀場に行った
思っていたより和やかな雰囲気で
おばあちゃんからも知り合いしか来ないから緊張しなくていいよと言われた
待機する場所にはひいじいちゃんがいた
棺的なものに入っていた
顔を見てお焼香をあげた
その後はご飯を食べたり、ゲームをしたり
おばあちゃんからいつも通りのほうがきっと喜ぶと言われたから
さすがにいつも通り過ぎるななんて思いながらも
悲しさは特になかった
ご飯を食べてからは
お経が行われた
お鈴の音を聞くたび
あぁ本当に亡くなったんだなって感じた
その後は花を棺の中に入れた
「お父さん、お父さん」と
おばあちゃんが泣いていた
涙が溢れた
みんな泣いていた
もう人の姿であるひいじいちゃんは見れなくなる
このあと火葬される
そう考えると涙が止まらなかった
火葬をします、と
別のところへ運ばれた
最期は娘さんが押してくださいと
ひいじいちゃんの子供であるおばあちゃんが
泣きながら、押すのを何度もためらった後
押した
その後は収骨をした
骨だった
人だけど人じゃない、そんな感じがした
全て詰め終わった後は遺影と遺骨をもって
おばあちゃんの家に行った
それからのことはあまり覚えていない
気づいたら家に帰っていた
そして今日、ひいじいちゃんの一周忌だった
お経を聞いて
お焼香をあげて
ご飯を食べる
みんな泣かなかった
ただいつも通り過ごした
少しだけ静かだった気がした
あっという間に終わった
お坊さんが〇〇さんは皆さんを見守る存在になりましたと言ったとき
少し泣きそうになった
いろいろなことがあったけど
ずっと心に残っていることは
私のお母さんが
「お母さんが死んだら葬式とかしなくていい。骨は海にまくとかめんどくさいことはしなくていいよ。」
と言ったことだった。
私はきっとお母さんがいなくなったら耐えられない
自分もいなくなりたいなんて考えると思う
でもお母さんは葬式とかにお金は使わなくていいなんて言う
お墓もいらない…と
私はお母さんが生きていた証を残したい
毎年大変だと言われたけど
それでも
お葬式をしてちゃんと見送りたいし
最期を見届けたいと思う
そんなことをお母さんに伝える勇気なんてなくて
今のうちからお金貯めて
こっそりしようかななんて思ってる
だけどその考えが本当に正しいのかわからない
お母さん本人が望んでいるのだから
最期くらい望みを叶えたほうがいいのかもしれない
どうするべきなんだろう。
人はいずれ死ぬ
終わりが来ないなんてことはない
死んだらどうなるんだろうとか
考えるだけで息苦しくなるけど
今を大切に生きていたい
人としっかり話していきたい
思い出を作りたい
死ぬのは怖いけど
永遠に生きるっていうのも退屈そうだから
もう死んでもいいやって
人生に飽きるくらい
楽しんで生きていく
【編集後記(?)】
ここまで読んでくれてありがとうございます!
初めて1800文字以上書いた気がする
体験したことと感じたことをなぐり書きしただけになったけど笑
同じように感じる人もいれば違う考え方をする人もいるだろうし
もっと苦しんで悩んでいる人もいると思う。
そんな人たちの苦しみを少しでも理解して
可能なら相談に乗るとか
誰かのためになることをしていきたいなって思いました!!
そして、家族や友達としっかり話そうと思いました!
来世で会えるかわかんないし、記憶ないだろうし
そもそも来世なんてないかもしれないし!!
可能性ってすごいなって思いますね
そんなこんなで2000文字突破しました
私にできることをしていきたいです
相談とかあればいつでも乗ります!!
一人で苦しまないでくださいね
コメント
1件
うわ…めっちゃ沁みたわこれ。一周忌の話から回想入る構成もうまいし、葬式のシーンひとつひとつがリアルで胸にきた。特に「おばあちゃんが泣きながら押すのをためらった」とこ、想像しただけでやばい。お母さんの「葬式しなくていい」ってセリフも重いな…。私は見送る側の気持ち、すごくわかるよ。こっそりお金貯めるって発想、優しさだと思う。死を考えたからこその「今を楽しむ」って締め、すごく好き。yukiさんのそういう grounded な視点、めっちゃ刺さるわ。