テラーノベル
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「──瀬理奈に会いたかったから」
「……はい?」
間抜けな声が出てしまった。
瑠加君は、私に会いたいからわざわざ華蓮を呼び出したというのか──。
「その、つまり……」
「うん?」
「瑠加君は華蓮の悪事を暴きたかったわけでも、改心してほしかったわけでもないと?」
「うん。越乃華蓮を利用しなくても瀬理奈と対話できるなら、こんなことしなかった」
呆れるのを通り越して、鳥肌が立ちそうだった。瑠加君はこんな状況で、躊躇いもなく私を抱きしめてきた。
「離れてください」
「何で?」
「私たちはもう付き合っていません」
「俺は別れたつもりはないけど」
「私は別れたつもりなので、付き合っていません」
ここまで言っても、瑠加君は私を離さない。
「どうしたら機嫌が直る?」*****
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ruruha
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ruruha
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眠狂四郎
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#一次創作
ruruha
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コメント
1件
うわあ……第108話、すごく重くて、でも美しい回でしたね。特に「俺は別れたつもりはないけど」に対する「私は別れたつもりなので」の食い違い、胸がぎゅっとなりました。瑠加君の過去、14歳で教育実習の先生に……そしてその傷すら「どうでもいい」と処理してしまう感じ、読んでいて息が止まりそうになりました。あのウサギAIとの出会いも伏線だったんですね。瀬理奈が「友達だから大切にしたい」とまだ思っているのも切ない。お互いにお互いを大切に思っているのに、すれ違っている二人が痛いほど伝わってきました🌸