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ゆうside
夜の11時。みんなまだ起きてる
こえれる、くにこたで話してる中ゆうさんは音楽を聴きながら見守り中です。
…なんか、話したいがある
けどその「なんか」が分からない
「何か悩み事?」
…ん?
「え、あ、大神さん…?」
「あるけーでいいわ」
「じゃあ あるけーちゃん?」
「ん」
…不思議な子。なにかオーラがある
「で、あなたなんかしたいことがあるんじゃないの?」
「⁈」
まさかの図星を突かれて戸惑う
けど、ゆうさん自身もあんまり分かってないし…
「そうなんだけどねぇ…その話したい『なんか』が自分でも分からなくて…w」
半笑いで言うと彼女は綺麗な星の入ったら目を少し細めて顔を近づけてじーっと見てくる
えーっと、ゆうさんなんかしたっけ?
戸惑っているのを察したのか顔を離して話し出す
「自分の過去と今の状況は話したの?」
「へ⁈」
まさかのことを言われて思わず取り乱す
過去や今の状況はそれが最善だと思ってるしもう一番幸せだし…
「…特に大したことないしなぁ?今すっごく幸せだしっ!」
なぜか少し焦った口調になる
「…あー自分で思い込んでどうにかしてる?」
「え、?」
「あんた、本当にそんなこと思ってんの?」
なんなんだろうこの子は。
なぜか心に刺さる言葉
「幸せだけど…」
「…幸せなら、そんな顔しないでしょ。」
?
シアワセってどんな顔なんだろう?
ゆうさんの本心は…
「…やりたいこともまともにやれてないようじゃアイドルにはなれないわよ」
それだけ言って立ち去る彼女をただ唖然と見続けていた
…話したいこと。やりたいこと
自分の過去と今の状況
否定された自分
大好きだった歌
『…自分の魅力、無駄にしてるけど大丈夫そう?』
…ごめんねゆうさん。本当のゆうさんは自分自身でころしてた。
それに気づいてるのにずっとあの人の言うことを聞いてた
本当に歌いたい曲は、本当の自分は
もっと可愛くなくて、狂ってて、我儘な人。
それをみんなに言っても、なぜだか離れない気がする。
…前にも‘同じこと’があったような感覚
…話さないとね。ありのまま“如月ゆう”について。そしてそのゆうちゃんが過去。
そう思った時にはこったんとれるちの肩に手を置いていた
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
今回は愛流景さんの不思議な力も明かされる回になっています。人のことを一番理解できるのは何も知らない第三者だったりしますからね。
投稿遅くなってすみません💦
それでは!また次回!