手のかかる生徒

ポケカメンside

俺が学校行った日から俺と先生2人で話すことが増えた。話の八割が愚痴とかだったけどそれでも友達のいない俺は楽しかったし日頃のストレスとか悩み打ち明けると気が楽になった

💙「先生って英語専門？」

❤️「英語＋で理系教科やな」

💙「へぇー頭いいんだね」

❤️「伊達に教師やってねぇからなwww」

💙「教えるのもうまいよね先生は」

❤️「そうか？」

💙「話し方も上手いし」

❤️「ありがとw最近はどう？親と」

💙「相変わらず…wまた傷増えちゃった」

❤️「そっか早くなくなるといいな」

💙「うん…ねぇ先生」

❤️「どーした？」

💙「俺不安なんだこれからの事とか…考えると」

❤️「大丈夫だよポケなら」

💙「そーかな…早く家から出て一人暮らししたい」

どこから来るのか分からないこの不安。これだけは先生にもぶつけようにもぶつけられなかった…なんて説明すればいいかわかんなかったし…それに言っても無駄な気がしたから。

💙「俺まだ先生のこと信用しきれてないのかも」

❤️「ゆっくりでいいよ。待ってるからさ」

ごめん先生。もう少しだけその優しさに依存させて