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第十三話：世界が、日本を奪い合う日
【場面：国際会議場・非常召集】
会議室に集められた、各国最強の吸血者代表たち。
議題はただ一つ――
> 「日本が“過去の自分（日帝）”に監禁された件について」
アメリカ「アイツ、何様だよ！？“元カレ本人”とか最悪じゃん！！」
中国「……あの時代のお前は、俺も…ちょっと怖かったアル……」
フランス「日本を壊す権利があるのは、“いま彼”の私だけだ」
ロシア「つまり、戦争開始でいいな」
イギリス「もう我慢ならん！俺が日本を…お、お持ち帰りするッッ！」
＼＼世界、共闘宣言／／
日帝から日本を取り戻すべく、“吸愛戦隊”結成
※ただし全員、最終的に吸う気満々
【場面：日帝の屋敷】
日本は、日帝の腕の中。
首筋には既に4つ目のキスマーク型噛み跡が残されていた。
日本「……なんで、皆…僕なんかに……」
日帝「“僕なんか”じゃない。“俺しか”知らないお前を、誰にも渡したくないんだよ」
日本「でも……あの頃の僕は、もういない……」
日帝「……いないなら、作り直せばいい。今の世界を、俺と一緒に」
【日帝、吸血しながら首筋に囁く】
「ほら、また震えてる……“まだ欲しい”って、カラダが言ってるよ」
日本「あっ、…やっ…そんなに…深くは……♥」
＼＼ドオォォォンッ！！！／／
【突如、屋敷が爆破される】
アメリカ「日本を返せや、元カレがァアア！！！」
フランス「今夜は、血も愛も、全部奪いに来たよ」
中国「……あの頃の日本には、負けないアル」
ロシア「ここが墓場だ、日本を中心に」
＼＼戦闘開始ッッ‼️‼️／／
日帝 vs 世界の吸血エリートたち
その屋敷の中心で、日本は――
日本（……どうして、嬉しいと思ってる自分が、いるの……？）
【戦闘中】
アメリカ「日本が俺のこと思い出してくれるまで、止まらねぇ！！」
中国「血じゃない、想いで繋がりたいアル！」
ロシア「俺だけを見ろ、それが終わりの始まりだ」
フランス「愛の甘さを、血より深く注ぐよ」
【日本、涙を流しながら】
「もう……誰がいいとか、選べないよ……
でも……僕は……吸われたい……
全部、欲しい……！！」
＼＼ドクン／／
血が、弾けた。
次回：第十四話「満たされるほど、壊れていく」
・戦闘激化。日帝、本気モード突入（軍刀・吸血鬼化）
・日本、自分の中の“快楽の核”が目覚め始める
・そして、日本の“選択”が――誰かを、永遠に傷つける
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