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♡「寝れない…」


ついさっきあんなことがあったら誰だってねれないだろう。


♡ (ハスク…起きてるかな)


私は部屋の扉をそっと開けてロビーの方を見た


♡ (よかった、まだ電気ついてる)


足早にバスクの所へ行こうと階段を降りようとするとアラスターの声も聞こえた。


♡ (アラスターの声…何話してるんだろう)



❤️「ついに♡を手に入れました」



🖤「お前ッ…本当にやったのかよ」



❤️「私が1度決めたことをやらないとでも?」



🖤「…ストレス発散でもするのか?」



❤️「君には関係ない話でしょう?」



🖤「チッ…あんただって縛られてる癖に」


バスクがそう言った瞬間私と同様いきなり首に鎖がかかった


♡「!!!!」



❤️「前も私にそんなこと言ったな」


アラスターの声は酷く怒っていた


🖤「す、すまないつい口走って…」



♡ (やばいやばいやばい怖すぎる)


1階と2階で距離は離れているはずなのにここまで殺気が漂っていて冷や汗が出た。


♡ (部屋に…もどらなきゃ)


私が部屋に戻ろうと思い足を踏み出した時床が微かにギシ…と音がした


❤️「…そこにもいたか」



♡「やばいやばいやばい!!!!」


バレた時にはもう遅かった。部屋に戻ろうとしたら一瞬で景色が変わってハスクの隣にいた。


ジャラ…と鎖の音がする


❤️「そんなにお仕置きされたいんですか」



♡「お仕置…?」



🖤「…!?なぁ、悪かった本当に済まなかっただからお仕置だけはッ」


ガッ っと鈍い音がしたと同時にハスクが吹き飛ばされた


♡「ハスク!!?」



🖤「カハッ…」



❤️「どいつもこいつも腹が立つ…」



♡「ねぇ、アラスター!こんなことダメだよ!」



🖤「やめ、ろこいつに反論するな 」



❤️「君はまだこの状況が分かってないようだね」



♡「…!?」


いつの間にか椅子に縛られていた


♡「ちょっと、何するの?」



❤️「言ったでしょ?お仕置と」



🖤「やめろ!♡に手を出すな」


ハスクがそう言い終わるのと同時に私はお腹を杖で思いきりつかれた。


♡「イ゙ッッ!?」



❤️「盗み聞きは良くないですよ、♡。」


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い


♡「…?、??」


何が起きたの?なんでこんなことに…


❤️「君はもう私のモノ、縛りは一生消えないんですよ」



♡「そっ、んな」


それでもアラスターのことを嫌いになれなかった


♡ (私どうかしちゃったの…?)



❤️「私は…君が好きなんですよ」


衝撃の言葉


♡「は…?」



🖤「馬鹿野郎がッ」



❤️「好きな人のためなら何だってする、それと同じことです」



❤️「好きだから虐めたくなるんですよ」



♡「…??」


意味がわからなかった。だったらこれは彼なりの愛情表現とでも言うのだろか


❤️「君の気持ちは?」


そう言われながら鎖で引っ張られ私の顔をまじまじと見つめる


♡「ッ…//」


こんなに酷い人なのにまだ彼のことを好きな自分がいた


❤️「その反応…同じ気持ちでいいかな」



🖤「…」


その途端いきなり玄関が開いた


🩷「はぁぁ、今日は珍しく早く終わったどうせまだハスクおきてるんだろ酒がほし…い」


気づくと私とアラスターはソファに座っていてバスクはbarのカウンターに居た


🩷「ハスク…その頬の傷どうしたんだよ」



🖤「こけた」



🩷「プッwこけたとか馬鹿だなw」



🖤「うるせぇよ」


この短時間で色々な事がおきすぎて頭が混乱していた


❤️「…私はそろそろ寝るよ!」


いつものトーンでアラスターはいった


🩷「あんたも起きてたのか…ん、珍しく♡もいるじゃん」


さっきのことを言えばすぐにでも殺されるだろう


♡「あ…うん!なんか眠れなくてね。」



🩷「へー」



♡「じゃあ私も部屋に戻るね」



🖤「…あぁおやすみ」



♡「おやすみ…」


ハズビンホテルの夢小説

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