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なんかカップラーメンを侮っているように
感じるかもしれないですが、全然
侮ってるつもりないです。
カップラーメン最高。命の恩人。
そして本作片親な世一くんです。
もしかしたら不快な表現が入っている
かもしれません。
そして、ちょっと悲しい過去の描写というか
うわぁぁ!世一ぃっ!なくなっ!というか
平和的なんですけどもういないからこその
なきなくなるような表現、描写が
ありますのでご了承下さい。
語彙力低いです。文章おかしいかもです。
イチャイチャがんばっていれたつもり
ですかきっと足りないと感じると思います。
どうしようもないです。
私が切ないの大好き能、現実味のあるやつ
大好き能なので、本当にどうしようも
ないんです。
以上の点からあ、これ私無理だっな人は
違う人のところへどうぞ。
きっと望んだ物語がまってますよ。
片親な世一くん
潔世一
高校2年生の、ごく普通な(サッカーは
入らない)人間。ブルーロックにて絶賛
サッカーライフ楽しみ中。
実はお母さんを小学校中学年の時に事故で
なくしている。(1ヶ月の出張中に)
お父さんがばりばりのサラリーマンだった
のと一人っ子なのもあり、生活には
余り支障はでなかったけど、親二人と
出るようなイベントには参加できなかった。
入学式とかで自分だけ親1人なのにちょっと
虚しさを覚えちゃう世一。
なおお父さんの帰りは遅かったまたは
帰ってこない日がほとんどなためご飯は
自分で作って食べていた。
ちなみにこの事は絵心さんとアンリさん
しかしらない。
(まぁ、言う必要ないので)
ーーーーーーーーーーーーーー
やけに騒がしい食堂。
「え」
いつも通り。そう、いつも通り練習を終えて
ご飯を食べようと食堂に入った時。
「あ、潔!」
やけに真ん中に集まっているライバル達。
それを目を開いて見ていると、そこに
いたらしい相棒が声をかけてきた。
なぜか参った顔をしている。
「蜂楽、どうしたんだあれ」
「いやー、、それがさ」
あはは、と乾いた笑いをこぼして人混みに
向かっていく蜂楽に着いていくと、
そこには看板があった。
『故障のため、ご飯が作れなくなっています。
カップラーメンをおいておくので
食べてください』
手で書いたのであろう、だいぶキリッとした
字である。
そうか、故障したのか。
ご飯食べれないのか。
「、、いや、」
「潔もそうなるよな」
俺の肩に腕をおいた千切が言う。
一応カップラーメンがあるみたいだが、
ここはエゴイストの集まる場。
唐突なカップラーメンなんて嫌に
決まっている。それも夜ごはんに。
俺はあの頃の納豆よりは幾分もましなので
別にいいのだが。いいのだが。
「、、流石に今はカップラーメン食べたい
気分じゃねぇ、、」
「だよなー、、」
俺や千切は試合はもう終わっているものの、
そのぶんもうメンバーと作戦を話し合ったり
する必要がないので練習三昧なのである。
そんな頑張っているときこそ美味しいご飯を
頂きたい。
「、、ここって料理できたりすんのかな」
「え、潔料理しようとしてる?」
突然思い付いた疑問に千切が驚いた様子で
反応する。そうしたら蜂楽が考える
仕草をしたあとに言った。
「う~ん、、絵心さんとかに聞いてみる?」
「え、どうやって」
「絵心さ~ん!!!!
絵心っち~~~!!!!!」
蜂楽はモニターに向かって大声で話しかけた。
確かに名案だけど目立つな。
視線が痛い。
『おいおい、、機械が故障して忙しいって
のに何か要望があるというのか?』
「あ、来た」
本当に忙しいのだろう。
ずいぶんと疲れている様子だ。
「あ、えと忙しい時にすいません、、
あの此処って料理とかできますか?
あ、俺がです!」
『ハァ?』
まぁそうだろう。
ただでさえ忙しいのに料理をさせてほしい
だなんて。驚くのも仕方がない。
『なんd』
『料理ですか?できますよ』
「おぉ!?アンリちゃんだ!」
不満そうな絵心さんが話している途中に
乱入してきたアンリさん。
どうやら俺達の話を聞いていたようだ。
『すいません、、元はというと私が原因
なんです、、そりゃあ疲れてんのに
カップラーメンって嫌ですよね、、それも
食べ盛りの頃に、、』
そういってアンリさんはしみじみと
語りだした。どうやら、昼の出来事
だったらしい。
俺達のデータをチェックして、やっと昼食!
となった時。立ち上がろうとして机に
おいた手が、押してしまったのだ。
緊急時用の食事停止ボタンを。
いや、そんなボタンあるわけないだろと
思うかもしれないが、万が一地震などが
来た時、ご飯作り中だったらこの
ブルーロックはすぐに燃え上がるだろう。
なぜなら機械により作ってるから!!
このボタンはなかなか厄介で約2日から
1週間くらい業者にきてもらわないと食事停止
の命令がでたままになってしまうのだそう。
「ありゃ、、ドンマイ、アンリちゃん」
「うーん、、不注意にあったでしろ、今は
大変な時期で疲れてただろうから
しょうがないですね」
『なにこの子達、、優しすぎるよぉ、、』
元はといえばこのブルーロック計画をたてて
成立させたのもすべてアンリさんだ。
それに今はU20との試合を控えており、
マスコミやらいろいろ対応に疲れているので
あろう。
そんな人を責めるわけにはいかない。
『えっと、それで料理ですよね、一応
いつか使うかもと思って台所作ってあります』
「それって実際に俺達ができたり
とかって、、」
『、、うーん、本来ならダメなんですけど、
まぁカップラーメンはさすがに嫌なのは
私も分かりますのでいいでしょう、
許可します』
「おぉー!」
蜂楽がよかったね、と言ってくる。
いや、俺まだ料理するって決まったこと
じゃないんだけどな、。
『鍵渡しますか?』
「あ、えー、あー、、」
カップラーメンか料理。
カップラーメン、、、か料理。
うーん、。
まぁ、久々に料理したいしな。
「お願いします」
「お、潔いったぞ」
『分かりました。じゃあ鍵開けときますね。
台所はトイレの隣にあります』
「だからあそこドア何をしてでもあかな
かったんだね!」
成立。蜂楽が開かないドアを無理矢理にでも
開けようとしたということは聞いてなかった
フリをした。
「というか潔、料理できんのかよ?」
「失礼な!できるわ!!」
「まじか、、」
千切が信じられないと言った目でみてくる。
うるせぇ!!こちとら数年間作り続けてるし。
見た目だけで決めつけるのはよくないと思う。
自分が平凡顔なくらい知ってるし!
「材料とか何がありますか?」
『ある程度のものはあると思います。
お肉とかそういう腐っちゃうものは今日作る
予定だったご飯の材料を送っときます』
「ありがとうございます」
なんか本格的になってきた。
そしたらそうだな、、
今日はなにか卵を食べたい気分だから、、
「オムライス作るか」
「おぉ!」
トントン拍子で進みすぎて俺千切蜂楽以外
のメンツがポカンとしている。
いやそりゃ料理するってなってほんとに許可
がおりるとは俺も思わなかったけど。
「よし、じゃあいくか」
「れっつらごー!!」
まぁ蜂楽は俺の作ったご飯を食べる気満々
だろう。ワクワクしている。
千切も一応ついてきてるのでおいしそう
だったら食べる、といった様子だろう。
この生意気嬢ちゃんめコラ絶対に
食べさせてやる。
後のメンツは知らないがまぁ自分でどうにか
するだろう。
あ、そうだ。馬狼にもちょっと作ろう。
味の評価が知りたい。
いや、馬狼が料理上手なのかは知らないけど
普段あの様子なら料理するだろ。
ーーーーーーーーーーーーーー
ということで台所。
「おお、、なかなか広いな、、作ってくか」
「潔!俺も手伝うよ!」
「ん、しゃーねぇ。俺も」
「じゃあ冷蔵庫から卵3つくらいと、玉ねぎ、
鳥もも肉、にんじん、牛乳を頼む」
「はーい」
ずらっと並んだ材料と器具達。
こうみるとなんだか腕のいい料理人の台所
みたいだ。
「お米はどうするの?」
「お米は水少なめで炊く。
ちょっと冷ました方がいいからもう今から
炊いてしまおう」
「なんか潔料理人みたいだな」
「いやいやただの一般人ですとも」
特にアレンジもしない、レシピ通りにやって
いるだけである。
まぁそのレピシがおいしく作るための秘密的
なやつなので一流に見えるかもしれないが
あくまでネットのもの。
俺は自分でご飯を考え出したりすることは
できない。
「米洗うか、、2合くらいかな」
「あ、俺米炊きなら何回もやったことある
から任せてよ!」
「じゃあ不安だけど頼むな!」
「りょうかーい!」
そう蜂楽は胸をどや顔で叩いて釜にお米を
いれ始めた。手際がいい。本当に何回も
やっているようなので安心して別の作業に
うつろう。
「よし、じゃあ鳥もも肉、にんじん玉ねぎを
切っていく。千切も何か切るか?」
「ん、にんじんなら切れる。
玉ねぎは目が痛いし鳥もも肉は生で触りたく
ないから無理」
「お前なぁ、、にんじんは半分くらいで
いいかな、さいの目切りで頼む」
「りょ」
では俺は玉ねぎを切るとしよう。
と、いっても玉ねぎを切ったことはもう
滅多にない。
なぜならとんでもなく痛いからだ。
五感がまぁいいので、つよく感じ取って
しまったのだろう。
昔初めて切ったとき、それはそれはひどい
痛みで涙が止まらなかった。
目を押さえすぎたせいで真っ赤に腫れ上がり、
なんとも痛々しい姿になったことが
あったのだ。
それ以来玉ねぎを切ることのないよう世にも
珍しいすでに切ってあるやつを選択していた
ため、まったく切るきかいがなかったのだ。
さすがにもう昔ほどではなくなってると
思うが、やっぱり怖い。
周りをみるともう蜂楽は米洗いを終えており、
千切もせっせとにんじんを切っていた。
よし、俺は潔世一。
世界一のストライカーになる俺が玉ねぎに
負けるわけないだろ?
玉ねぎに刃を入れて、用心深く切っていく。
あ、案外大丈夫だ。
ピリッてくるものがあるけど、でも全然
痛くない。
、、なんだか懐かしい。
玉ねぎを切ったのだなんて、お母さんと
親子丼をつくるって話になったとき以来。
『玉ねぎはねぇ、こうやってバラけないよう
におさえて切るのよ』
母は穏やかだった。
俺が試合以外案外落ち着いているのは母から
受け継いだものだろう。
俺はサッカーにばかり夢中で普段ほんとに
料理に興味がなかったけど、その日は
なんだか無性に作りたくなったんだっけ。
お母さんに「俺も手伝う!!」っていったら
あらまぁ、って優しく笑ってくれた。
それで作り終わって食べてみたらすごく
美味しくて、目を輝かせて「美味しい!!」
って叫んだらお母さんはすっっごく笑顔で。
まだ小学生1、2年生だったからその笑顔が
嬉しくて親子丼の時だけなぜかまた
手伝ってたんだった。
玉ねぎはもう切んなかったけど。
、、その1、2年後に事故でお母さんが
死ぬだなんて、思ってなかったなぁ。
『よっちゃん』
「、、、」
『あらぁ!よっちゃん泣いてるの?
あぁ、玉ねぎが痛かったのね!
よしよし、、』
「っっ、、っ、、」
「ちょ、え、潔!?大丈夫!?」
気づけば頬に水がつたう感覚がした。
お米の作業を終えたのであろう蜂楽が、
俺の顔をみて驚く。
「潔!?」
「お、おい潔。どうしたんだそんないきなり」
千切も蜂楽の声に気づいてぎょっとした。
にんじんはもう少しで切り終わりそうだ。
「っ、、玉ねぎって切ると涙とまんねぇ
よなっっ、、」
玉ねぎのせいにしよう。
そう、痛みとか関係ない。
痛くなくても涙がでてるのは玉ねぎのせい。
きっとそうだ。
「、、玉ねぎ」
「、、しゃぁねぇ潔、そういうことに
しといてやるよ」
目を丸くした蜂楽と、目を細めた千切。
察しがいい。信じてないらしいが、どうやら
見逃してくれたようだ。
千切はそう言うとまたにんじんを切り始めた。
蜂楽はそだね、と千切に同意してから
玉ねぎを切ってぼろぼろと涙を流している
俺の頭を撫で始めた。
千切が潔を撫でんの俺だけだろとかなんとか
言っていたが蜂楽は気にせず撫でていた。
「よしよーし」
『よしよし』
重なる風景。
俺の涙がまな板に染み込んだ。
ーーーーーーーーーーーーーー
(めんどくさいのでいろいろとばしてもう
チキンライス出来ているってことにして
ください。申し訳なし)
「じゃあ卵つくるぞー。俺にとってはこれが
1番こだわりのある作業なんだよなぁ」
「やっぱ潔って料理人みたいだね!」
「違うって!てここは否定したいけど、
ふっ、、卵ばかりは潔家秘伝の作り方が
あるんだ」
そうドヤ顔でいって、卵を3つすべて割って
ボウルにいれた。
「いいか、まず箸をななめに平行にもって、
円をかくように混ぜる。この時ボウルは少し
ななめにもって、混ぜやすくする。混ぜる
ときにちゃんと箸をボウルにあてて音を
鳴らす事がポイント」
「おぉ~!!!!」
そういってやってみせてやると蜂楽は
目を光らせ、千切はプロじゃん、、と
ちょっと引いていた。
「そして、君と白身がちゃんと混ざったら、、
蜂楽火をつけてくれ」
「あいよー!」
コンロの上にフライパンをおき火をつける。
そこのフライパンに少し、すこーしだけ
卵をたらす。
「ちょっと少なめに最初はいれるんだ。
あ、ご飯準備しといてくれ」
「はーい」
「潔のは俺がやるね!」
蜂楽達の様子を見守りながら卵をかけ混ぜる。
スクランブルエッグがギリできなさそうな
くらいまでせめる。
そしてそこに卵をまた少し流し込んで
ふわふわとろとろに。
「皿持ってきてくれ」
「お、できた~?」
、、ご飯の形が少々不恰好だが、
何もいわずに卵を被せてやる。
ふわふわとろとろオムライスの出来上がり。
蜂楽は待てないといった様子でオムライスを
みている。
「早く食べたい!!」
「ふーん、、意外と美味しそうだな。
潔、俺のも早く」
「まてまて!今作ってるから」
そういってまたフライパンに向くと胸に
なまぬるいものが広がった。
そっか、1人分のご飯を
作ってるわけじゃないんだ。
お父さんは仕事で帰りが遅く、帰ってこない時
もあったので夜ご飯はどっかで買ったり
食べるということでいつも自分1人分のご飯
を作っていた。
そんな毎日を9年間繰り返して。
ずっと1人でご飯を食べていた。
ずっと。ずっと。
ひとりぼっち
「きたきた!!もう食べていいよね!!
いただきます!!」
「いただきまーす」
「ちょ、落ち着いて食べろよ!!」
がつがつと食べるのに内心心配しながら
夢中でご飯を食べる蜂楽とどこかのお行儀
のいいお嬢さんみたいに丁寧に食べている
千切。休む間もなく食べるので思わず軽く
笑ってしまった。
「ふははっ、、ほんとに喉詰まらすなよ」
「「、、、」」
お母さんみたいなことを言ってしまった。
2人が食べながらこっちを無言で見てくる。
「な、なんだよ!」
「べつに!!」
「別に」
え、あのとんでもなく中途半端ですが、
文字数えげつないので一回前編
終わりです。はい。お久です。
あのではひとまず気になっているでしょう
多分の後編をご覧下さいませ。
後編へ続く