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どもども睡眠不足で結構体調の悪い主です☆
いやね~昨日は1時ぐらいは寝ようと思ったのよ。
でもね寝たの2時半。音楽の趣味について話してたらいつの間にかね…
しかもそんな睡眠時間で迎えた本日は予定詰め詰め!裁判所とかにも行ってきたし
まあ楽しかった。そしてあいつらは許さん(遅くまで話してた愛すべき馬鹿共)
睡眠不足なぞ知らん状態で書いたので安心して読むことができます☆
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「手助け…?」
柊はその言葉を聞き固まっていた。
「そうよ。学園に戻れるようにって」
柊のまなざしが少しずつ尖っていく。
「山関さんから聞いたわ。あなたとても強くて優しい人だって。何か悩みがあるなら私で良ければ聞くわ」
美香が少しずつ距離を縮める。
「馬鹿になんてしないわ。ちゃんと真面目に聞くわ。だからお願い。聞かせて」
美香と柊の距離がどんどん縮んでいく。
「全部話して、解決案を探して、そして戻りましょ。あなたのことを待っている人だって…」
「近づかないで!!」
柊の悲痛な叫びが閑静な住宅街に響く。
「私は強くなんかない。優しくなんかない。そんな私を私は知らない」
私たちに背を向けたまま続ける。
「聞いたって解決なんてしない…するわけがない。していいはずがない。だってわからないでしょ?全部奪われ失って、それでも最後まで残った支えさえも消えていく…そんなの知らないでしょ?そんな状態になったことないでしょ?」
「失う前の私が残したものすらも手からこぼれて落ちていくのなんてわかるはずないでしょ。どうせ今までの人たちと同じなんでしょ。偉い人に頼まれたからって何にも考えないでずかずかと踏み入って、荒して、それで上から目線で助けてやるって、話しぐらい聞いてやるって…そして追い返せば落ちぶれただとか好き勝手言って」
次第に声は震えていく。
「私だって行きたいよ。でも足が竦むの。あの時を思い出して進めないの。行かないといけないって思ってても、私が残した数少ないものを失いたくなくて…でも無理なの…また遭遇したらどうしようって。また一人大切な人を失うかもしれないって…怖くて…怖くて…」
柊はその場でうずくまって泣いてしまった。
「失くした私に申し訳なくって…っ…」
「ちょっと美香!何泣かせてるの!」
「っ!ちょっと違うわよ……ああもう!夏世!剣持ちなさい!家の中に連れていくわ」
「おっけー!持ってく!」
小さく蹲って泣く柊を肩で支えながら柊の家まで連れて行った。
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美香視点
「入るわよ」
ドアを開け柊を連れて中に入る。
家の中は暗く周りが見づらかった。
「勝手に付けるわよ!」
電気のスイッチらしきものを押す。
すると周りは明るくなり、鮮明に見えるようになる。
「っ!何よこれ…」
壁際にはゴミ袋が散乱しており、さらに壁には大量の紙が貼られており、ところどころ壁に直接書かれていた。そして一部は血で書かれていた。
「美香…なにこれ…」
後から入ってきた夏世も玄関の様相を見て絶句していた。
「血とゴミのにおいがすごいわね…」
足の踏み場もない状態。
気を付けながらゴミの上を歩く。
「気味が悪いわね…」
奥に進めば進むほどに血の量は増え、においも酷くなっていく。
「全部何を書いているのかしら…」
ふと一番近くの紙を読んでみる。
『3月6日、金曜日…また消えた。失った。昨日までは覚えてたのに。もう覚えてない。ちゃんと書いとけばよかった。憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い』
最後に血でシミができていた。
「本当に何よこれ…」
日常の些細なことが書いてある物もあれば、先ほどと同じく「失った」「憎い」などの憎悪を綴ったものも見られた。
そしてそのどちらにも最後に血のシミができていた。
「事情ってそんなレベルじゃないじゃない…」
正直に言えばもっと軽いものだと思っていた。
酷くてもゴミ屋敷程度にしか考えていなかった。
これは一介の生徒が解決できるレベルではない。
「学園長は何故夏世や百瀬先輩に依頼したのかしら…こんなの生徒じゃどうしようもないじゃない…」
例えSランクでも畑違いすぎる。
・・・
廊下を抜けるとリビングに出た。
リビングは廊下以上だった。
ゴミはないものの、どこもかしこも紙と血が広がっていた。
さらにリビングの端のほうに置かれていたホワイトボードにはある男の写真が貼られていた。
「どこまで追いつめればこうなるのよ…」
今までに来た人たちに呆れつつ、柊を落ち着かせるためにソファーに座らせる。
「大丈夫?今水を持ってくるわ」
あまり汚れの無いコップを手に取り、途中で買った水を入れる。
「飲めそうかしら?」
「私はッ…私は…」
未だ柊は錯乱状態にある。
「飲めるようになったら飲みなさい」
そのまま隣で見守る。
「剣はここでいいよね?」
「わかりやすい位置に置いときなさい。その方が安心しやすいだろうから」
先ほどまで柊が持っていた白い剣を見やる。
歪な形だ…中央に穴が開いておりそこに白の宝珠が組み込まれている。
そしてなぜか興味を惹かれるというか違和感を感じるような…
「…あれ?家の中…?」
そんなことを考えていると、柊が目を覚ましたのかあたりをきょろきょろと見回す。
「!?さっきの…」
私たちに気づき武器を取ろうと立ち上がる。
「落ち着きなさい。私たちは敵じゃないわ。話をしに来たの」
「…言い訳は結構…」
説得を試みるが聞いてくれるそぶりすら見せない。
「どうせ、学園に来いとか言うんでしょ…聞き飽きた」
「廊下の惨状を見れば誰もそんなこと言わないわよ。一回話し合いましょ。私たちは喧嘩するために来たわけじゃないの」
「あいつらは毎回そう言う」
「今までの人たちとは違うわ。少なくとも今のあなたの状態を知っている」
家の中の惨状も、蹲って泣いているときに呟いた言葉も覚えてる。
「話し合いって言っても、あなたが一方的に話すだけでも、つまらない独り言でもいい。ちゃんと向き合って聞く。だから聞かせて」
「っ…話しても意味ない…失くなる記憶も取り戻せない。あいつを倒せるわけじゃない」
「でも…」
「何ができるの?その剣がある限り負けない。自覚してるならわかるでしょ?あなたたちじゃ役不足だって」
確かにそうだ。支援も回復もポーションで事足りる。それに今のレベルじゃ足手まといにしかならない。夏世はともかく私はついて行けないだろう。
「これ以上は不毛…余計に傷つくだけ…だから帰って…」
足りない自覚がある以上何も言えない。帰るしかないのか…
「今日は帰らせて…」
これ以上、私は何も言えない…そう考えすごすごと帰ろうとした。
しかしそれを夏世の声が遮った。
「美香、ちょっと待って。次は私が話すから」
「っでも…」
「安心して!きっとたぶん大丈夫だろうから!」
「…じゃあ頼んだわよ」
最後に夏世に何か言わせてもいいだろう。
もしかしたら夏世が話をまとめてくれるかもしれない。
そんな期待を乗せた眼差しで夏世を見つめる。
「ねえ。おやつ食べない?ちょっと3時は過ぎちゃったけど」
「…え?」
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「ねえ。おやつ食べない?ちょっと3時はすぎちゃったけど」
「…え?」
沈黙が柊宅を包む。
「学園で少し食べたけど…もっとジャンキーなものが食べたいのよ!」
クッキーとかマカロンとかもいいけど…やっぱポテチとかには勝てんのよ。
「おせんべとかのしょっぱいのでもいいな~」
しょっぱい×甘いはいくらでもいける!
「…ふざけてるの?」
困惑した表情で柊が問う。
「ふざけてるってどこが?」
「ふざけてるも何も…なんでここでおやつの話になるの?ふざけてる以外ありえないじゃない」
「え?もしかしてポテチ苦手?」
「そういう話じゃなくて!」
「プリンとかのほうが好き?」
ポテチもおいしいけど年齢を重ねるごとに油が…
「だから…帰れって言ってるの!」
なんかキレられた。おやつ食べたいだけなのに。
「別に帰ってもいいけど…どうせ明日も来るんだし、それならおやつぐらい食べてから帰ろっかなって」
「明日も来るって?こないでって言ってるのに?」
「うんまた来るよ。放課後はダンジョンか寝るかだし」
寝るのもいいけど…授業で寝ればいいし。
「拒絶されてるのに?殺されかけたのに?」
「別に拒絶されても押しとおるし、次は勝てるもん」
ちょっと油断してただけだもん。負け犬の遠吠えじゃないもん。
「何度来ようと…拒むし追い返す」
「じゃあ仲良くなる!そうすれば拒絶もしなくなるでしょ?」
仲良くなれば…今みたいな拒絶はしないでしょ。
「というわけで仲良くなる第一歩として…お菓子パーティーじゃい!」
「だから…帰れって…」
「じゃあ買い出し行ってくるから!お二人は仲良く談笑して待ってて~!」
「ちょっ…人の話を…」
止めようとする手をものともせず、ゴミ袋だらけの廊下を華麗に駆け抜ける。
「ちょっと!夏世!戻りなさい!」
「すぐ帰ってくる!」
柊宅から飛び出し、途中で見つけたスーパーまで走りだす。
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夏世が飛び出ていった。
それはもちろん追いかけたかった…けどどこに行ったかわからない…
電話しても通じない。
そんななか二人だけの気まずい空間。談笑どころか会話の一つも成り立たない。
「…」
「…」
帰るに帰れない。連絡がつかないのがつらい…
「…なんであいつは拒絶されても…平気でいれるわけ?」
柊が静寂を切り裂き、問う。
「殺されかけて、拒絶されて、なんで帰らないの?」
数瞬の間を置き答える。
「…多分底なしのバカだからじゃないかしら?」
「馬鹿だったら尚更でしょ…」
「違うのよ。バカだから自然にそういうことが出来るの。周りのことを考えないから」
「……」
普通なら殺されかけてまでやることの意味を見つけられず、あきらめる。
私だけなら投げ出す。
正直に言えば利益もなく、下手すれば死。そんな中やる酔狂は…夏世以外ないだろう。
「夏世なら嫌でも外に出されるわよ。まあその時は嫌じゃなくなるだろうけど」
「…」
「本当に…学園に行きたくないなら夏世を殺さなきゃ無理よ」
「……」
夏世はそう簡単には止まらない。止めるなら飽きさせるか殺すか。それしかない。
そして柊に薄く微笑みかけながら言う。
「まあ頑張りなさい。夏世は今…あなたに興味深々だから」
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「あの二人ちゃんと話せてるかな~」
大人数でお菓子パーティーを開くのかと思うほどのお菓子の入った袋を揺らしながら柊宅に戻る。
「みんなでお菓子食べて、いろいろ話してそれから~」
なんてことを考えていると一つ聞きたかったことを思い出した。
「そういえば聞いときたかったんよね~」
ポケットにあるスマホを取り出しある人に電話をつなぐ。
「ちょっと聞きたいことが…」
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あとがき
いかがだったでしょうか!
これで書きだめ分は全放出…そして今の進捗は1%程度…
そして本垢の設定も考えなくては…そして明日も外出。なんなら7日も…
もう…太陽の光を浴びたくないよ…
コメント
1件
うわあ…第34話、めちゃくちゃ重かったですね。柊さんの「近づかないで」から始まる叫び、胸がぎゅっとなりました。「失った私に申し訳なくって」って、自分を責める気持ちがあんなに溢れてるのに、誰も助けてくれなかったんだなって思うと…。壁の血文字や「憎い」の連続も、見えないうちにじわじわと傷ついてきたんだろうなと。そんな中で夏世の「おやつ食べない?」は、不意打ちすぎて笑っちゃいました。でもああいう温度差が、むしろ柊さんの孤独を浮き彫りにしてる気がします。続き、すごく気になります。無理しないで、でも楽しみにしてますね🌷
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