テラーノベル
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その夜。「兄貴!おかえり!」
レッドが遺跡探索から帰ると、ブルーが満面の笑みで迎えてくれた。
「どうした?弟、変なモンでも食ったか?」
「え、ひど」
ブルーはあからさまにドン引きした。しかしすぐに笑顔に戻ると
「そんなのはどうでもよくて!」
と言って“3本のピンク色のバラ”を差し出した。そして
「昨日、渡せなかったから!一日遅れたけど、誕生日おめでとう、兄貴!」
と言った。
「ありがとうな、弟」
レッドは微かに微笑んでそれを受け取った。それを見届けたブルーは小さくガッツポーズをした。
(兄貴の奴、昼にブラックに花言葉について言われたばっかりなのに、なんも気付いてねぇな……まあ、これから気付いていくだろ)
ブルーは再びイタズラっぽい顔を浮かべると
(これから兄貴に嫌と言うほど告白してやるんだからな!)
そう心の中で宣言してルンルンで部屋の中へと戻って行った。
(……“3本”“ピンク色のバラ”……)
レッドは小さく笑った。
(完全に告白してんじゃねぇか、弟)
レッドだって昼に言われた事を忘れるほど、忘れっぽいわけじゃ無い。実際に、バラの花言葉については調べていた。
(……3本のバラは【告白】。ピンク色のバラは【感謝】。俺への告白と昨日のバラへの感謝って言ったところか)
「可愛いことするじゃねぇか、弟」
レッドはニヤリと笑い
「でもな」
と続ける。
「俺は落とされるより、落とす方なんだぜ?」
妖しくも美しい笑みを浮かべる。
「待ってろよ、弟」
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コメント
1件
おお、読んだ読んだ!ブルーが3本のピンクバラで告白してるの、めっちゃ可愛いな~😂兄貴のレッドも実はちゃんと気付いてて「落とす方だぜ」って返すスタイル、渋すぎるだろ! 兄弟の関係性にニヤニヤが止まらんわ。この後どう転ぶのか、続きが気になる🔥