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終わらない記憶の沼へようこそ。
ユートピアなのに条件付きとかどこもかしこも辛いな。隠したい事隠せないは地味に辛い 卑怯な人だった。好き
Utopia。それは
UTOPIAは自分自身で創り上げることができます。望んだものが生まれます。
生み出すこともできれば、消すこともできます。
ですが、人物を創り上げることもしくは消すことは禁じられています。許可を得たもの以外はこの私にお申し付けください。
もしも許可なく創り上げた場合
UTOPIAからの追放、排除となります。
__UTOPIAを心からお楽しみください。__
入国の手順。
・今貴方のいる状況についてお話ください。
・手に入れたい物、隠したいこと、すべてを失う覚悟がある方は入国を許可しましょう。
・種族は何でも構いません。
・なぜ、UTOPIAに入国したいのか動機を教えください。
それができないのであれば□◇▼▼●■◇◇◇◇▲▲▲▲▲
入国者 確認
シャークん✯✯
種族 人魚
もとは人間だったようだ。
自分の力に溺れ人魚となった。
陸で空を泳ぐ。体に走る激痛を抑えたいと入国したようだ。
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俺は人間の時の記憶がない。
抜け落ちてるように消えた。
人魚になって泡のように消えていく記憶を彷徨ってる。
今は人魚となった経緯しか覚えていない。
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そんなときにUTOPIAを見つけた。
1
泡のように消える記憶。
俺はここに来た理由がわからない。
ただ、人間のときの記憶が少し見たい、と思っている。これを理由にここに来たのかもしれない。
生前といえばいいのか人魚になる前の記憶は泡のように消えた。
それは大切なものだったのかはたまた消えてよかった記憶か、それでも見てみたい思った。
何でも夢が叶うUtopiaさん。叶えてくれるよな?
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夢を叶えるにはなにか争いごとをしないといけないらしい。叶えるためにはUtopiaにきた俺と同じ目的のやつを倒すか倒されるか。
倒し方で報酬は変わる。それなら
殺す。…
真っ赤に染まった手を自分の水で洗い流す。
「報酬は生前の記憶が知りたい。見せてくれ。」
そう口走った。
司会者は嬉しそうに笑う。
「君が買ってくれると思っていたよ。シャークん」
その司会者の顔はおぞましくみえた。だが見えないベールで隠れている。
液体の入った瓶を一気に飲み干し____
ここで俺の昨日の記憶は終わった。
今夜勝てば今度は
「すべての記憶がほしいと、言わないと。」
1夜。 無限ループ。