テラーノベル
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日付回ってることに気が付かなかった 😸
流石の俺でもそんなに打たれ弱いわけでもないし、いくら飽き性だからといって愛する人のことをすぐに飽きて取りやめてしまうわけではないから、毎日、毎日りうらが眠る病室に行って彼に顔を合わせて挨拶し、記憶を取り戻してもらおうと、思い出を語る。
「…へぇ、ないくんとりうらってそんなに仲良くなったんだ」
もちろん俺達が付き合っていること、そして付き合ったことにしたたくさんの思い出、幸せになったこと、くだらないことで喧嘩したこと。旅行したことにお出かけしたことや買い物をしたこと。りうらが買ってくれた服のことやアクセサリーのこととか本当にたくさん。
「うん、ほとんどりうらが幸せをくれたんだけどね」
「いやそんなことないでしょ、ないくんのことだからりうらはきっと幸せだったよ」
綺麗に笑ってみせるその顔に見つめてると寂しくなる。最後に話した、りうらが記憶を無くしてしまう前に話した喧嘩を彼に伝えられないのは俺の罪の償いのだろうか、それとも俺がその罪による否定なのだろうか。
「なんでりうらは記憶失くしちゃったんだろ、笑」
そう呟くりうらの声を俺は聞き落とすことが出来ず、不覚にも耳に入ってくる。それに俺はまた唇がギリギリ痛む。…俺のせいなのにな、りうらが記憶をなくしてしまった理由なんてたった1つ、俺が責め立てすぎたから。俺がしっかり、りうらのことを最初から信じてやれたら。俺がもっともっと冷静に、落ち着いていられたらよかったのに、なんて考えることはマイナスな方向ばかり。
おかしいなぁ、俺はポジティブ鋼メンタルってよくリスナーからも言われるくらいだったのになぁ…、笑
「ねぇ、ないくん」
そう呼びかける声に俺は見つめ直すとりうらはさっきの笑顔をかしこまらせて、真剣な瞳でこちらを見つめていた。…ほんと、よくよく見るとますますかっこよくなるなぁ。本来なら今すぐにも開かれようとしているその唇に噛みつきたいんだけどなぁ。
「もう一度、りうらにないくんをちょうだい」
続く
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コメント
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この、このっ、😭 🍣くんの心の中の声がいっぱい書いてるのが好きすぎるッ"😭😭💘 最後の🐤くんの言葉、意味深だねぇ...
やばぁぁぁぁ 😭((((( この話好きすぎて禿げそう(?) 🍣くんって、ほんとに鋼の メンタルっぽそうだけど 実際こうやって悩んでそう...