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優吾side
泣き声で目が覚めてリビングに行くと、床にペタンッと座り込んで泣いてる北斗が居た。
優吾「北斗どうしたの?」
北斗「うぁぁぁん」
慎太郎「おはよう。どうしたの?」
慎太郎が泣き声に気付いたのか起きて来た。
優吾「おはよう。俺が来た時にはすでに泣いてたんだよね」
慎太郎「北斗ぉ、しんどい?」
慎太郎がしゃがんで目線を合わせて問いかけると、首を振るから体調不良ではなさそう。
すると、大我まで起きて来た。
大我「なんで泣いてんの?」
優吾「分かんない」
大我「じゃあ、樹は?」
優吾「樹?」
大我「うん、樹とジェシーもう仕事行ったんでしょ?起きて樹が居なかったからじゃないの?」
あっ確かに、大我に言われて気付いた。
樹の事が大好きな北斗なら有り得るかも。
慎太郎「北斗、樹居ないから?」
北斗「グスッ、じゅいっ」
泣きながらも答えてくれた北斗。
横で寝てるはずの樹が居なくてびっくりしちゃったかな。
優吾「北斗、樹はお仕事行ったの。お昼から一緒にお仕事だから会えるよ?」
北斗「ほんと?、グスッ」
優吾「ほんと。だからもうちょっと我慢しよ?」
北斗「ぅん…」
ちゃんと理解してくれた。
でも、ずっと暗いオーラが漂ってる。
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優吾「北斗、お仕事の準備するよ」
時計の針が12時を回り、そろそろ仕事に行くため声をかけた。
さっきのオーラはどこへやら、目を輝かせて、
北斗「じゅいあえる!?キラキラッ」
優吾「会えるよ、だから準備しよ」
北斗「うん!」
元気に返事をして荷物を取りに行く北斗。
可愛すぎる!
北斗「ほっくんできた!いこっ!」
優吾「ふふっ、分かったからちょっと待ってね。大我、慎太郎行くよ」
慎太郎「OK!」
大我「はーい」
皆を乗せて車を出す。車内でも北斗は早く会いたいと言わんばかりにずっとウキウキしてた。
ー続くー