すんません。ほんとに遅くなりました。もう秋ですねー笑デート編後半です!
そしてまぜけちゃは色々話をしながら目的の場所を目指した。
そこには学校と同等の大きさでどっかの神殿のような造りで神秘的な建物があった。
ま「おっ着いた。」
け「ここは?」
ま「ここはアンプタック博物館だよ」
け「とても立派な建物だね!楽しみ!!じゃあ行こ!!」
そして博物館に入って行った。
け「へぇーすごいね!昔の書物や伝統品があるね」
ま「うん。でも俺がみたいのはこれじゃないんだ。」
け「えっそうなの?どこにあるの?」
ま「こっち」
そして連れて来てもらったとこには…天使の羽の展示物があった。
け「これって…天使の羽?」
ま「そう。この羽は、昔この世界に平和を齎していた天使の羽なんだって。」
け「それってあの神話の?」
ま「そう。俺さ…これを見るとすごく心が温かくなるんだよなぁ。俺知らないはずなのに、ずっと昔に知っていたような、すごく安心するようなそんな感覚になる。」
け「そうなんだ…。」
けちゃもまぜたと同じ感覚になっていた。無性に懐かしく、全てを包み込んでくれるような安心感がある。そして何故だろうか、あの羽は僕のだと本能的に感じていたのだ。
すると博物館のスタッフさんが説明しに来てくれた。
ス「これはかの有名な神話の天使の羽です。みなさんは神話では天使は人間に殺され、羽と輪っかをむしり取られたと教えられていると思います。しかしそれは違うことが最近の研究で明らかになりました。その当時の人間は、羽や輪っかが未知なものであり、好奇心のため羽や輪っかを触っていました。天使にとって輪っかと羽は命の源でありましたが、ただ頑丈ではありませんでした。そのため輪っかと羽が取れてしまい、生命力を失った天使はそのまま帰らぬものとなってしまったのです。しかし天使の羽と輪っかだけは生命力で満ちており、今もなおその天使の生まれ変わりを待ち続けていると伝えられています。」
ま「じゃあこの羽は作り物ではなく、本物だと…」
ス「はい、その通りでございます。理由としては、私たちが触れると…
ビリビリビリビリ⚡️と天使の羽から稲妻が走り、私たちを触れさせないようになっています。」
ま「ふーん」
け「イタッ…。」
ま「けちゃどうした?」
け「いや、なんでも…」
けちゃは背中に違和感を感じた。けちゃの背中には、生まれた時から2つの傷があった。それも天使の羽が生えていたような傷が…。
すると羽が急に暴れ始めたのだ!
ドン!ドン!ドン!羽の周りはガラス張りになっており、誰も触れられないようになっている。そのガラスに羽がドン!ドン!ドン!と体当たりをしているようにぶつかっていたのだ。
け、ま、ス「?!?!」
ス「羽がこんなに暴れるなんて初めてだわ!これは博士に報告しないと!」
スタッフはすぐに博士に報告しに行った。
け「…この羽…何か訴えているのかなぁ。」
ま「…。わからない、前来た時はこんなことなかったけど。」
け「そう…なんだ…。」
するとけちゃは無意識でその羽に近づいていった。
ま「けちゃ?」
そして羽に近づいたけちゃはガラスに触れた。
なんと稲妻が走る感覚はなかった。しかし直後、心臓が大きくドックン!と動いたのと同時に頭にたくさんの身に覚えのない記憶が流れ込み頭痛を感じた。
け「ッ!…」
頭痛と心臓の鼓動を感じたけちゃはそこで頭を抱え、しゃがみこんだ。けちゃの異変にきづいきけちゃの側にかけよる。
ま「おい!大丈夫か?!」
け「ッ…頭が…イタィ…」
ま「…寮に戻ろう」
け「ッ!僕は大丈夫だよ!」
ま「大丈夫じゃないだろ?いつでも来れるんだから、また来よ?」
け「…まぜちと2人で?」
ま「あぁ2人で」
け「うん。」
そしてまぜたは転移魔法を使って寮に帰った。
け「あれ、ここは寮?」
ま「うん。俺の転移魔法で移動した。気分は大丈夫か?」
け「うん、平気だよ。」
け『それにしても、さっきの…あれは誰の記憶?でもあれは天使?どっかで見たことのある人いたなぁあれは誰だったんだろ。』
ま「…ちゃお…けちゃお!!」
け「?!あっごめん、ごめん。ちょっと考え事してた。」
ま「ほんとか?。ほら保健室行くぞ。」
まぜたはけちゃを連れてすぐに保健室に連れて行ったが、問題は何もなく疲労だということで、保健室のベッドで寝ることになった。
ま「けちゃ今どうだ?」
け「少し、マシになったよ。ありがとう。」
ま「良かった。じゃあ俺はいっかい戻るな」
け「えっ?戻るの?」
ま「えっ?」
け「?!…やっぱなんでもない」
ま「なんだよけちゃおー😏寂しいんか?笑」
け「そっそんなんじゃないし!」
けちゃは布団を頭まで被せて隠れる
ま「クスクス🤭ちょっとそっち寄れよ」
け「えっなんで?」
ま「横で寝るから」
け「はぁ?何言って…えっ…ちょっ!」
まぜたは無理やりベッドに入ってけちゃを寄せた。今2人は向かい合わせで寝ている状態。
け「…///」
ま「クスクス🤭お前顔真っ赤笑。ほらこっち来い」
け「うわっ!」
まぜたはけちゃを引っ張り抱きしめている状態になる。
け「///」
ま「これだったら寝れるか?」
け「///」
け『やばい。緊張しすぎて、心臓破裂しそう。…でもあれ、まぜちの体温と心音、とても心地いいな…」
けちゃはまぜたに包まれている感じがとても心地よく、眠気を襲われた。そしてまぜたの胸から規則正しい寝息が聞こえてきた。
け「スー、スー😪」
ま「…可愛いやつ」
チュ
まぜたはけちゃのおでこにキスをし、眠るのであった。
to be counted
コメント
1件
寝ている間にキスするの最高です!