天野 葛葉─あまの くずは─
神名は、─│・┼
長所:来るものを拒(こば)まぬ気風。 物事にあまり固執しない。
短所:ケンカ早い。 まれに人心を理解し得ない場合がある。
※ かつて、天國神によって産み出された〇〇そのものが神格化したものです。
別名、うらみの神。
キャラクターの造形としましては、純真な子どもがわざと悪ぶっている感じというか。
端的に言えば、陰に隠れて悪いことのできない真っ当なヤンキーです。彼女の下地は。
口の悪さは親ゆずりでしょうか。
頭に血がのぼりやすいのが欠点ですが、今のところよく動いてくれるため楽しいキャラクターではあります。
また、別名の“うらみ”についてですが、植物の葛(クズ)の別名である“裏見草”から、“潔白”の意図。
他にも、“怨府(えんぷ)の化身”やそういった諸々の事情が、その辺りには習合されているのかも知れません。
小烏丸─こがらすまる─
・刀剣について
刃長:二尺七寸
切先両刃造。
頭(かしら):武者の図 金象嵌
柄糸:正絹の黒 捻巻
目貫:笛太鼓、鳴物各種 金無垢
縁(ふち):武具の図 金象嵌
鐔(つば):夢よ再び、都に参陣する落人の誉れ模様 金象嵌
鞘:黒糸巻に朱の拭漆
下緒:正絹の青
大尻:金地に堆朱、袋絞り形
・童について
長所:常にまわりをよく見ている。
短所:持ち主の気性に寄り過ぎている所為(せい)か、何事に対しても加減を知らない。
※刀工の天国(あまくに)が最初期に手掛けた作で、平家重代の宝剣として知られる一刀です。
本作における天国作刀の神通ですが、彼の場合は“武事”に関わるものという事で、周りのものを細大(さいだい)関係なく、意のままに操ることが可能です。
ただし、これは他者を傷つける目的に限定されるため、それほど融通の利く能力ではないのかも知れません。
童の姿をした刀霊に関しては、とくに他意は御座いません。
かわいいものを詰め込んで描ければ良いなと、そんな事を考えております。口は悪いですが。
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