第壱話
またどこかで。
体が熱い
体が寒い
分からない
痛い痛い痛い
刺された?
「よしッ!陰陽師安倍晴明を殺したぞッ!!」
違う
僕は安倍晴明じゃ無い
百鬼学園弐年参組担任の安倍晴明だよ..
「助け..て..」
「まだ息の根止まってねぇのかよ!」
連絡..しないと
プルルルルルル
カチッ
『晴明くん?どしたん?』
「たす..け」
その瞬間ナイフが心臓に向かって刺された
「あ゛ぁあああッッッ!!!」
『晴明くんッ!?』
『大丈夫かいな!?』
『晴明くん!? 』
あーあ..死んじゃった
凛太郎くん、飯綱くん、学園長、明くん、山崎さん、参組のみんな
「お…は..き」
ん..誰
「..きて…は..あ..」
「起きて晴明」
「ハッ…誰!?」
「やあ晴明」
「同じ顔..ご先祖さま!?」
「嗚呼」
「ここは..どこですか?」
「ん..〜仮に..あの世とこの世の境目ってとこかな?」
「境目..」
「ねぇ晴明」
「何ですか?」
「敬語じゃなくていいよ」
「分かった!」
「で..一つ提案といこう」
「生き返られるなら生き返りたいかい?」
「ッッッ!もちろんッ!!」
「ふふ..」
「じゃあ..」
「━━一緒に行こうか。」
「え..?」
眠気が襲ってくる
どんどん視界が暗くなり..眠ってしまった
コメント
4件
続きまってます!
話めっちゃ良かったです✨続きすっごく楽しみに待ってます‼️