棪堂side
今日も今日とて楠木に逢いに行く。
毎回行っては邪魔だとか鬱陶しいと殴られ蹴られ……。
でもそこがいい!!
棪堂「くっすのきー!逢いにk楠木『邪魔、消えろ。』ぶふっ!!」
思っクソ殴られたが……、楠木なら思いっ切り殴ってくれて構わないッ♡
数日後
棪堂side
あーあ、ヒマだなぁ。
焚石から邪魔もん消せ言われたから消しに来たけど…、もうやる事ねぇし帰ろうかなァ。
楠木『…おい。』
棪堂「おわっ!ビックリした……、楠木どうした?こんな所で……。」
楠木はスっと目線を合わせて
楠木『…茶、シバキに行くぞ。』
棪堂「……はぇ?」
そのまま楠木に手を取られズンズン進んで行きオシャレなカフェに入った。
棪堂「え、えっと……楠木…さん??急にどうしたんだ…?」
オソロオソロ聞く俺、俺らしくもねぇ。
そんな俺を楠木はジッと見つめて
楠木『……、不満か?嫌なら帰ればいい。』
棪堂「いやいやッ!!違くてッ!!俺が誘っても全然来てくれなかったから……何でかなぁって……。」
暫しの沈黙。
楠木『……、お前の熱意には気付いてた。ずっと、心配させてしまったのも……。お前が俺の事好きなのも……、でも俺には誰かを好きになる事も、愛することも無い。でも、少しなら返せるものがあると最近知ったんだ……。だからこうやって誘った。』
デレてる……?
楠木が俺を意識してくれている!!
嬉しいッ!!
楠木『……そのニヤケ顔止めろ、見てて不愉快だ。』
棪堂「ご、ごめんッ!その!嬉しくてよ……、楠木が俺の為に時間作ってくれるとは思わなくて……。」
楠木は俺からの言葉を聞いて
トイレに行ってくる、と言い席を離れた。
背を向ける楠木を見ると首まで真っ赤で……。
これ、俺にもチャンスがあるんでは???
主から
楠木くんはとっても不器用で
優しくしたくても出来ない子です。
顔面も常に不機嫌なのは寝不足です。
たまにスマホを投げて壊すから電話も何も知らないです、脳筋バカです。
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