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なにわの姫

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「なにわの姫」のメインビジュアル

なにわの姫

128 - 117.アンコール。

♥

72

2025年01月30日

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はい。こちら現場の○○です。ただいま事件発生中。

あ、ちなみに今、宮城2日目の夜公演に向けて準備してる最中なんだけどね?

リハも終わって、準備〜ってなって、皆んなメイクとか髪とかセットし始めてたんだけど

大「見てみてwちょんまげ!w」

小学生4人が鏡の前を占領してて。

大ちゃんとお兄ちゃんはふざけてるんだけど、みっちーと恭平は必死に自分の髪セットしてて。恭平、オールバックなの。

『あ、○○〜』

「ひゃいっ!」

『何その声w』

「ううん何でも!何!?」

『あと5分くらい掛かりそうなんやけど、、』

「あ、大丈夫!今回はパスで!!」

『パス?』

「他の人にしてもらう!」

『え、他の人って、』

「りゅちぇにメイクしてもらおーー」

ってその場から逃げたけど。

カッコよすぎない、、?いや、惚気けとかじゃなくて。ほんとに。あの状態で髪セットしてもらうの、耐えられる気がしない。

とは言っても、りゅちぇどこだろ。。

「あ、居た。」

流「あ、○○メイクしよ〜」

「うん!あ、あっちは皆んな使ってた」

流「やろうなぁ。そこでする?」

「うん!お願いします!」


流「髪はどうしよっか」

藍「おい。」

「あ、藍沢先生。」

藍「ちょっと診せろ」

「先生、言い方。りゅちぇ怖がってるから」

藍「…、、」

「りゅちぇ先戻ってて?」

流「分かった〜」


藍「…大丈夫そうだな」

「…あ。藍沢先生。」

藍「何だ」

「髪の毛セットしてほしいんだけど。」

藍「は」



大「○○可愛ええ〜!その髪、誰にしてもらったん〜!?」

「ん〜、秘密〜!」

和「え!○○可愛ええ〜!」

『誰?』

「えーっと、だから、秘密。」

セットし終わった恭平の方を見れなくて、目を合わせられない。

丈「裏行けるー?」

「はーい!」



🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪


🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪

「大好きっ」

謙「大好き!」




ステージ上でもカッコイイのは変わらなくて。ていうか更にキラキラしてカッコよく見える。

そんな恭平は、今日に限って甘えたさん。

すれ違う時も、いつもはしないのに、肩に手を置いてきたり、近づいてきたり。

私はそれに対して避け気味?だったから不機嫌になる恭平。恭平、去るもの追わずってイメージだけど、実際はそうじゃなくて。追いたくなっちゃうタイプ。

だから逃げたら追いかけて来て。走っちゃった。w

藍沢先生に見られてなきゃいいけど、、


裏に帰ると、いつもにも増して怖い顔をした藍沢先生。

その顔といいオーラといい、察した私。

「あっ、着替えなくちゃー、」

って逃げようとするけど、、

藍「その前に。傷見せろ」

って連行。

藍「これ見ろ」

「、、」

藍「血が滲んでいる。走るなと緋山と約束したんじゃないのか」

「…しました」

藍「…」

睨んでくる藍沢先生。怖いです。ごめんなさい。もう走りません。

「緋山先生には言わないでください」

藍「…はぁ、、消毒する。」

優しい藍沢先生。ありがとう。

ピリッ

「っっ、、」

藍「終わった。」

「ありがと」

藍「手首は」

「あ、はい」

藍「大丈夫そうだな」

藍「次走ったら緋山と冴島だからな」

「あ、脅しだ。」

藍「脅しじゃない。」

「やばっ、着替えないと、!」

藍「慌てるなよ」

「分かってますー!」



🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪

「謙杜。」

謙「///」


流「なぁ、聞いて聞いてw」

大「なにー?」

流「○○が目を合わしてくれんって嘆いてた人がおるんやけどw」

和「そーなん〜?w」

謙「○○誰目合わしてないん〜??」

「…さぁ?」

丈「あのオールバックの人やんな?w」

駿「何で目合わせんの?」

「…何となく」

大「あれ。○○ちゃん顔赤ない?」

和「なになにー!?」

「…後で言います」

『今言って』

「やだ」

『嫌や』

丈「じゃんけんで決め〜」

「🖐」

『✌』

大「はい、○○負けーw」

「…カッコよかったからっっ!!」

『…何や、そんなことか、』

「そんなことかって!!」

『嫌われてなくてよかったわ』

「そんなカッコイイのが近付いてきたら誰でも逃げる!」

『逃げるの○○だけ』

『○○が可愛すぎたら抱きしめに行くもん』

「逃げる。」

『そしたら捕まえるわ』

「やだ」

丈「あのー、おふたりさん。w 仲直りしたんはええけど、周り見て?w」

「あっ。」

謙「ステージでイチャついちゃってぇ〜!w」

和「たまにあるよな。俺ら居るのに二人の世界に入るのw」

大「あるなぁ。w」

流「まさかライブでもするなんてw」

駿「恭平は分かってたっぽいけどなw」

『うんw』

「えっ!?忘れてたの、私だけ!?」

『可愛ええな〜って思いながら見てたw』

「恥ずかしい、、」

「もう恭平見ない。」

『何で!?』

「意地悪したから」

『一生見てくれんの?』

「…うん」

『悩んだな?w』

「はっ!」

大「あ、俺らの存在思い出したw」

「もう着替え行きましょ!!!」

大「はーいw」



「…何でこうなるの」

大「○○心の声出てんで〜w」

「大ちゃん真ん中居て」

大「え、嫌やよ、カップルの間なんてw」

「そうですか」

大「はーい。w」

大「何か最近面白いことあった〜?恭平!」

『ん〜、あ、昨日なんですけど、謙杜と2人でホテル泊まってて。ホテルのテレビで見てたんっすけど、それに出てた俳優さんのモノマネを謙杜がしてました』

大「どんな感じ?」

『じっちゃんの名にかけて!って』

「そんなわけないじゃんw金田一やってないでしょ?w」





アンコール!アンコール!

大「え!?○○なし!?」

マネ「はい。○○さん無しで1曲目お願いします」

「ごめんね、2曲目から登場する!」

謙「了解、無理せんといてな」

「はーい」


🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪

マネ「怪我だと思われてたね」

「そりゃ隣りに藍沢先生居たもん。」

藍「診る」

「はーい」


藍「ん」

「ありがと!」

「じゃあ着替えるから藍沢先生出て〜」


女ス「キツくないですか?大丈夫ですか?」

「はい!全然大丈夫です!」

女ス「はい、出来ました!」

「ありがとうございます!」

「やばっ!!もう終わっちゃう!!」

藍「こら、走るな」

「まだ走ってないー」

藍「…まだ?」

「や!!違う!待って、マイクー!」


恭平Side

アンコール1発目は○○は不参加。大丈夫なんかな、、2曲目いけるん、?

2曲目はSpecial Kiss。

カウントが聞こえて、歌い始める。

『君の好きをもっと教えて もっと聞かせて 結んでゆくlove story』

キャー!!

歌い始めと同時くらいに大きな歓声が。

和「片想い繋ぎ合わせたらここからほら始まる 僕らだけのspecial love」

🎼🎶

🎤「なにふぁむの皆んな〜!最後まで盛り上がっていくよ〜!!」

後ろを見てみると、浴衣姿でゆっくりステージに下りてくる○○。

びっくりして俺らの動きが止まる。けど、すぐに○○の方に駆け寄って手を貸す。

「ありがと」

『聞いてないんやけど』

「ん?サプライズ〜!」

『可愛すぎやから、w』

「恭平こそカッコよすぎ。」

『俺らが歌えんの予想してここだけ録音したん?』

「ん?あー、した方がいいんじゃない?って言われて。」

『しといてよかったなw』

「ねw」


謙「きっかけはいつも突然過ぎて胸の鼓動が隠せない」

「みっちーのとこ行かないと。」

そう言ってみっちーのところへ。

可愛すぎん、?

流「どんな」

駿・○「恋だって」

楽しそ。ええなぁ。

流「全部」

駿・○「乗り越えて」

流「上書きして進もう」


その後も皆んな○○と絡もうとして○○の元へ。w



大「○○、可愛ええ〜!」

「ありがと〜!サプライズ大成功!」

丈「何で青色やないんー!!」

「ん?これは紫一択だった」

謙「恭平のメンカラやから?」

「それもあるけど、可愛かったから」

流「よかったな?w」

そう言ってこっちを見てくるりゅちぇ。

駿「浴衣姿の○○見納めといてくださいよ〜」

「去年着れなかったもんねぇ」



最後の幕閉じのセリフは、○○。

「花火よりも君の方が綺麗だよ!」



そういうわけで無事にライブは終了。


『あれ、○○着替えんの?』

「ん?うん!せっかくならこれで花火したいじゃん」

『…あぁ、』

「え、忘れてたの?」

『いや?』

「ねぇ、忘れてたでしょw」

大「2人ともー!準備できたっぽいー!」

「今行くー!」


🎇

「わっ!見て〜!綺麗〜!」

丈「○○危ないって!!w 浴衣燃えるで!!」

「燃えないよ!!w」

丈「ちょばかばか!火ぃこっち向けんな!w」

駿「可愛ええな」

流「な。」

浴衣姿の○○に癒された俺らでした。


○○_fujiwara.official

📸 🎥

公演後、恒例の花火をしました!今日の夜公演、アンコール衣装は特別に浴衣でした!

浴衣姿の○○はいかがですか??


ご報告です。

今日の昼公演で本人がお伝えした通り、藤原○○は首と右手首を負傷しました。「全然大丈夫、元気もりもりだよ!って書いといて!」と言われました。ご心配をおかけしました。

Byマネージャー

#なにわ男子 #藤原○○



@yrt

はしゃいでる○○ちゃん可愛い〜❤


@pip

横顔綺麗!!花火×○○ちゃんは最高すぎる!


@epp

紫の浴衣似合ってる〜💜‪きょろイメージして選んだのかな〜?


@qjl

首と手首どうやったら怪我するの〜!!お大事にしてね😭


@kkc

○○ちゃんだけライララとか、激しいダンスの曲は踊ってなくて悲しかったけど、椅子とか使って魅せてくれてありがとう!カッコよかったよ!!


@wee

元気もりもりw ○○ちゃんらしいw

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