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「 よーし、皆居るな。じゃあ、今日の行く時は分散して電車に乗ってもらって南布駅でバスを手配してるからそれに順番に乗って雀鉢高校に行きます。 」
蘆谷先生が説明する。
龍樹さんは今日はバレーボール協会の方の会議だそうで東京にいる。
合宿中にはちゃんと雀鉢高校に来てくれるらしいけど。
そして分散と言っても時間を分けるんじゃなくて乗るところをだった。
確かに大荷物のバレー部員総勢13人がぞろぞろ歩いてたら邪魔だし怖い。
4グループに分かれて乗るらしい。
1グループは浅原さん、草ノ瀬くん、節くん。
2グループは五木、俺、音島くん。
3グループは三守さん、木萩くん、石井くん。
4グループは輝、紺さん、漱、冲田くん。
電車に乗る号車も分けるらしい。
まぁ五木とか音島くんは頼れるから二人が行った方にいけばいいや。
「 それじゃあ次はバスで会おう。 」
…蘆谷先生、最近なんかのアニメ見たんかな。
それから電車に乗って、南布駅で降りてバスターミナルで迷子になった。
だが漱とメールしながらちゃんとバスに辿り着きバスに乗った。
「 辰、来るの遅かったな。まぁ迷ってたからしかないわな。 」
「 うるさい。田舎民にはこんな大都会大変なの。 」
「 はいはい。そーですか。 」
漱、笑うな。まじで。怒るぞ。
それからバスに乗って三十分ぐらいたった時。
「 お前らーそろそろ着くらしいから荷物纏めとけよー? 」
という浅原さんの声が聞こえた。