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(あなた)Side
次の日
教室に居ても
どこに居ても目線を感じる
振り向けば
佐野くんが笑顔で、こっちを見ていた
佐『如月ちゃん、今日も可愛ええな〜💕』
そう言いながら
抱きついてくる佐野くん
(あなた)「ちょっ、佐野くん学校でくっつかないで……。」
佐『学校じゃなかったら、くっついてもええってこと?』
(あなた)「そういう意味じゃない……。」
私は耳を触った
それは私の照れ隠し……
ねぇ……
佐野くん、気づいてる?
多分、私は……
佐野くんに惹かれてる……
でも……
私は……
誰も……
好きになってはいけない……
多分……
佐野くんが……
私の秘密を知れば……
佐野くんは、私から離れるだろう……
だから、今のままの距離が良いんだ……