次の日病院から連絡が来た
それはいむが今日の朝亡くなったという知らせだ
桃「なんで…なんでだよ…俺が悪いみたいじゃんか」
少し疲れていたのか仮眠を取ることにした
水「僕に会いたかった?」
桃「ひっ!?」
なんでお前がここに…こいつは亡くなったはずだ
桃「死んだはずじゃ…」
水「ないちゃんになら殺されていいよ~」
嫌だ。逃げたい。逃げ出したい。だけど足が上手く動かない。
水「大丈夫?」
桃「くるな、、涙」
水「僕はずっとないちゃんの側にいるからね」
桃「やめろ!くるなくるな!!近づくな!!離れろ!!くるなああぁぁ!!」
桃「っ!?」
気がつけば朝だった。
正しくはさっきの夢と同じ時間
桃「夢だったのか?」
プルルルル
桃「こんな朝から誰だろ」
桃「はい。もしもし」
それはいむの状態が悪化したという連絡だった
桃「今すぐですか!?…えと、、」
変な夢を見てあいつには会いたくない
しかし状態が悪いと聞いて流石に心配しないわけにもいかないので行くことにした
桃「ここの病室かな?」
扉を開こうとした時何かの声がした
水「うわあああぁぁぁ!!!!!!」
桃「…」
恐る恐る扉を開ける
そこには何故か傷だらけのいむの姿があった
水「わあああぁぁぁぁ!!!」
なんだよこいつ…気持ち悪い…
水「わああああああぁぁぁぁ!!!!!」
桃「そんなに叫ぶと喉枯れるぞ」
水「なぃちゃ…?」
桃「悪いけどすぐ帰るからな」
水「お見舞いきてくれたの?」
桃「違う」
水「うれしぃ///」
桃「だから違う!!」
水「ゆっくりしていってっ!」
水「お菓子とジュースあるよ!何食べたい?」
思ったより元気だなこいつ…
ほんの少しだけ心配した俺が馬鹿みたいだ…
桃「もう帰るから何もいらない」
水「そんなこと言わないで、、」
水「あ!トランプしない?それかUNOとか!」
桃「しつこいぞ!!」
俺が怒鳴り上げるといむはびくりと体を動かした
水「どうして、、何がダメなの?何がないちゃんを不満にさせるの?なにが足りないの?」
桃「お前の言動や行動全てが嫌いだ!大人しくしろ!」
水「どうして、、僕は」
桃「…じゃあな」
そのまま俺は早足で病院を出た
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