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「 さーて、今日は皆でチームとしての自覚を持ってほしくて、してほしい事があるんだけど… 」
龍樹さんが提示したのは「兎に角、試合」だった。
「 よーし、試合の練習なんざ試合しないと上達しない。だから、試合を沢山してほしい 」
そして始まる試合地獄。
もう何セットやったっけ…汗だくだし、お腹も減るし、もう無理動けない…
「 うっし、明日はいよいよ華虎学園との試合。しっかり明日は楽しむこと! 」
明日は日曜日。授業はないけど練習はある日。いつもなら練習は基本11時からなんだけど、今日は沢山試合をするのか9時集
合だった。
「 それと…マネージャーとして、この子が正式に!入部してくれます…!! 」
そこに居たのは前に見学に来てた子だった。
「 一年、冲田霙です。バレーは元々してましたが怪我で試合は出来ませんが皆さんのサポート、
全力でしていきます。よろしく、お願いします。 」
怪我…か。つらいだろうな…俺に理解できる気持ちは冲田君の中には無いと思った。
それから少し、皆になれる為話をした。他愛もない話。
それから絶対的に疲れることが予想される明日に備えて帰れば早急に風呂に入って寝る事にした。