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虐待表現あり、人物崩壊あり、
💬では🐤、など検索避けをお願いします。
エセ関西弁注意
誤字があったらすみません
()=心の声
「」=言葉
[] =過去の声
ほとけの家。
ドアが開くと、あったかい空気がふわっと流れてきた。
💎「ただいまー」
ほとけが声を出すと、奥から元気な声が聞こえてくる。
🐰「おかえりー!って…え?」
リビングにいた初兎が、玄関を見て目を丸くした。
🐰「誰その子!?」
ほとけの後ろには、濡れたままたっている少年。俯いて、ほとんど顔を上げない。
💎「外で座り込んでた。」
🐰「えぇ!?」
初兎は慌てて近づく。
🐰「めっちゃ濡れてるやん!」
少年はびくっと肩を揺らした。
💎「しょーちゃん、声でかい」
🐰「いやいやびっくりするやろ!」
初兎はその場にしゃがんだ。
ほとけの後ろに隠れてる少年の目線に合わせる。
次は落ち着いた優しい声で。
🐰「寒かったよな。」
その言葉に、少年の肩がまた小さく震えた。
🐰「とりあえず風呂入ろか。風邪ひくで」
🐤「……」
🐰「ご飯もいむくんが作るから」
少しの沈黙。
そして、小さくーー
🐤「…うん」
——————-‐
しばらくして。
お風呂から出た少年は、大きめパーカーを来ていた。
テーブルの上には温かいご飯。
湯気がたっている。
💎「いっぱいあるから、遠慮せず食べてね。 」
そう言われても、少年はなかなか箸を動かさない。
🐤「……」
ほとけが隣に座る。
💎「食べない?」
🐤「……」
少しして、少年がぽつり。
🐤「…いいの」
💎「ん?」
🐤「…これ食べたら、出てく。」
その言葉にふたりが固まる。
ほとけは少しだけ眉を下げた。
💎「なんで?」
🐤「…迷惑だから」
声は小さいけど、はっきりしていた。
💎「……」
ほとけは少し考えながら言う。
💎「じゃあさ」
🐤「? 」
💎「今日は迷惑かけといて」
少年は顔を上げる。
💎「明日考えればいい」
初兎も笑う。
🐰「そーそー!今日は飯食え!」
しばらくしてーー
少年はゆっくり、箸を持った。
一口。
そして、もう一口。
次の瞬間。
ぽろっ
ご飯の上に、涙が落ちた。
🐤「……っ」
少年は慌てて顔を隠す。
でも涙が止まらない。
🐤「……ごめ、」
💎「謝らないでいいよ 」
優しい声。
🐰「いっぱい食べ」
少年は泣きながらご飯を食べ続けた。
——————-‐
🐰「そういえば名前なんて言うん?」
少年は少し迷いながらも小さな声で言った。
🐤「……りうら。」
🐰「りうらな!」
💎「じゃあ僕りうちゃんって呼ぼ!」
少しだけりうらの目に希望が差し込んだ。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡100