リクエスト作品
ヴァンらだ ヤンデレ洗脳《1》
何でもありな方だけ
一応流血表現(?)があるのでセンシティブ
ご本人様たちとは関係ないです!!
思った以上に長くなりそうなので2つに分けます🙇♂️勝手な判断ご了承ください。
リクエストとしてはヤンデレ洗脳🔞なので《2》の方で🔞は書いていこうと考えております。
リクエスト作品となってますので、苦手な方はご了承くださいませ。
それではどぞ!!
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(らだお視点)
成瀬)「それでマンゴーが〜〜、 」
猫)「ねェ!!何デらダオにバラすの!?」
ら)「んふwwww 」
チルタイム中、レギオンにて3人で楽しく話していた3人。
今日の午前中はそこまで犯罪は多くなかった。
だが気を緩めるのはまだはやい。もうそろそろチルタイムも終わるので、犯罪が起きてもおかしくないのだ。
成瀬)「イテテ、、そういや今日はギャングが多いな~。」
猫マンゴーに飛び蹴りされ、背中を痛めた成瀬が自身の背中をさすりながら言う。
猫)「たしか二!…何デ?」
ら)「さぁ…ギャングも疲れたんだよきっと。」
周りを見渡してみるとそれは一目瞭然だ。
確かに今日はなんだかギャングの割合が高い。
ら)「(だいぶ居るな…)面倒ごとは避けようね。」
成&猫)「了解~」
ギャングとの面倒ごとは本当に避けたい。
そう思っていたら、ウェスカーとあと一人、ハンクが近づいてきた。
ウェス)「あれ?3人揃ってるの久々じゃない?ども~」
ら)「お、餡ブレラだ~!今日ギャング多いよね~。何かあった?」
ウェス)「何にもないよ~。ところでらだお君そろそろウチくる?どう?楽しいよ?」
ら)「出たデイリーww行かないよ、俺は。というかウェッさんのとこ人困ってないでしょ?」
ウェス)「えーん、また振られた~!!また今度誘うもん!」
ウェスカーとだけ他愛もない会話をしていた。
ハンクの方をチラッと横目で見てみる。
成瀬と猫マンゴーと話をしているらしい。
ハン)「どぉ?餡ブレラ入らない?」
成瀬)「お前つい最近までらだお勧誘してたやつだなぁ?俺はらだおが行かないと行かない。」
猫)「オレも!ラだおが行くナラ行く!」
ハン)「青井君なかなか来ないからさ~、もういいんだよねぇ~、、今は君たちが欲しいかもw」
最近勧誘も無くなったし、呼び方も態度もそっけない理由はこれだったか。
なんだか寂しさを覚える。
ウェス)「?大丈夫?らだお。体調悪い? 」
ら)「え、あ、いや、そんなことない。大丈夫。少し疲れてるだけ、、」
そういってウェスカーに笑ってみせる。
すると後ろから誰かに抱きつかれる。
ヴァン)「らだおさんっ」
ら)「ふぇ!?ヴァンさん!?もぉ急に抱きつくのやめてください!びっくりしますよ~!」
ウェス)「あ~!!私とらだお君で話してたのに~!」
ヴァン)「らだおさんはMOZUに入るんですよ。譲りませんから」
ウェス)「え?それマ?そうなの?私に黙ってMOZUに入るの?」
急にガチトーンで詰めてくるウェスカー。顔が笑ってない、笑
ら)「んな、!?そんなわけないですよ!…まぁでもヴァンさんかっこいいし、MOZUいいよね、とは思ってるぐらいなだけで、」
ウェス)「ちょっと!私の時とは反応に差がある!許せない!!」
ヴァン)「らだおさんの技術はもちろん、貴方の人の良さもワシは評価しているんですよ…?、警察での活躍もワシは知っていますし、普段の優しい貴方も好きですからね。是非ワシの雛になって欲しい…」
ら)「うっ、ヴァンさん耳元で褒めちぎってくるのやめて、声がよすぎる、///」
ふと視界の端にハンクがうつる。
こちらを見てはなんだかイラついているような、気に食わないような感じをしていた。
ヴァン)「?どこ見てるんです?今ワシと話しているというのに…」
ら)「え、ぁ、ごめんなさい。そろそろチルタイム終えて仕事戻ろうかなって思って、」
ヴァン)「…そうですか、お仕事頑張ってくださいね公務員さん^^」
ら)「~~~っ、犯罪したら捕まえますからね!」
そう一言言って離れたとこにいる成瀬達のとこへ向かう。
ら)「2人とも~本署帰るぞ~」
成&猫)「は~~い」
2人と話していたハンクもいつの間にかウェスカーの元へ戻っていた。
ら)「…はぁ、」
誰にも聞かれないように小さなため息を吐き捨て、レギオンを後にした
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(ヴァン視点)
ら)「…はぁ、」
普段の彼からは漏れることのない、小さな溜息。レギオンを後にする3人の警官の後ろ姿を眺めていた。
なかなか激務が続いていると聞いたが、2人はそこまで疲れていないらしい。
もう1人、自分の意中の相手。
自分は雰囲気だけでも分かる。
疲れ切っている。
肉体的な疲労だけではない。
精神的にも今は結構きている、はず。
普段から彼を観察している自分だからこそ気付けるのだろうか。
そうでなければ、あとの2人が気づいてレギオンになぞ来るわけがない。
1人で口角をあげる。
優越感、というのか。これが。
ウェスカーのとこの部下も最近のあの子とは疎遠らしい。
絶好の機会ではないか。
彼を堕とすのなら。
これからもっと彼を甘やかして、うんと愛を囁けば、、
きっと彼はこちら側へ来る。
白が黒に堕ちる時、皆の顔はさぞ見ものなのだろう。
ウェス)「ヴァンちゃん、今日は機嫌がいいのね。」
ヴァン)「…あぁ、良いことを知れたのでね^^」
ウェス)「自慢かよ!!!悔しーッ!!!らだお君はウチに入れる!!ヴァンちゃんには渡せないなぁ!」
ヴァン)「こちらの方が優勢ですがね^^」
ウェス)「ああああ、抗争になりえる、」
ウェスカーと少し何気ない会話を交わして、レギオンを後にした。
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(らだお視点)
3人で本署に帰った。
まだ皆は駐車場でチルタイム中だったようだ。
ら)「お疲れ様~~」
ペ)「おつかれ~~」
警察の今日の人数をstateを開いて確認する
16人…少なくはないな。
まぁ、猫マンゴーも成瀬も同期もその他頼れる後輩も居る。
今の警察は強いんだ。ヘリ出来るのも俺だけじゃない。何も心配しなくていいんだ。
ミン)「…だお君、、らだお君?」
ら)「ぇ、あ、どした~?」
ミン)「いや、銀行強盗の通知来たけど誰が行くって話してたから」
銀行強盗の通知、、あ、本当だ来てた。
はぁ、、俺は通知にも気付けなくなってんのか
ら)「あ~~、いや俺ここ残っとく。」
ミン)「了解~““銀行強盗ミンドリーとぺいんで対応しまーす””」
無線)““了解~/了解しました~””
ミンドリーとぺいんがそれぞれパトカーを出し本署を後にした。
猫マンゴーと成瀬は少し離れたとこで他の署員と話している
他の署員も数名パトロールへ出たらしい。
…久々の事務作業でもやるか、と本署入口のドアに手をかけた。
その時だった。
バァンッッッ!!!!
本署の駐車場の所から大きな音、手榴弾の爆発音が聞こえた。
ら)「、は??」
駐車場に目をやると猫マンゴー成瀬を含む署員が5人倒れていた
キャップとつぼ浦のいつものやつ、、?いや違う今日はあの二人は出勤してない。
となると…襲撃、?
ミン) ““え、何?何が起きた?””
ぺ) ““なんで警察そんな死んでんの?””
銀行強盗へ向かっていた2人が無線からそう言う。
辺りを見回す。正面の高いビルの屋上に黒いヘリが止まっていた。
ら) ““正面ビル屋上に怪しい黒ヘリ居る。多分襲撃だこれ。””
さぶ) ““パトロール中断して帰りま゛、””
《安保さぶ郎ダウン》
まずいな、近くでさぶ郎もやられたか。
ら) ““らだおヘリで上空から見ます。ミンドリーとぺいんも帰って来れるなら帰ってきて欲しい。さぶ郎近くでやられた””
無線) ““了解””
最初の段階で猫マンゴーと成瀬を持っていかれたか、今残りは、、10人か。
急いで屋上へ向かって正面ビル屋上の様子をチラッと伺う。いつの間にかヘリは居ない。辺りを見渡してもヘリは飛んではいない。
出るなら今か、とヘリポートへ走って向かってヘリを出す。
ら) ““らだお今からヘリ出すよ””
無線にそう一言いれた。その時だった。
聞き覚えのある、危ないものの音が聞こえた。
が、気付いた時点で遅かった。
ら)「あ、まず、い゛っっ!」
バァァンッッッ!!!
ヘリはロケランによって爆散。らだおはその爆発に巻き込まれた
《青井らだおダウン》
無線のピコピコ音が鳴り止まない。
無線) ““~だお君、!?~~、!?!?””
無線から声が聞こえるが段々と聞こえたくなってくる。爆発に巻き込まれ吹き飛ばされた俺の体は建物に打ち付けられ、打ちどころが悪かったのだろう。
視界の端に映る黒いヘリを最後に俺の景色はブラックアウトした。
気がつくと、知らない天井だった。
寝かせられていた部屋は妙に整っていたが、部屋の4隅に監視カメラがある。
身体を起こそうとする。が力が全く入らない。
すると扉の開く音がする。
???)「あ、起きました?らだおさん」
誰だ、?メガネをかけている、若めの人、
???)「無理に身体を動かさない方がいいですよ。見つけた時頭の出血も凄かったですし。」
ら)「…誰、ですか、?」
この人は誰なのか。自分を救ってくれた、?一体何から、、?
ぐるぐる考えても何も分からない。
???)「あぁ、私は だよ と申します。」
だよと名乗る人物は無線を入れているらしい
だよ) ““ボス、らだおさん起きましたよ””
ら)「ぇあ、だよ、さん…?ここってどこなんですか?そして自分はなんでこんな重症を、?」
だよはこちらを振り返ると口を開いた
だよ)「今からその事について良く知る方が来るのでもう少し待っていただけますか?」
だよがそういった後すぐに扉が開かれた
サングラスで短髪、そして重々しい雰囲気のある人だった。
???)「よかった…目を覚まして…らだおさん、貴方はここで3週間ほど目を開けなかったんです…とある集団の暴動に巻き込まれて、ね。」
そういうことか、自分の体がこんなにも傷ついている理由は。
いやそんなことより、気になることがある。
ら)「…なんで、俺の名前を知ってるんですか?俺は貴方達を知らないのに、」
後から入ってきたサングラスの男が自分の傍にきて体をかがめ、目線を合わせながら口を開いた。
???)「なんでって、そりゃぁ、、
貴方は私達のギャングの一員ですから。」
だよ)「貴方は暴動に無関係だったが、偶然近くを車で走っていたんですよ。それで巻き込まれた時、仲裁に入った警察の勘違いからの射撃、RPGまで打ち込まれて吹き飛ばされた貴方は頭の打ちどころが悪かったのでしょう。」
ら)「…俺は記憶喪失、ってこと、? 」
だよ) 「理解が早くて助かりますね。さすがです。」
なるほどそういう事か、俺は記憶喪失になっているらしい。俺は運悪く巻き込まれた後にこの人たちに救われたのか。
重症とは言えど、命が助かっている。
信用してもいい、のか、、?
ら) 「えと、、とりあえず、、助けてくれてありがとうございます、、、?」
ヴァン) 「いえいえ、貴方は私達ギャングの頼れる人であり大きな戦力でもありますし、家族同然ですからね。本当に助かってよかった、、」
ヴァンダーマーと呼ばれていた男は俺の手をしっかりと握って心の底から感情を吐き出しているかのような口調で言った。
その言動によって決断が出た。
…またこの人に忠誠に従おう、と。
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(ヴァンダーマー視点)
ら)「…スゥ、……スゥ、……」
彼が小さな寝息を立て始めたのを確認してゆっくりと傍を離れ、部屋を後にした。
そばに居ただよが口を開く
だよ)「やはりらだおさんは理解が早い…記憶を無くしてもなおあれほどの物事を言われた通りにしっかり理解している…」
ヴァン) 「ヘリの中で1度目を覚まして暴れた時は少し焦ったんだがね…あの時にあの薬を飲ませて正解だった。計画通り物事が進んでいるなぁ…このまま彼を真っ黒に染め上げて仕舞えば全てワシの思惑通りだ。」
だよ)「ボスの用意周到さには関心します。あの時に記憶喪失にさせる薬と睡眠薬を持っているとは思いませんでしたよ。」
ヴァン)「ふふ…ワシはこの街1番の我儘だからなぁ…欲しいモノは力ずくで手に入れる。どんな手段も厭わない…」
だよ)「さすがボス。」
MOZUのアジト内のとある廊下を不敵な笑みを浮かべながら歩く2人。
ヴァン) ““これから先は各々好きなように動け。ワシは少し部屋に籠る””
無線でそう一言端的に伝え自室へと入る。
無線) ““了解ボス””
だよも他の構成員の元へ向かった。
ヴァン)「…ふふ」
自室に置いてある椅子に腰掛け優越感に浸る
自分が今まで望んでいた無謀にまで近いこの計画が、今、たった今成功したのだ。
心の底から嬉しさが込み上げてくる
愛する人を自分の元へ縛り付けることができた。
こんなにも嬉しいものなのか。
ヴァン)「…あぁ、可哀想に…ワシに目をつけられてしまって…輝かしい貴方の警察人生はここで終わりだ。」
机の上に置いていた彼がいつも身につけていた青い鬼の被り物をそっと持ち上げて顔に近付け、 被り物の口元に軽く口付けをする。
ヴァン)「…貴方自身は手に入った。今度は貴方の心もワシのモノにしてみせようか…愛していますよらだおさん…」
あの部屋で静かに眠っている彼の顔を想像しながら被り物を抱きしめた。
─to be continued─
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