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ある日ポオは出掛けていた。流石のポオでも食べ物がなくては生きて行けないからだ。スーパーで必要最低限のものを買った。筈だった。家に帰るとビニィル袋の中には駄菓子、そしてラムネが入っていた。ポオは忘れようとしていた江戸川乱歩の存在を思い出し、泣いた。すると、運悪くインターホンがなった。ポオはインターホンに出る気力も無くなるほどに酷く悲しんでいた。すると玄関のドアが開き聞きなれた懐かしく、恋しく思っていた声が聞こえてきた。“ポオくーん?”ドアを開けたのは江戸川乱歩だった。そして、ポオは無我夢中でで江戸川乱歩に駆け寄りそして抱き寄せた。“御免なさいである、”ポツリとポオは言った。江戸川乱歩はそれを聞き笑った。自分が泣いているのを隠すために、然し、当然のようにバレた。ポオはどうしたらいいか分からなかった。すると、江戸川乱歩はポオに言った。“僕のことが好きかい?”ポオは答えた。“乱歩くんが想っている好きと別の意味で吾輩は乱歩くんが好きである”と。江戸川乱歩はポオに言った。“じゃあ僕の恋は実らずに終わり、そして、又、この関係も終わるだろう”と。ポオは何も言わずにいた。何もいえなかった。江戸川乱歩はポオを見て続けてこう言った。“僕に思いを寄せられ僕の番になる。やっぱり運が悪いよ、ポオ君、君は、”と。ポオは唖然とした。江戸川乱歩は顔を赤く染めていた。ポオは枯れたはずの涙が出てきた。そして江戸川乱歩と同じように顔を赤く染めあげた。そして気まづい空気が流れる。すると江戸川乱歩はポオに“返事を聞きたいのだけど?”と言った。ポオは小さな声で“吾輩は乱歩くんの恋人になれるのであるか?”と、照れながら言った。すると江戸川乱歩は意地悪をするかのように“質問は受け付けませーん!”と言った。ポオは照れながら“吾輩は乱歩くんの恋人になりたいのである”そうポツリと言った。江戸川乱歩は嬉しそうに想い人に接吻をし甘い空気が流れ始めた。
コメント
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ん〜神すぎ
今小町ちゃんと映姫さまが見えてきた