『夢と現実』
晴『また変な夢…』
今晴明は夢の中、水滴の滴る音がする暗い常世の世界へと来ていた
最近、夢を見る頻度が増えてきた気がする
それは毎回、何処か知っていて、でも分からない
もしかしたら僕はずっと眠っているのでは?
なんていう考えもした
歩いていると自然に景色が変わる
晴『白夜デパート…?火事…?』
白夜デパート、と書かれた建物が現れた
白夜デパート…ではないけど僕も火災に巻き込まれたな〜なんて思う
晴『次は…実家?泥田くんと狸塚くん、座敷さんに佐野君まで…あれ?ッ__た、”』
既視感のある名前を呼ぶ。
と、瞬間ひどい頭痛が晴明を襲う
晴『__ッぁ?』
誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰誰誰誰…?
わからない、わからないよ何も
晴『弐ノ参?』
次に目を開くと2年3組の教室
少し壁やらが古ぼけている。
看板には2‐3と書かれていたはずだが漢字だ
晴『なんだろ、これ…僕の名前?』
黒板には
2.21晴明誕生日おめでとう!と書かれていた
それを見ると、嬉しいと同時、嫌悪感に襲われる
晴『もう出よう…。』
晴明が頭を抑えながら教室を出ようとした、瞬間
?「嘘つき」
晴『!?ぇ__』
晴『____僕?』
振り向き、目の前にいる者は晴明と瓜二つ
晴?「ずっとこの世界にいたいの?」
この世界、とは…皆で笑える学園の日々をおくることだろうか。
晴『何いって…
僕の居場所はここだよ?ここ以外に_』
晴?「違うでしょ。君はこの世界の住人じゃない。」
晴?「よく聞いて、この世界は_」
晴『はッ!ヒュ、…ごほッ、ゞ』
ぁあ、嫌な夢を見た。
晴明は少し咳き込み、汗を拭う
いつもならば6時ぴったりに起きられるはずだが、時刻は7時半を過ぎていた
晴『今日…皆は生徒会の仕事か…、』
目眩がする
視界がぼやける
なんとか立ち上がり、洗面台に向かって準備をする
晴『行ってきます…!』
朝食を食べたことで元気はでた
あの不可解な夢の事は一回忘れよう、。
学園内
お昼 食堂にて
晴『聞いてよ佐野く~ん、!』
佐「んだよ、急に…米粒ついてるぞ、」
佐野は晴明の頬につく米粒をとって口にする
晴『それがさ~、最近変な夢見てて…』
佐「変な夢?」
窓側を見ながら思い出す素振りをする
晴『うん、佐野君が働いてる本屋とか焼けてる白夜デパート?ていうとことか…
ぁ、後[にのさん]って漢字で書かれてる教室とか、
知らない人も出てくるんだけど…』
佐野が無反応なのを見て、晴明は顔をあげる
晴『へ!?佐野君大丈夫…?』
佐野は酷く悲しい顔…それでも何処か嬉しいような顔をしていた
佐「ぁ…ぁあ、大丈夫…、昼終わるしもう行こうぜ」
晴『ぇ!?あ、うん?』
佐野の変な反応を見て質問はしたかったが、今はしないほうが良いと直感に思った為辞めておく
放課後
__in佐野
1人で帰路を辿る
晴明は先生の手伝いって事で遅くなるらしい。
佐「……」
今日、昼からずっと集中できなかった。晴明は夢で何処まで知ったんだ?
もし夢のお陰で記憶が戻るとしたら、元の世界に連れ戻せるかもしれない…
皆あっちでお前を待ってんだ。絶対に元の世界に戻らせる。
佐「…たく、世話の焼ける奴__」
終!
もう終盤行こうかなって思ったんだけどその前に、書いて欲しいネタとかあれば遠慮なくどうぞ!
最近短くて面目ないです …。
今更だけどこの書き方わかりやすくない?
前のと比べて
晴『』←はる
晴「」←せい
マフィアパロだしたので是非
コメント
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ふぁぁぁぁぁぁ最後!!