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・挿絵はガチャライフ2を使っています。
・ガバガバ設定
・特殊設定もりもり
・外国語は全てGoogle先生に頼ってます。
・謎時空ですが、一応二次試験の最中です。
・キャラ崩壊、捏造、愛され、なんでもありです。
・書いてる人がアニメ勢ですのでキャラが掴めていない可能性があります。
・今回、神内くんの幼馴染が少し出ます。
・本作は御影玲王総受け&愛され作品ですがオリキャラが出るいわゆる夢小説です。地雷の方はロックオフして何も見なかったことにしてください。
・作者はメンタルお豆腐なのでアンチ誹謗中傷はおやめ下さい。
それでもよい方だけ、どうぞ!
【side:潔世一】
神妙な雰囲気で絵心は口を開く。
絵『どうやらこのブルーロック内に妖怪や悪霊がいるらしい。』
………は?
「「「「はぁ?」」」」
こいつは何を言っているのだろうか?この場にいる全員が同じように思っただろう。
雪「ちょ、ちょっと待ってくださいよ絵心さん、悪霊、?妖怪?、ちょっと意味がわかんないんですけど…」雪宮がそう言葉を発する。
今この場にいる全員が聞きたかったことだ。
烏「ユッキーの言う通りや…まづとして、そんな非現実的なこと急に言われたって信じれるかいな……」
その後に烏も続く。他のみんなもそーだ!そーだ!と言っている。
その時、絵心が大きな溜め息をつく。
『……正直な話、俺も始めこの話を聞いた時は信じられなかった。……こいつを見るまでは。』
絵心がそう言った瞬間に画面が切り替わる。
そこにはモニタールームに隔離された生き物?が映っていた。
蟻「イタチ…か…?」
蜂「いや、それにしたら大きくない…?」
氷「それどころか、なんか二足歩行してへんか……?」
全員が頭にはてなを浮かべながら画面を見る。
その生き物に違和感はあるものの、そこまで危険そうには見えない。
ましてや妖怪なんて、そんなものにはとうて……い………
潔「ッ?!」
よく見てみれば、イタチの前足が鎌のようになっていて、クッションが何かに切りつけられた痕がある。
絵『気づいたか……これに関して俺は専門外だ。マネージャーに代わってもらう。』
そんな声が聞こえれば、また画面が切り替わる。
画面には、白衣を着た、和室に座っているマネージャーが映っていた。
悠『はい、画面変わって神内です。鎌鼬についてと、この後のことについて説明させていただきます。鎌鼬と言うのは、基本的に旋風に乗って現れ、人を切りつける妖怪です。今回、千切豹馬選手にこの鎌鼬が取り憑いていました。』
國「は、?それって……」
マ『そのままの意味です。あれ以上取り憑かれていたら、暴走していた可能性があります。ので、今は千切豹馬選手には眠ってもらっています。現在は医務室にて眠ってもらっていますのでご安心を。』
こちらに一度も視線を向けずに、冷静に答える。
マ『今回の件は、今年が閏年なのを忘れていた私の責任です。巻き込んでしまって、本当に申し訳ない…。』
マネージャーは深々と頭を下げる。
マ『…さて、これからの事についてですが…。』
マネージャーは深呼吸をしてからゆっくりと瞬きをする。
マ**『全員、そこから動かないでください。』**
ギラリと効果音がなりそうな程に翡翠とアメジストの瞳が鋭く光る。
マ『いいですか?。現在このブルーロック施設は魑魅魍魎が跋扈している状態です。そんな所で、安全地帯である食堂から出たらどうなるか分かりますか?』
こちらの答えを待たずにマネージャーは続ける。
マ『確実に死にます。』
ヒュッと喉から音がするのがわかる。
とても冗談にも嘘にも見えない。
ただ、酷く冷たい何かだけが、感じ取れた。
マ『……正直な話、こちらに非があるとはいえ、僕は貴方達が妖怪や悪霊のせいで死のうがどうなろが、どうでもいい。…けれどそれでレオ君の顔が曇るのなら話は別だ、レオ君の綺麗な顔が曇るなら、……”僕達”は全力で貴方達の安全を護ります。』
その瞳は酷く決意に満ちていた。
マ『さて、、そろそろでしょうか。』
マネージャーはふと、腕時計を確認しながら言う。
マ『皆さん、彼らは敵ではありません、貴方達を傷つける存在ではありません。』
誰かが食堂内に入ってくる。
マ『ですから……』
後ろを振り向けば、雑面をつけた狩衣姿の男達がいた。
一人は大柄で、藍色の狩衣を。
一人は弓矢を持ち、翡翠の狩衣を。
一人は足袋だけを履き、朱色の狩衣を。
一人は小さくジャンプして、藤の袴をそれぞれ着ていた。
マ『抵抗しないでください。』
マネージャーがそう言った瞬間、ヒュッと何かが大きな音を立てて頬を掠った。
タラリと頬に液体が伝う。
頬を手で触ると赤いものが付く。
血だ。
振り返れば壁に札の着いた矢が刺さっていた。
多分、翡翠の狩衣を着た奴の矢だ。
もしもあと数センチ横にズレていたらと思うと恐ろしくなる。
突然ガタ”ンッと大きく鈍い音が鳴った。
凛「クソッ、離せッッ!!」
藍色の狩衣を着た奴が凛の上に乗り拘束している。
?「すまんな、君に取り付いてる奴が取り除けるまで離せねぇんだ。」
凛「ざっけんな!!!んな事知るかよッ!!」
?「私にゃ年下をいじめる趣味はないよ、大人しくしてくれれば君の骨を折らずに済むんだ。どうかじっとしてくれよ?」
藍色の奴はギリッと離れていてもわかるほど、凛の腕を掴む。
凛「グッ、、い、ッッ」痛みが凄いのか、凛は抵抗をやめる。
?「聞き分けのいい子は好きさ。」
七「なっなんだっペ?!、足が勝手に…、止まれないっぺぇぇぁぁぁ!?!!」七星がそう叫びながら暴走機関車のように走っている。
体が足に追いついていなく、七星の意識関係なく動いているようだ。
七「そこの人ーッ!避けてぇぇぇぇ!!!」七星はそう叫びながら藤色の狩衣を着た奴の方へ突っ込む!。
あっ、危なーい!!これは少女漫画的な展開になるのではーッ!?!
ってそんなこと考えてる場合じゃない!!
このままじゃ、藤色の奴と七星が正面衝突してしまう!!。
?「ん?、嗚呼、なるほど。」
藤色の狩衣を着たやつはうんうんと大袈裟に頷くと、瞬く間に飛び上がり、七星の頭を掴む。
七「イダッ、」と七星は少し涙目になりながら停止する、がずっと脚は暴れたままだ。
おいふざけんな可哀想だろ!!!!!!!
?「あとは任せたよ、交通法違反者」
??「その呼び方辞めろって……。んじゃ、ちょい歯食いしばれや、あんちゃん。」
七「ほぇ、?……ヘブッッッ!!」
朱色の奴が七星の顔面に蹴りを入れる。それと同時に七星の暴れていた脚も止まった。
どうやら朱色のヤツの蹴りと共に悪霊が七星の中から出てったらしい。
それはそれとして俺らの癒し枠を傷つけやがって!!ふざけんな!!このブルーロック(モンスターハウス)の数少ない良心なんだぞ!!
七「へへ……痛がっだけど、ありがとうございますっペ、」
うーーーーん!!七星の笑顔!プライスレスッ☆!!
それに比べて……狩衣の奴らは雑面をして表情が読み取れない。
ほんとに不気味だ。
また誰かが食堂へ入ってくる。
……マネージャーだ。
マ「四人とも時間稼ぎありがとう。これで心置き無く、できる。」
日本刀のように鋭い目付きでグルリと目だけで食堂を1周見回すとゆっくり瞬きをして、狩衣を着たマネージャーはチリンっと神楽鈴を鳴らす。
心地の良い鈴の音が重なって、眠くなる。
あ、、やば……かんぜんに……ね……ちゃ、、。
続け!!!!