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ルイス視点(基本はルイスちゃんの視点)
ボクと恋花お姉ちゃんがこの世界に迷い込んでしまって1年
オンボロ寮という寮で過ごしている
学園長から援助されているお金は少ないけれどバイトをしてまかなっている
けど給料は日用品とかに消えていって自分を着飾るお金はない
そもそもボク達は女の姿をしちゃいけない
森医師(せんせい)と同じ声をしている学園長に此処は男子校だから男装をしてくれと頼まれた
まだ元の世界に戻る術はない
1年もこの世界に居て龍さんが心配だ
ふとインターホンが鳴った
恋花お姉ちゃんと共に玄関に行きドアを開けた
ドアを開けると其処には女の子と学園長
学園長「実は彼女も異世界人でして…
この寮を彼女に譲ってはいただけませんか?」
恋花「は,はい?
学園長,どう云う事ですか」
恋花お姉ちゃんは驚いた様に聞いた
学園長「彼女は見ての通り女性です
君達が手を出すとは思えませんが…
唯一の女性ですから他の寮に移ってもらいます」
…唯一の女性…?
ボク達が女性っていう事を忘れたの…?
酷いよ学園長…
恋花「もしそうなら…私達は何処に行けばいい」
学園長「クニキダ君はイグニハイド
キャロル君はハーツラビュルです」
今のボクの顔はまさに絶望と呼ぶに相応しい顔をしているだろう
お姉ちゃんと別の寮?
嫌,考えられない…
ずっと一緒だったのに…
ボクは放心状態のままハーツラビュルに向かう
『今日から…宜しくお願いします…コホッ』
リドル「ああ,宜しく頼むよ」
ボクはリドル君と挨拶を交わした
無理を云って1人部屋にしてもらった
もういっそ男装する事を辞めようか
でも見放されるのが怖い…
結局ボクは男装を辞めれなかった