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第4話
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ギュビンside
kg「……」
あの雨の日、
俺は死に損なったと思った。
元々この世界に未練なんてないから
そうなってもいいと思ってた。
けど、生きてた。
その事実にがっかりしたと同時に
人の優しさに触れた。
kg「……傘…?」
いつの間にか手にしてた傘と絆創膏。
傘には名前が書いてあった。
kg「…はんゆじん…」
一目見てから死のうと思った。
ただの好奇心。
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あの子と出会ってからの人生は
有り得ないくらいに楽しかった。
これからも生きたいと思った。
だから俺は
あの人たちから逃げたのに。
怖い人「…ギュビンちゃ〜ん」
kg「……」
ゆじにをいつも通り送り届けた日
見つかってしまった。
親がいないから身を置かせてもらってた。
普通の人たちじゃないことは分かってた。
だから逃げた。
あの子と生きたかったから。
もう揉め事に巻き込まれたくなかった。
怖い人 「命の恩人から逃げて」
怖い人 「タダで済むとでも?」
幸せな時間は続かない。
やっぱりあの時、
人の優しさなんて知るもんじゃなかった。
1度知ったら離れる時に辛くなるから。
やっぱりあの時、消えるべきだった。
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生きる希望の見えない
つまんない世界。
みんなの所に戻りたいよ。
怖い人「じゃ~あ」
怖い人「あの人からお小遣いもらってきて❤︎」
通りすがりの男の人を指さしてそう言った。
そんなことしたくない。
お前らと同じになりたくない。
住む家が無くなったっていいから
ここから逃げ出したい。
kg「…俺もうやらない」
怖い人「……それが通用したらよかったなぁ笑」
心底呆れたように言うこの人に
腸が煮えくり返りそうだ。
怖い人「最近どうした?笑」
怖い人「お前は何がしたい?」
俺は、こんな所じゃなくて
kg「…学校にいきたい」
それだけでいいの。
怖い人「…あのお友達に会うためかぁ笑」
kg「……!!」
kg「…みてた?」
しまった。
あの子といる所をみられてた。
……どうしよう
怖い人「そう言えば可愛い顔だったよなぁ」
kg「……」
kg「……やめて」
分かったから
俺が我慢するから
あの人たちには関わらないで。
俺がなんでもするから。
ごめんなさい。迷惑かけて
怖い人「…調子に乗ってるみたいだけど」
怖い人「身の程をわからせた方がいい?」
あの人たちが傷つかないためには
俺がボロボロになる。
もう殴られたって蹴られたって
痛くないもん。
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この人達がいつもいる
人通りの少ない路地裏。
ストレス発散にでも使ってるんだ。
知りたくもないけど。
怖い人「今日はサンドバッグね~」
嫌いだ。
お前が嫌いだ。
馬鹿な自分も嫌いだ。
俺を捨てた人もみんなみんな
大っ嫌いだ。
助けてよ。
……会いたいよ。
kg「……あいたい」
hy「ぁの…!」
小さい声が反響して届く。
みんなの視線が一気にそっちに向く。
kg「…?!……は!?」
なんで
なんで、
なんでここに来ちゃうの
危ないよ
怪我したらどうするの
どうして俺なんかを探すの
hy「……帰ろう…」
kg「……っ…」
なんで君は
俺に希望を与えてくれるの。
こんな俺にかまうなんて
大馬鹿者だよ。
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コメント
4件
ふつーに見るの遅れましたぁ❗ やっぱすげぇっす←語彙力0 続き待ってます😙💗
待ってました😽💗 続きも気長に待ってますね♩