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「 …はぁ、 」
登校中、僕は重い足取りで固い地面を歩きながら1つ溜息をつく。
僕はつい最近高校1年生になった、
中学と学園は同じだから道筋は変わらないものの、何処か慣れない。
けど、中学の時から僕の立ち位置は同じ、皆に面倒事を押し付けられて、僕はそれを笑顔で受け入れる。そんな立ち位置。
幼少期は、やる事がないから受け入れる、そんな軽い気持ちだったが段々と頼まれ事が増えてきて、僕もそれを断れずに頼まれ事を受け入れ続けた。
そしたら勿論の事ながら人への信頼や関心が薄れてきて、段々と人間不信になって来る。
でも、頼まれ事を受け入れ続ける理由は特に他にやることも、他に努力する意味も無い為。
…もしかしたら僕に、”特別な存在”が居たら、少しは変わってたのかな。?
まぁ、できるわけ無いよな、こんな考え事やめ辞め、…
ーーー
[ あ、蒼井郡おはよー! ]
「 …うん、おはよ 」(微笑 )
教室の扉を開けると、扉の近くで友達と無駄話をしていた女子生徒が僕の方を見て、挨拶をした、そして僕は挨拶を微笑みながら返す。
関心が無いと言っても、下手に嫌われていじめられたりしたら面倒臭い為、一応愛想良くはしている、
でも別にただ皆の前で嘘の仮面を被り続け、愛想良くすればいいだけだし、
だって周りの人達が僕の事を利用し続けて、僕のことをこうしたから、
少なくとも面倒事を押し付けてきて来なければ人前で素のまま微笑むことが出来た、笑う事が出来たはずなのに。
…あぁ、ここ最近は心の底から笑った事が無いな、まぁ別に僕には必要ないし、
だって誰一人として僕が仮面を被り続けて、演技をしていること、
気付いてくれないから、
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