テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今日は私、井上影子の命日誰からも愛されなかった私の命日
明日は生まれ変わるんだ。次こそは愛されますようにと、願いを込めて眠りについた。
髪の毛をバッサリ切って、髪の毛も染めた。だれも私だと気付かないだろう 名前も苗字も変えた。だって特に思い入れはないし。
気付けばそこは、生まれ変わった私の新しい教室2年A組だった。
「はい静かに〜。今日は転校生が来てます。”山崎さん”入って」
ガラガラ
緊張しながら教室のドアを開ける。
視線が痛い期待を込めた目で見られている。
「”山崎真織”です!皆今日からよろしく〜」
陽気な声で自己紹介。笑顔も絶やさず、男女問わず仲良くできるように。
皆からよろしくね、と自己紹介をされる。趣味を聞かれ、危うくもう死んだはずの影子の趣味を言うところだった。
「んーゲームかな!」
男子からも好評だが、ここからは女子からの好意が必要だ。なんのゲームが好き?と聞かれチャンス到来
「んー戦闘系とか、着せ替え系かな?」
女子の目がキラッと光るように見えた。
これでもう安心、と思ったのもつかの間。隣の席の男子齋藤樹くん。クラスの皆が私に質問している中でただ1人本を読み、すんとしていた。転校生が気にならないのか、まぁそういう人もいるよな。あまり気にしないでおこう。前の人生を繰り返さないように。