髙地side
実は今日、北斗以外はドラマや雑誌、バラエティがそれぞれあったんです。有難いですね。
で、北斗だけ休みでお留守番状態。
今から帰るんだけど俺はちょっと心配。泣いてなければいいけど…。
優吾「ただいまー」
俺がそう声をかけると、ダダダダッ
とものすごい勢いの足音が聞こえたと思ったら、
北斗「こぉちぃー、ギュッ」
抱き着いてきた北斗。
優吾「北斗ただいま」
北斗「おかぁり!、ニコッ」
嬉しそうな顔で俺の事を見上げる北斗はまるで子犬。めっちゃ可愛い。
可愛いけど離してくれないと歩けない。
優吾「北斗ちょっと離してくれる?リビング行きたいから」
北斗「……やら」
優吾「なんで?」
北斗「ほっくん、こぉちといっちょにいるの」
あっ、やっぱり寂しかったのかな?いつもより甘えたさんになってる。
優吾「分かった。じゃあ手繋いで一緒にリビング行こ?」
北斗「うん!」
北斗の手を取りリビングに行った。
北斗にご飯を一緒に作るか聞くと“やるぅ!”と元気よく答えたので一緒にご飯を作ることに。
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樹「ただいま」
ジェシー「ただいまー!」
作り始めて20分くらいで樹とジェシーが帰って来た。
北斗「じゅいー、じぇち!おかぁり!」
料理中にも関わらず作業を放り出して2人の元に走って行く北斗。
ハンバーグの途中なんだから手に付いた肉落とさないでよ?
ジェシー「あっ!今日ハンバーグなの!?」
北斗「しょーだよぉ!」
樹「北斗、床に落ちたぞ。肉」
北斗「あっ…」
俺の願いは届かなかったみたい。
優吾「北斗?」
北斗「ごめんなしゃい」
優吾「いいよ。ハンバーグの続きしよ?」
北斗「うん…」
ちょっと落ち込んだ北斗の後を追いキッチンに戻る。
この後少しして大我と慎太郎が帰って来たけど、
さっきので学んだのか駆け寄ることはせず、北斗はキッチンから声をかけてた。
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全員「いただきます!」
作り終えて皆でご飯を食べ始める。
大我「おいひぃー!」
樹「きょも頬張りすぎ!」
慎太郎「マジで美味いよ!これ!」
ジェシー「美味いねぇAHAHA」
北斗「やったぁ!、ニコッ」
北斗が手伝った効果もあっていつもより美味しいという声が多かった。北斗も嬉しそう。
食べ終わってから寝るまでの間はいつもの何倍も皆にくっつきまくってた北斗。
相当1人が寂しかったんだね。お留守番、よく頑張りました。