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私、運命の人なんだよね。

その言葉を何度も何度も反芻していた。

あなたーあなたーご飯よ。ぼんやりと彼女らしき子の顔が見える。でも、明らかに高校生じゃない30代前半といったところだろうか。隼人なーに考えてたのいやなんでもないよ!

ここで僕自身分かった判明した夢だという事がわかった。僕は生まれながら明晰夢と言って夢を夢だと自覚することが出来る。そんな特殊能力的なやつをもっていて100人に1人持ってるというものだった。夢の中だったが俺は可愛いなーと素直に思いつつ彼女の左指が目に入ったそしたらキラキラ輝く指輪があった。自分の指まではちょうど見れなかったが。料理を作っていたその姿をみて素敵だなと思った夢ならばどれほど良かったでしょうとは言ったものだ。

その時ちょうどスマホのアラームが鳴った。やはり予想通りの夢だった。そんな時にいつも通りのお母さんの声がして起きた。

今日はちょうど七夕の日短冊に願いを込めて書き込む日だ。とはいえ高校生だから思春期なのもあってなかなか小学校の時以来は願い事を書くことは出来なかった。ちょうど友達と七夕の話をしていた。いつ最後書いたーとか、そんなよく分からない話をしていたのだ。くだらない話が僕は好きだった少数精鋭型で僕は友達は何人かしかいなかったが友情は深かった。

一緒に帰る約束をした幼なじみが、実は…未来から来た婚約者だった』

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