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『ハッ!!やばい遅刻!!』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 と急に目を開けたイオリの視界が最初に捉えたのは
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『あああああああアベル!?おおお下ろして』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『あぁ終わった……変なやつだと思われた……女だからって調子乗ってるただのパンピーだと思われた……、』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『よぉーし!!やったるで~!!』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 マッシュ「あ、イオリちゃんおはよう 」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ドット「寝顔可愛かったぜ!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『見てんじゃねぇよアホ』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ビッ、と中指を立ててやると
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ドット「美女からのそれはご褒美でしかない……ちゅきでーす」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 鼻血を垂らしてニコニコしていた。キモイ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 屋敷の中……。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『あ、アレ星じゃん』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 マッシュ「ラッキー、まずひとつ……」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 スカッ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『いや動いてるー!?』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『ってみんな早……私1人なっちゃったじゃん』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 いやいやおかしいアベルたちもマッシュとはぐれたはずだけど……これ立ち位置悪かった系?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『めんどくせ……』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 そして目の前にあったドアを適当に開ける
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 レヴィ「オイオイ、俺らにボコされに来たのかァ~?w」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『今日は本当にめんどくさい日……帰りて~! 』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『……ごめんごめん、探してたのは君らじゃないわ』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 シャルル「……だからといって帰すわけがないだろう」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ドミナ「君の事はずっっっ…………と
気になっていたんだ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ドミナ「絶対に1本線の実力じゃない、
そうだろう?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 くつくつと可笑しそうに喉を鳴らすドミナ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ドミナ「……君の秘密、ここではバラさないであげる 」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『……どーも。ファザコンくん』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ドミナ「それじゃあ……やろうか」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ドミナが水を。レヴィが砂鉄を。 シャルルがモグラを。ガルフが酸を。……彼らに続くようにして6人全員が魔法を発動する
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 一方それを仕事中見ていた神覚者たち……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ライオ「どう捌き切るのか……世界最強の力を見せてくれイオリ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『はは、楽勝だっつーの!』