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テラーノベル(Teller Novel)
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こんばんは🌙*゚カンヒュ好きです!

今回は、「酔いに任せて」の続きです!

BL要素の塊なので、苦手な人は、注意⚠️です!

それでは、どうぞ!






















バーテンダー「こちら、ご注文のホワイト・ルシアンです」



話を割ってくるかの様にバーテンダーがカクテルを差し出してきた

これ以上は喧嘩になりうると察したのだろう


日本「あ、ありがとうございます….!」

カクテルを受け取ろうと手を伸ばすと、ロシアさんが先にカクテルを取ってしまった


日本「あぁっ!ロシアさんそれ私の!」


そういい終る前にロシアさんはカクテルを飲み干してしまった

きっと話を遮られてむしゃくしゃしていたのだろう


日本「むぅぅ….!!楽しみにしてたのにぃ….」

ロシア「悪い….というかお前随分と甘いの飲むんだな」

日本「ん〜まぁ度数強いの飲んだらぶっ倒れちゃいますからね…」



ソ連「へぇ〜」

ソ連「ふ〜ん」


ロシア「ギクッ」

日本「??」


ソ連「日本クンお酒弱いんだぁ〜」


そう言うとソ連は、日本のことを舐め回すような目つきで眺め、にやりと口角を上げた


ソ連「じゃあオニーサンが慣らしてあげr((((((((((

ロシア「悪いことは言わねぇ!日本!逃げるぞ!!」

日本「へっ?!ちょっ!ロシアさん?」

バーテンダー「お客様!?」

ロシア「悪いなマスター!金は俺の親父が払ってくれるってよ!!」

ソ連「は“ ぁ!?」

日本「えっあっ….!ご、ごちそうさまでした(?)」


ソ連「あっ!ちょっ….まてぇぇ!!」




       ・・・・・・・・・




日本「ひぃ、ひぃ、ひぃ….」

ロシア「お前体力ねぇなぁ….」

日本「うっさいです!」

日本「にしても、なんで急に走り出したんですかぁ…!」

ロシア「……..俺はお前を酒と親父から守っただけだ」

日本「はぁ?何言って….」

ロシア「親父、あぁなるといつも限界まで飲ませてくるから….」

日本「わお..だとしたら命拾いされました!ありがとうございます!」

そういい、日本がロシアに笑いかけると、ロシアは少しの間日本を見つめていた

そして….


ギュッ



日本「んむっ」

日本「どうしたんですかロシアさん….?」


ロシア「….」

日本がいくら問いかけてもロシアは応答せず、ただ、日本を抱き締めながら自分の頭や顔を日本に擦り付けていた


スリスリ


日本「わぁっ….!」



その巨体からは計り知れない行動をする相手に心底驚いてはいるが、なぜか責めようという気持ちにはなれない


日本(ふふふ…子供みたい…)



….にしても….いつもクール&冷徹なロシアさんが急にこんなことするか?

流石可笑しいんじゃ….

まさか….



ロシア「….」

日本「ロシアさん….もしかして酔ってますか….?」


そう言うと、ロシアはむっくりと顔を上げ、日本の目をじっと見つめた

すると


ロシア「….酔ってるっつったら、親父みたいに、キスしてもいいか….?」


といった

日本「へっ!?…///何言って….」


私が驚いていると、ロシアさんは私の腕を掴み、壁側に押し倒してきた


日本(….こ、これが噂の壁ドン…!?///)



そうすると、ロシアさんは先程のように顔を私の肩に埋め、頭をスリスリと擦り付けてきた


日本「ロシアさん、さっきから何してるんですか….?」

ロシア「……..親父の匂い取ってる….」

日本「….?….匂い?」

ロシア「親父が日本にいっぱい絡んでたから….俺の日本が親父に染まる前に、匂いとってる….」






日本「えっ…!?///あ…///….え!?」

ロシア「それに….ここも….」


チュ


そう言うと、ロシアさんは先程ソ連さんがキスしてきた位置と同じ位置にキスをしてきた


日本「わっ…!!///」

日本「は、恥ずかしいですよ…///」

ロシア「俺はお前を消毒しただけだ」

日本「消毒….?///」


チュ


チュ



そういうと、なぜかロシアさんは頬っぺたや目元、首元にまでキスをしてきた


日本「んッ…///ビク」

ロシア「….」


そして、最後の仕上げだと言わんばかりに


ロシア「チュ….」

日本「んむッ…///」


口にキスを落としてきた


ロシア「チュ…レロクチュ…//♡」

日本「んッ…///あう♡…///ッッ…///」


静かな路地裏にリップ音が響く



相手は自分よりもずっと年下

こんな行為を続けていては駄目だ

頭ではそう分かっていても手足が言うことを聞かない

私の体は、感覚は、はこの行為を「快感」とでも思っているのだろうか



ロシア「….プハッ」

日本「….ッはぁ….!!」


そんなことを考えている間に私とロシアさんの唇は離れていた


日本「ふぅ…ふぅ…///ビクビクッ…///」


とろけた顔で、唇から糸を引いている日本の顔を少しの間、ロシアは眺めていた

そして、少し悲しそうな表情をした後、ゆっくりと口を動かし初めた


ロシア「……..なぁ日本俺どうしちまったんだろうな」

ロシア「お前といると、とっくの昔に腐りきった筈のこの世界が、綺麗に見えるんだよ」

ロシア「さっきのキスも、お前の照れた顔も全部全部、向日葵みたいに綺麗に見える….」


ロシア「…これが恋心っつう奴なら….お前は俺を認めてくれるか?」


私の目の前で喋る男性が、私の目には幼い少年に見えた


日本「….ふふふ….」

ロシア「….何が可笑しい….」

日本「いや、貴方らしくないと思いまして….笑」

ロシア「….悪いかよ….」

ロシア「そんで、どうなんだ…?俺と付き合ってくれんのか?принцесса」



日本「ふふふ………はい!!勿論です!!」





自分で言うのも何だが、私の選択に狂いはなかったと思う

だって私もさっきのキスが嫌だとは思わなかったから


むしろ….






嬉しいって感じてしまったから

















終わり








いかがだったでしょうか!

毎度毎度文章を完結にまとめられなくてくっそ長くなっちゃってますね……すみません🙇


そういえば皆さん、カクテルに皆意味があるの、ご存知でしたか?

日本さんが頼んだホワイト・ルシアンはどんな意味があるのでしょうか?

気になった人は是非知らべて見てください!

それでは!!













この作品はいかがでしたか?

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