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並木度馨×一ノ瀬四季
⚠注意⚠
かおしき
付き合ってる
大丈夫な方はどーぞ…!!
最近の俺には、ちょっとした悩みがある。
それは…
…………………………………………………….
俺たち羅刹学園の生徒は、任務の都合で長期間練馬に滞在することになっていた。
そして、俺が練馬に来て数週間経ったある夜のこと。
「馨さん…!!」
馨さんの後ろ姿が見え、走って追いつく。
「僕に何か用かな?四季くん。」
俺は躊躇いもせず、今まで思っていたことをド直球に思いを伝えた。
「お、俺を抱いてください…っ!」
そう言うと馨さんは驚いたような顔をした後、困ったように笑った。
「…何を言い出すかと思えば随分と大胆な告白だね笑」
俺と馨さんは付き合っている。
半年前に今回と同じような理由で練馬に訪れた時に、俺から馨さんに告白してOKを貰い、付き合い始めた。
「ここじゃ、人目に付くから僕の部屋にいどうしよっか。 」
「で、返事は…」
馨さんの部屋に入いり、返事を聞く。
「…ダメに決まってるでしょう?」
笑顔のまま、さらりと俺の誘いを断った馨さん。
「な、なんでぇ…泣」
涙目でそう訴える。
「なんでって…四季くん、キミまだ未成年でしょ?そういうのは大人になってからにしようね。」
優しくそう諭されたが、どうも納得がいかない。
「で、でも…!俺、一週間後誕生日だよ!?18歳になるんだから、ちょっとくらい早くったって…」
「ダメなものはダメだよ、四季くん。どんな理由があろうとも、未成年だってことに変わりないからね。 」
「じゃ、じゃあ誕生日に俺のこと抱いて…!」
「それはちょっと約束できないね…俺も色々と…」
「そんなぁ…泣」
俺の必死の抵抗も虚しく、馨さんに一蹴されてしまった。
最近の俺のちょっとした悩み。
それは、馨さんが全然俺に手を出してくれないことだ…。
自分でも女々しい悩みだとは分かっている。
が、まだ思春期真っただ中の俺からすれば、そういうこともしてみたいと思ってしまうのは仕方がないのではないだろうか。
それにセックスはもちろん、えっちなことなど何もしたことがないし、されたこともない。
キスは時々してくれるけど、それも唇と唇を合わせるだけの行為で終わる。
それに求めるのはいつも俺からだし、する時ちょっと困ったような笑い方するし…
そりゃ、そういうことが全部が全部じゃないと思うし、それだけが、恋人の愛情表現だとは思ってない。
けれど時々不安になってしまう。
俺は愛されているのだろうか、本当は俺だけが好いているのではないのか、と…。
「四季くん?どうかしたの?」
急に黙りだした俺に心配の声を掛ける馨さん。
「…馨さん、ぎゅーしたい…」
「いいよ、おいで。」
手を広げた馨さんの胸に飛び込んだ。
ぎゅうっ
柔軟剤のいい香りがする馨さんの服に、甘えるように鼻を擦り寄せる。
「かおるさん…すき…」
甘えた声でそうつぶやくと、ぎゅうぅっと抱きしめられる力が強まる。
「…僕も四季くんのこと好きだよ。」
優しい声色でそう囁かれ、きゅんと胸が高鳴る。
「かおるさんきすしたい…」
今はただ馨さんに甘えていたい…
「…いいよ」
ちゅ♡
柔らかいものが触れたと思った瞬間、パッと離れた唇。
「…四季くん、もういいかな?」
「うん…」
名残惜しさを感じながらも、馨さんから離れた。
「じゃあ部屋に戻るね、馨さん。」
「分かったよ。おやすみ、四季くん」
「おやすみなさい…」
もうちょっと一緒に居たかったけど、馨さんも仕事とかあるし我儘言っちゃダメだよな…
どーも、しもんです!
まずはここまで読んでくれてありがとうございます。
そしてそして!
前に雑談、お知らせのストーリーを上げた時に、ほとんどの方がかおしきだったので、かおしきを書きました…!
実はかおしきは、ちょっと前から書きたいなと思っていたので、書くことが出来て良かったです!
物語の話ですが、今のところはR18は出さないで、最終的にR18を出すという形で、物語の進行を進めようと思っています。
R18じゃない時が多いので、面白くなくなっちゃうかもです…💦💦
今回はあんまりかおしきじゃなかったと思いますが、これからかおしきにしていくつもりです!
長文失礼しました🙇🙇
それではまた👋👋
コメント
10件
おいおいかおしき最高すぎるだろ~!!!!!!かおしき書いてくれる方ありがたい😖💕
あれ、ここって天国で合ってますか??
いやハグの事ぎゅーって呼ぶ四季可愛すぎません?かおしき採用ありがとうございます!R無しでもオタクの好きをわかりすぎていてもう、、、好き⋯