テラーノベル
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ちょっとお話させて
記念すべき一作目ですね
いきなりシリーズかよと思ったと思うけど書きたかったんですごめんなさい。リクエストいつでも受け付けてるんでもし気が向いたらコメントして下さい。
本編どぞ!
-———-この3年半が俺の今後の人生を大きく変えた。
「団長!見てよこの子!めっちゃ可愛い!」
ある日突然1枚の写真を俺に見せながらシャルが言った。
「あぁ。そうだな。」
ただしそれ以外は何の変哲もなさそうな少女。俺はまた手元の本に視線を落とした。
「ちょっと待ってって!この子念が使えるんだよ!しかも結構つよいと思うよ。」
俺は再び本から顔を上げた。
「お前が言うのなら信じるぞ。能力はどんなものだ?」
「俺もしっかりは見てないよ。だってまさか軽食取ろうと思って向かったコンビニにそんなに強い子いるとは思わないじゃん?コンビニ出て歩いてたら遠目にその子が青っぽいカードケースみたいなのをどこからともなく取り出したんだよね。すぐに念能力だってわかって近づこうとしたんだけど右手にカードみたいなの持って消えちゃった。俺が見たのはそんな感じ。あ、その子見た感じは多分10歳くらいかな?でも背高かったなぁ。」
なるほど。シャルの話を聞く限りだと多分特質系だ。そして10代か、、、盗むのは簡単そうだ。
「その子の所在を調べてくれ。小さな情報でも構わない。全団員に共有しろ。」
この時の俺はまだ3年半もこの少女を探し続けるなんて夢にも思っていなかった。
「、、。って感じ!団長がどんなに小さい情報でもいいって言ってたから手に入れ次第共有よろしく!」
念能力の使える10代の少女。その存在に興味を示したものは少なくなかった。
「あの団長が探せっていうんだろ?相当つえーぞ。」
興味を示したのはフィンクス、シャルナーク、マチ、ノブナガ、ウボォーギン、シズク、パクノダ、ヒソカだった。それに対し無関心だったのはフェイタン、フランクリン、コルトピだった。
「シャルは何か調べて見つけたことある?」
マチがふとシャルナークに聞いた。
「俺はその子がゾルディック家の長女ってことだね。10歳だってさ。」
「10歳、、、可哀想に。私たちに狙われて。」
マチが同情仕掛けた時フェイタンが言った。
「相手ゾルディクの人間ネ。せしょくむずかしいネ。」
その話を聞いていたクロロが口を挟んだ。
「問題はそこだ。いくら容姿や名前、所在が分かっても接触できなければ意味がない。俺の能力は接触しなければ発動できない。能力を奪うのだから最低でも念能力の情報を俺が手に入れた状態で彼女を気絶した状態でここに連れてこなければならない。」
そう。ここが唯一と言っていいほどの鬼門。クロロ=ルシルフルの念能力、盗賊の極意(スキルハンター)は発動条件が厳しい。よってターゲットを生かした状態でクロロのもとに連れ出すのが絶対条件だった。
「うーん。誰かいないのかな?ゾルディック家に宛てのある人?」
シャルがポツリとつぶやいた。
「そうか。いるぞ一人だけ。」
「いるの!?」
「イルミ=ゾルディックだ。彼にはたまに依頼をしている。依頼の話と称して家への侵入は簡単だろう。お前の情報によれば彼女はずっと家にいる。その時に接触、あわよくば会話まで持っていくくらいは簡単だ。」
宛は見つかった。後は直接会うだけだった。
数日後
「俺は今から例の少女がいるゾルディック家に行ってくる。」
クロロは団員に向け言った。
「いってらっしゃい、団長。」
「あぁ。行ってくる。」
団員からの見送りを受けアジトを出ていった。しばらくまた蜘蛛全員が集まる日は来ない。団員たちには俺が少女を捕らえたらまた集まると言った。それまであと数ヶ月だと。そう思っていた。
「やぁ。クロロ。久しぶりだね。」
着いた先には見慣れた顔がいた。
「久しぶりだな。ここでは少し話しづらい。場所を変えないか?」
さり気なく家へ入れてくれるよう話の方向背を変える。
「そうだね。中、入ろっか。」
注意深く周りを見る。少しの変化も見逃さないようにだ。
「妹がいると聞いたのだが?」
「夢主の事?」
名前は手に入れた。後は念能力の詳細と本人との対話の機会だけだ。
「あぁ。念能力は使えるのか?」
「一応。」
教える気は全くなさそうだ。本人との対話を試みよう。
「なるほど。もう依頼は受け付けているのか?」
ここで受け付けているというのなら楽だな。
「まだ。仕事始めてもいいけどちょっとたよりないから。」
そうなると接触は難しいな。取り敢えず依頼の話に紛れ込まして少しずつ情報を引っ張り出す。
「なぁ姉貴。」
「なぁに?キルア。」
「あの黒いコートの人前も来てなかった?」
「ん〜覚えてない!聞いてみよ!」
「ちょ!待てって!」
「あ、夢主ー。こっち来ちゃだめだよ。」
彼女が、、、。なるほど。確かに強そうだ。できれば念能力も間近で見たいが、、、
「はーい。」
「あの子が夢主か?」
「うん。じゃあこの件はこの書類にサインしてもらって、、、」
危機感知能力が低そうだな。イルミが頼りないという理由も分かる。
「助かった。これでいいか?」
一筋縄ではいかないな。
「またなんかあったらうちに頼んで。金さえ払ってくれたらたいていの依頼は受けるよ。」
「あぁ。また頼みに来る。」
今回の収穫は名前、実際の見た目ぐらいだろうか?イルミが言うにはもう少しで仕事もし始める。思ってたよりかかりそうだが確実に成功するだろう。
コメント
1件
あ、これハンター×ハンターのクロスオーバーだ!最初からクロロたち蜘蛛が総出で10歳の女の子を探してるの、もう既に不穏で好き…。イルミ経由での接触もおしゃれで、団長が「一筋波乱ではいかない」って思うとこ、グッときた。続きめっちゃ気になる…!
371
ちょこ
10
とりぴょ。
10