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最初は、気のせいだと思い気にせずに帰った。しかし、また次の日、また次の日と、同じところに丸の形に似たものは、日に日に大きくなってくるのに気づいた。しかし、大きくなっても、近くへ行くと、必ず見えなくなっている。
そして、そんなある日ふと街灯を見るとまた丸の形に似たものが、立っている。「あー、今日も何かわからず家に帰るのか？」そう思いながら、俺は街灯へと歩いて行った。すると、今日は、それが見えなくならないことに驚いた。
そして、街灯を横切る時、俺はその恐ろしいものを目にすることとなった。
