入学後半年も経たないうちに
私の周りを囲んでいた女子や男子は少なくなって
私を可愛い可愛いだなんて褒めてくれていた
まき、りさ、の2人だけになった。
そして
男子「俺、やっぱバレー部の瀬見さんの妹の美樹ちゃん!タイプだわ〜」
誰、その女?
男子「あっ、俺も分かる〜」
男子「めっちゃ美人だよな!」
は?
男子「俺この前、廊下ですれ違った時にぶつかっちゃってさ…しゃべっちゃったんだよ!」
男子「「「まじで!?」」」
男子「仲のいい人の前でしか心開いたりしない感じが!」
男子「仲のいい人の前でしか笑顔を見せない感じ…」
男子「いいよなぁ〜」
は?そんな愛想ない女のどこがいいの?
男子「俺、まじ伊藤ちゃんも可愛いのは
分かるけど、瀬見妹が学年一な気がするわ」
は?何言ってんの。
私より可愛い女なんているわけない。
男子「あーそれ分かる」
男子「中学ん時からずっとそうだしな」
男子「ほんとは瀬見妹だよなー」
男子「真の学年一はって感じだな!
ほんと誰彼構わずに媚び売ったりしねーしな!」
男子「あ〜俺も仲良くなって俺だけに見せる笑顔とか見てみてwww」
男子「「「それな」」」
それをりさとまきが
りさ「え〜結奈ちゃんが1番なのにねっ」
まき「ね〜何なの男子たち!」
と私に言う。
いや当たり前だから。
『いやいや!私が学年一とか烏滸がましいよっ
けどその…瀬見?妹さん?相当可愛いんだねっ
私ももっと努力しなきゃっ!!』
ここは謙遜…謙遜…
りさ「いやいやそのままでも充分可愛いよ!」
まき「そうそう!!」
でしょ?
私よりも、その瀬見妹。
調べたら 美樹って名前の女。
瀬見 美樹。
あんたになんか白布くんは渡さない。
コメント
2件
女子こぇー
(・∀・)こ、こわー!\=͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/