テラーノベル
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・緑水
・R18
🍵「…うわ、やっちゃった…」
カリカリと微かに部屋に響いていたタブレットの液晶とタッチペンが擦れる音が、いくら手を動かしても鳴らなくなった。
どうやら夢中に筆を進めているうちにタッチペンの充電がなくなっていたようだ。
それもそのはず、時計の時針はもうすぐ5を指すところだ。
🍵「今日はあんまり夜更かしないつもりだったんだけどなぁ…」
元の位置にタッチペンを戻し、とぼとぼとブルーの気分で寝室に歩みを進める。
欠伸をしながら意気消沈していると、ふと扉の隙間から黄色い光が漏れていた。
まさかね、と思いながらゆっくり戸を引くなり、ラムネ瓶のビー玉のように透き通った空色の目をしたこさめちゃんと目線がバチッと絡んだ。
🦈「……!作業お疲れ様〜」
🍵「ぇ…ま、まだ起きてたのっ!?」
俺が絵を描こうと作業部屋に入る直前、今日は何時に寝るかと訊ねられたけれど、応えてしまうと俺が寝るまで待ってしまいそうな感じがして申し訳なかった。
だから眠くなったら寝るという曖昧な返事を与え、先に寝てていいよと伝えたはずなのに。
🦈「今日こそは同じ時間に寝ようって心に決めてたし!」
🍵「もう…部屋ノックしてくれれば直ぐに作業なんて止めてたのに、」
えらいでしょ?と言わんばかりに微笑むこさめちゃんの目元はぼんやりと赤みが広がっている。眠気を紛らすために何度も目を擦っていたのだろうか。
🍵「…でも、ありがとうね」
🦈「ふふんっ、もっと撫でろ〜っ!」
猫みたいに愛らしく自ら首を振って、ベッドに腰掛けていた俺の膝の上に向かい合うようにして座ってくる。
流石に体重は猫のように軽くは済まないけど、それでもこさめちゃんはかなり細くて全然無駄なお肉がない。
🍵「…こさめちゃん、ご飯とかちゃんと食べてる?」
🦈「うわっ、セクハラ?」
🍵「ちがうわ笑」
露骨に蔑んだような目を向けてくるこさめちゃんの肩を軽くはたき、そっと膝の上から降ろす。
順に二人でベッドに入り、部屋の電気を消灯させた。
🍵「…もっと食べなきゃ、変な人に連れていかれちゃうよ」
🦈「っ、…!」
そっぽを向いて寝に入ろうとするこさめちゃんに後ろから腕を回して手繰り寄せると、分かりやすく肩をビクっと跳ね上がらせた。
でもそれは興奮の色が現れているとか、そういう感じではない。
🍵「…今日は気分じゃなかった?」
いつもなら、変態だのなんだのと心無い言葉を捨てながらもこっちを向き直して嬉しそうに唇を重ねてくれるのに。
気が滅入るほど待たせてしまったのが余程堪えてしまったのだろうか。
🦈「いやっ…ちがうよ、」
🦈「折角すっちーが今日洗濯してくれてたばっかりなんに、シーツ汚したくないなって…/」
こさめちゃんは身を丸め、回しっぱなしだった俺の手を軽く握った。
てっきり、拒まれるものだから余程のことをしてしまったのかと疑ったがまさか俺への気遣いだなんて。
シーツなんて何回でも洗うんだから、そんなことで気負わなくても大丈夫なのに。
こさめちゃんのそんなところがどこまでも愛らしくて、でも少し不思議で大好きなんだ。
🍵「…大丈夫、触るだけだよ」
🦈「え、っと……/」
そういい手と手の間を縫って結ぶと、恥ずかしそうに吃っている。
こさめちゃんが押しに弱いこともこういうことに弱いのも全部把握済みだもんね。
🍵「あぁ…触られるのも弱いんだっけ?笑」
🦈「っさいなぁ、余計な一言…!/」
部屋が暗くて視界は当てにならないけれど、きっと今頃こさめちゃんの頬は紅潮しているんだろうなと考えるだけで不意にも口の端が緩む。
🍵「…じゃあ汚れないように俺の手に出していいよ」
🍵「できる限り工夫するしさ、ね?」
こさめちゃんの気を引くため、背中を向けているこさめちゃんの太腿に、ズボンが突き破れそうなほどの大きな昂りを押し付ける。
🦈「……硬いのあたっとるっつーの、/」
🍵「…硬いのなんてお互い様だよ」
既に苦しそうに張っているこさめちゃんのズボンに手を入れて、主張する肉棒をそっと片手でぎゅっと握った。
部屋着で締めつけの緩いズボンですらそれを隠せれないだなんて、全てが素直なんだから。
🦈「っう、……/」
🦈「ちょ…すっちー、…!//」
元々地声から高い声質なのに、高揚したことによって更に上擦りが加算されてより卑猥に聞こえるこさめちゃんの喘ぎ声。
それがまた、俺のズボンを歪に膨らませる要因となる。
🍵「出るとき出るって言ってよね。おれも協力してあげたいしさ、♡」
🦈「悪趣味すぎでしょ…これのどこが聖人なんだか、/」
🍵「…悪人で結構だよ。」
そう放ちながら俺は既に濡れているこさめちゃんの先端をぐちっ、と潰した。
🦈「っあ、…♡//」
🦈「ぅ、ちょ…っと、…♡」
聖人と言われているとは言え腐っても俺は男だし、俺らは男同士なんだ。
それなりに気持ちいところなんて知っているに決まっている。
🍵「ほーら、シーツ汚したくないなら頑張って?笑」
🦈「ん、ぁ…っ…う、…♡」
🦈「ぁ、っう、…ゃ、…../(涙目)」
先端に親指を添えて、こさめちゃんのをぐりぐりと強く擦ったり潰したりする。
その度にどんどん立ち上がってくるこさめちゃんの肉棒はこさめちゃんの感情そのもので、いちいち顔なんて伺わなくてもわかってしまう。
🍵「…こっちの方が好き?」
🦈「あっ、ん、…っにゃ、…♡//」
🦈「やら、っやぁ…っすっち〜、…♡」
手で輪をつくるように形作って、それを繰り返すように上下に動かす。
きっと普段からひとりでもやっているんだろうけど、人にやられるのとじゃ違うみたいでこさめちゃんは気持ちよさそうに声を漏らす。
🦈「はな、してっ…あ、…/♡」
🦈「ぃっちゃ、う…♡♡(涙目)」
快楽と乱闘するこさめちゃんは、ままならない言葉で反抗してくる。
口や鼻だけでは呼吸が追い付かないようで、肩で息をして震えている。
🍵「離したらシーツが汚れちゃうよ?」
🦈「でも…きたない、し…すっちーの手…汚しちゃ、う…っから…ぁ、♡♡」
手からジンジンと伝わる甘い熱。
こさめちゃんの肉棒は発熱していく一方で、それ自身もキツそうに張っている。
なら、楽にさせてあげなきゃね。
🍵「…我慢するのは良くないでしょ?」
🦈「っうゃ、…!?//♡」
🦈「ぃ、〜〜〜…っ、…♡♡」
また先端に刺激を与えた瞬間、こさめちゃんは俺の腕の中でビクビクと身体を大きく震わせた。
快楽のままに放ったこさめちゃんのどろりとした粘り気のある白濁液は俺の手の中だけでは収まり切らず、そのまま勢いのままにベッドシーツへと飛び散った。
🍵「あーあ。結局俺の手もシーツも、どっちも汚れちゃったね?笑」
🦈「…っ、そういうこ、と…言わんでや、っ…//♡」
🦈「は、っ…はー、…/(涙目)」
欲を放ち痙攣が止むと、こさめちゃんは萎むように背中を丸めて俺の腕の中にすっぽり収まった。
こんなに小さくなっちゃって。
🍵「出るときはでるって言わないからだよ?笑」
🦈「…っ、だって…/♡」
やってしまったという罪悪感と溜まっていたものが無くなった解放感のどちらを表すように、こさめちゃんは顔を真っ赤に染める。
🦈「…でも、ごめん…っ、/」
🦈「ちゃんとこさめが洗濯するし、ほら、すっちーは早く手洗っ……」
ベッドシーツを外そうとでもしているのか、こさめちゃんは俺の腕から抜け出して服を着ようと立ち上がる。
🍵「…まだ終わってないんだけど。」
🦈「うわ、っ…!?」
そんなの、逃がすわけないじゃん。
🍵「もう汚れちゃったんだし、どうせなら最後までしようよ。」
🦈「いや、え…っちょ、待っ…/」
口答えをする悪いこさめちゃんの口を塞いで、甘く蕩けた口内を犯していく。
暴れるこさめちゃんの舌を捕まえて、息ができないように隙なんて与えずに、唾液を奪い取って。
🦈「ぁえ、…っ、…/(涙目)」
🦈「ぁ、…っう、…ぁ、…♡♡//」
🍵「…っ、……♡」
俺から逃げようだなんて、そんな下手なこと思わないでね。とはいっても、こんな快楽知っちゃってこさめちゃんが俺から離れられるとは思わないけど。
だから、甘い君をもっと────。
コメント
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てぇてぇ!! いつも栄養をありがとうございます!!今日も楽しく生きられそう♪