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あっやばいナチ日の間にドイツがはいってくんの好きすぎて…😩結構重め過保護系ドイツ大好きですびっぐらぶ🫶❤️ナチの自分の考えをすぐ実行する若干横暴?的な感じと大人のずるくてかっこいい色気愛してます本当に🫶🥺にほさんもナチの計画に乗っけられちゃうの可愛いねうへへっへへ…ん“ん失礼しました 本当に琥珀様の小説は読んでて尊すぎて悶えるし興奮します(?)栄養不足の私に尊いを提供してくれてありがとうございます😭
長文失礼します↓ いつも、琥珀さんの物語を楽しく読ませていただきまして… 思うんですけど文章力がすごく高くて本当!驚かされています。尊敬してます! 今回は猫→寝子みたいに、ちょっとした仕掛け?みたいなものがあって熱かったです 内部の設定も、しっかりしていて心の底からカンヒュのことが好きなんだな〜と文章からもひしひしと伝わって来ました。 色々大好物なので嬉しかったです! ありがとうございます!
余裕のあるなちさんと珍しく余裕のないドイツくん好きですありがとう 紳士なのかただ単に重い男なのか判別つかないなちさん&保護者枠かと思いきやしっかり嫉妬してるなち日絶許ドイツくんに転がされる日本くん最高でしたありがとうございます 日本くんに対する観察、記憶、嫉妬全て強いドイツくん一生味する 琥珀さんのしっかり親子感あるドイツ家本当に大好きです🙏 素敵かつ貴重な卍日+独日小説ありがとうございました
こんにちは。お久しぶりです。
リクエストがまだ溜まっておりますが、ふとナチ日が書きたくなったため書いてしまいました。
落書き程度の産物ですので、夏休みの暇つぶしとして読んでいただけると幸いです。
ちなみに独日要素ありです。
P.S.ただいま、イラコンを開催中です。詳細は、語り部屋第34話『イラコン開催のご案内』をご参照ください。
ぜひお気軽にご参加いただけますと嬉しいです。
朝。薄開きの目の前には、赤黒いルビー色。
目覚めを確認したそれはふわりと細まり、頭を撫でた。
「おはよう、日本くん」
「……ぉわ!?な、っ!?」
距離を取ろうとするものの、身体は跳ねるばかりで動けない。
反対の手が既に、腰を掴んで抱きとめている。
「猫のようだな」
母国語の響きを含んだ低い声が、ケラケラと笑っていた。
「もう…何してるんですか、ナチスさん…」
「何とは、寝子を可愛がっていただけだが」
あやすよう腰をポンポン叩いて、離れていった腕が僕の体を引き上げる。
「今日は約束の日だろう。早く支度をしよう」
「服は俺が見繕っておいた。準備ができたらリビングへ来なさい」
それだけ言って、静かに部屋を去っていく。
サイドテーブルには服一式。
手元のスマホのスケジュールは空欄のまま。
「約束した…のかなぁ」
疑問を抱きつつ、待たせていることは事実なのでさっさと着替え顔を洗う。
リビングへ入ると、ナチスさんの向かいから「日本」と、凛とした声が響いた。
「おはよう」
「おはようございます、父さん」
柔く微笑んだ父さんの指が、黒のジャケットを這う。
「その服、似合ってるじゃないか」
いつ買ったんだと問われるが、僕も知らない。
シンプルだけど、デザインや材質に格を感じる漆黒のジャケット。
こんなオシャレで高級そうな服、貰い物でなければ僕の箪笥に収まることはないだろう。
「これ、ナチスさんが持ってこられたんですか?」
「ああ。君へのプレゼントだ」
「俺の見立て通りだな…とても似合っている」
上から下までじっくり眺め、得意げに、満足げに笑う。
「ありがとうございます。大事に着ます」
その様を見ていた父さんは呆れたように大きく息を吐いた。
「…その貢ぎ癖、変わりませんね」
「菓子に本に服…ありがたいですが程々にお願いしますよ」
「我が子を可愛がって何が悪い」
瞬間、キッと鋭くなった紅い目が地を這うよう唸る。
「日本は俺の子です」
「そう怖い顔をするな。冗談だろう」
含みのある笑いを浮かべるナチスさんに、怒りを浮かべたままの父さん。
父さんもこうして遊ばれていたのかと思うと…微笑ましいような、哀れむような気持ちになった。
「さあ、行こうか。日帝、しばらく借りるぞ」
「父さん、行ってきます」
「ああ。…気をつけてな」
手を引かれ玄関へ向かう僕にかけられた、間の空いた言葉。
あれは一体、なんだったんだろう。
排気音が行き交う街中を二人、横並びの右の影が楽しげな踏音を鳴らす。
コンパスの差を自然に埋める気遣いに甘えつつ、意を決して口を開いた。
「すみません、本日はどちらへ…?」
“約束を完全に忘れている”と言っているような、失礼な質問。
けれど、ナチスさんは意に介す事もなく答えた。
「近くのカフェだ。気になっている店があってな」
「君も気にいるかと思って誘ったのだ」
「そうなんですね。ごめんなさい…僕すっかり忘れてて…」
相変わらず誘われた記憶は思い出せない。
物忘れが酷くなってしまったのか。申し訳ない気持ちが募る。
「気にせずとも良い。最近疲れが酷いとドイツから聞いている」
「少しくらいの忘れ事は仕方の無い事だ」
大きな手が宥めるようポンポンと頭を撫でた。
こういう器の大きさが人々を惹きつけるのだろうな。
それにしても、ドイツさんからか…
「心配、かけてしまいましたね」
面倒見のいいドイツさんは、幼い頃からいつも僕を気にかけてくれる。
だから余計な心配はさせないようにしているのだけれど…申し訳ない。
俯いた頭を撫でたまま、ナチスさんはじっと、僕を見つめる。
「ドイツは心配性過ぎる所がある。君に関することは、特に」
「まあ、君を見守るのが生き甲斐のような奴だ。退屈させない為にも心配させてやれ」
クツクツと笑っているが、いいのかそれで。
見守りが生き甲斐なんて、そんな訳ないだろう。
思うことが沢山あるが、それらは止まった足音に掻き消されてしまった。
「着いたぞ。ここだ」
木製のドアを開けて、カランと鳴るベル。
受付の店員さんへ、彼が奥の席を頼むと伝えて案内されたのは、外も、キッチンも見えない二人席。
ナチスさんにふかふかのソファへと促され席につくと、開いたメニューを渡された。
その動きはすごくスマートで、紳士的だ。
「どれも美味しそうですね」
モーニングの時間帯だが、ラインナップがかなり豊富だ。どれも美味しそうで目の移ろいが止まらない。
悩みに悩んでいると、ナチスさんが迷いなく一つを指さす。
「俺は、これが好きそうだと思っていた」
指さしたのは、オムレツとベーコンを挟んだサンドウィッチ。
ワッフルと迷っていたが、有力候補だった方を示されて、少し驚いてしまう。
思考を読み取られたのかと思ってしまった。
「それにします。ナチ…あ、えっと…」
この呼び方は、公共の場ではマズイか。
あれ、いつもなんて呼んでたっけ。久しぶりで忘れてしまった。
頭を唸らせていると、揶揄うような小声が耳を擽る。
「伯父様とでも、ナチとでも、好きに呼べ」
「…じゃあ、伯父様」
「はは、何度聞いてもいい響きだな。実に愛らしい」
どうやらこれがいつもの呼び方だったらしい。
安堵の息を漏らすと同時に、ナチスさんの赤い目がどこか遠くを眺める。
「覚えているか?昔、君が我が家へ遊びに来た時、ドイツも連れてこうして出かけていた」
ぽわぽわと浮かび出す、もう何十年も前の、懐かしい記憶。
ただの無邪気な子供だったあの頃、同じく幼いドイツさんやイタリアさんと遊んだ日々。
「勿論、覚えてますよ。色んな所に連れて行ってもらって、美味しい料理を沢山食べさせてくれて、すごく楽しかったです」
あの頃から、ナチスさんはよく僕の面倒を見てくれていた。
僕にとっては第二の父で、よく構われに行っていたのを思い出す。
「そうか。それは良かった」
「あと、あの時のドイツさん、絶対に僕の傍を離れようとしなかったですよね」
それは、僕がドイツさんの家を訪れた時。
ドイツさんは常に僕の手を握り、数歩前に立ちはだかっていた。
大人になった今も距離は近いが、可愛らしかったのを覚えている。
ナチスさんもその光景を思い出したようで、懐かしんで笑う。
「日本くんに会えて余程嬉しかったのだろう。あれはまるで番犬だったな」
「えっ、そうなんですか!?複雑な表情をしていたので、お父さんを僕に取られて寂しがってたのかと…」
「…それは、対象を間違えていると思うぞ」
溜め息を吐いて、浮かべる憐れむような視線。
それが誰に向けられているのか、僕には理解ができなかった。
そうこうしているうちに、料理が出来上がっていたようだ。
サーブを終え、賑やかになったテーブル。
僕にはサンドウィッチとコーヒー。
ナチスさんには、ホットドッグとコーヒー、そしてチョコレートケーキ。
彼はそのホットドッグを、ナイフとフォークで切って優雅に食べていた。
…なんか、ナチスさんらしいな。色々と。
僕も挨拶をしてから一口、パンを齧る。
噛むごとに広がる、香ばしくカリフワなパンの風味、オムレツの柔らかい甘み、ベーコンの力強い旨み。
絶妙なバランスで構成された美味しさに、自然と笑みが浮かんでいた。
「美味しい…」
その時、向かいから浴びせられる、温かな視線。
「いい顔をするな、君は」
カトラリーを置いた手が、するりと僕の手の甲を撫でる。
「本当に…変わらない。昔からずっと」
思い出の輪郭をなぞるような、今ある形を確かめるような。
じっとりと熱を孕んでいく指先が、心を揺さぶる。
「屈託のない笑顔も。素直な態度も。純真で嫋やかな美しさも」
「魅惑的な程にーー愛おしい」
美しい微笑みにトドメを刺されてしまえば、僕の顔はもう制御が聞かなかった。
「ぅ…あ、ありがとう…ございます」
追い討ちに、甲にいた指が、真っ赤になっているだろう頬を軽く一撫で。
「すぐ照れるのも、変わらないな」
優しいけれど、少し意地悪。
変わっていない、と思ったが、僕が大人になってから、より意地悪になった気がする。
それでも格好良くて許してしまうのだから…ずるい人だ。
せめてもの抵抗に、ムッとした顔をしてみる。
それすらも上機嫌に微笑んで受け止めるナチスさんは、ケーキの皿を僕へ差し出した。
「これも食べなさい」
「えっ!?でも…」
「俺はもう満腹になってしまった。それに…」
「君の愛らしい姿をもう少し観ていたい。駄目か?」
キリッとした眉が、八の字に下がる。
…まったく。この人は本当に、僕をよく理解っている。
「…駄目じゃないです」
「よし。たんと食え。すぐ壊れられては困るからな」
壊れるって…体調崩すってことかな。
ドイツさんを心配性と言っていたけど、ナチスさんも大概じゃないか。
「じゃあ、遠慮なく」
一口食んで、じんわり広がる甘くてほろ苦いチョコレート。
それは、目の前から注がれる視線のようだった。
お会計を終えて繰り出した外は、もう天が高い。
結局、お会計もナチスさんに甘えることになった。
自分で払うと抗議したのだが…「君の時間を貰った礼だ」と押し切られてしまったのだ。
律儀というか、甘すぎるというか…やっぱり、よく似てる。
「ありがとうございます。ご馳走様です」
「こちらこそだ。とても有意義な時間を過ごせた」
お礼を言ったものの、正直、社会人になっても甘えるのは…気が引ける。
「もし気が済まないというのなら、我が家へ遊びに来なさい。上質なワッフルを用意して待っている」
…やっぱりこの人は、僕の思考を盗み見てるんじゃなかろうか。
「また近いうちに伺います」
「ああ。いつでも来るといい」
またも自然に頭を撫でる、大きな左手。
それに少しだけ甘えたくなってしまったのは…きっと思い出のせいだ。
あれから数日。今日も今日とて定時はとうに過ぎている。
まぶたが重たくなってきた頃、画面にぬっと現れる大きな影。
振り向き見上げると、ドイツさんの不安げな顔が目に入った。
「日本、そろそろ休んだらどうだ」
また隈ができているぞ、と目の下を撫でる親指が温かくて、心地いい。
「そうですね。少し疲れすぎているのかもしれません」
「この間も約束を忘れてしまっていて…ご迷惑をかけてしまいました」
一瞬、眼鏡の奥の瞳が驚き広がる。
しかし、すぐに探偵のように思考を巡らせた後、ポツリと言葉を紡いだ。
「…これは俺の憶測だが」
「その約束は元々無かったんじゃないか?」
「…えっ」
予想外の返答に、困惑を隠しきれない。
約束は無かった?だってナチスさんは約束してたって…
「お前は約束をした時、必ずスマホにメモをしている。それは、どんなに疲弊していてもだ」
「数ヶ月前、半覚醒の状態で取り付けられたアメリカとの約束でも、メモして忘れていなかっただろう」
ああ…あったな、そんなこと。
何徹かして眠気が限界で…仮眠を取ってた時に起こされてアポを取られていたらしい。
記憶はほぼないけど、スマホにメモしていたお陰で、すっぽかさずに済んだんだっけ。
「確かに最近は疲弊していたが、あの時ほどではない。忘れていた、というのは妙な話だ」
そう聞くと、なんだか急に寒気を感じる。
また深く考え込んだドイツさんは少しして、ジロリと僕を捉えた。
「…ちなみに、その約束は誰とのものだ」
心をグサリと刺す、夕陽のような鋭く重い視線。
「えっと…その……」
…言えない。
「ナチスさんと二人でご飯に行きました」なんて。ドイツさん相手に。
だが、黙秘を貫くほど、棘は深々と刺さり重みを増していく。
目を逸らして耐えていると、突然、鉛のような重圧が肩を掴んだ。
「…言いたくなければ言わなくていい。その態度で検討はついた。だが…」
「俺に隠し事をした件は、納得のいく理由を聞かせてもらおうか」
その反対の手には、見慣れたドイツ車のキー。
「今日は帰れると思うなよ」
切れ長の瞳が緩く、不気味なほど綺麗に弧を描く。
ナチスさん。予定より早く、お邪魔することになりそうです。